『誰に向けてコンテンツを作るべきか』

「株式会社WAVES近藤さん×「箕輪厚介」
(以下敬称略)

WA:こんにちは、お世話になります。

箕輪:どうも、こんにちは。

WA:明日から会社員に復帰します。

箕輪:おめでとうございます。

WA:ありがとうございます。心機一転、浅草に引っ越してきました。

箕輪:本社浅草なんですか?

WA:いや、直感で決めました。

箕輪:浅草めちゃくちゃいいですよね。

WA:いかがわしい歴史もありながら、住みやすいのでめちゃいいです。

箕輪:僕の『サウナランド』もあるので。

WA:あっ、そうですよね。ぜひ行かせていただきます。もんじゃ焼きも食べれますもんね。

箕輪:そうです。

WA:で、5万顧問が今日で最後になります。1年弱ありがとうございました。

箕輪:そんな長いんですね。

WA:始まってすぐくらいですね、10ヶ月くらいか。これからはサラリーマンでやり直して、また事業が立ち上がって、顧問でお世話になることがあればぜひ壁打ちお願いしたいなと思います。

箕輪:ぜひお願いします。

共感を得るコンテンツとは


WA
:前回のサラリーマン時代は30代半ばまで営業現場でがむしゃらに生き抜いてきました。今回は、40代で会社の未来に関わる仕事もさせていただける場所なので、以前とは働き方とかも変わってくると思います。
また、自分が結果を出すだけじゃ無くて、下の世代にも結果を出してもらえる活動もしていきたいなと思います。
それが次の50.60代のフェーズに繋がってくると思うので、中繋ぎしっかりしていきます。
個人的な思い込みもありますが、いつも箕輪さんが本出すタイミングが自分の人生と割とリンクしてて、『多動力』や見城さんの『755』の時期が人生で1番働いていました。そのあと病気になったり独立したりして、復活したり、自分としては激動でした。今回箕輪さんが手がけられたけんすうさんの『物語思考』、箕輪さんの『かすり傷も痛かった』『怪獣人間の手懐け方』、中野さんの『クラクションを鳴らせ』。
これらは自分の中で4部作だと思っているんですけど、これからの新たな働き方とか指針になりそうだなと思っています。
お聞きしたかったのが、箕輪さんが最近「脱競争」っておっしゃってますが、箕輪さんの血肉として出たものなのか、編集者として対談などを通して時代を感じたからなのかどちらですか?

箕輪:両方ですね。
個人的なことで、でも個人的すぎても周りの人に全く関係なかったら飲み屋で友達に言ってればよくて本なんか出す必要ないんですよ。
だから個人的なこと、かつ世の中で反響あったり共感呼びそうなことですよね。
例えば、もうフレンチ食べるのしんどいから普通の店の方がいいわとか、個人的なことだけどそんなこと本に書いてもわざわざそれ読みたいって思わないから、個人的に思ってることの中で本になりそうなコンテンツを本にするってことです。

WA:なるほど、俯瞰して物事を見ることで自己体験をコンテンツにしていけるってことですね。

箕輪:そうですね。あと単純に本というものに合うか合わないかもデカいですよね。

自己体験は誰に向けて発信するべきか

WA:編集者としてのセンスですよね。
今そのお話をお聞きしたのは、サラリーマンやって独立してまたサラリーマンやるっていうのを、note含めて残していきたいと思ってます。
でも、その時に自己体験ばかりになるとありがちなポエムになっちゃうので、その辺をどう切り取るのか。よくある昔の自分にメッセージを送る感じって言いますよね。それを残すことによって、ただ日記みたいに残すのじゃなくて、やっぱりコーチングとかそういった部分で還元できるコンテンツの中で、自分はこういう人間だ、こういうことで成功したり失敗したりしたという話でやっていきたいと思ってます。
それで、その中で変に社会を意識しすぎると偉そうにってなってしまうし、個人的すぎるとポエムみたいになってしまうから、いい塩梅の軸がどこなのかなと思います。

箕輪:まぁ個人的なことでいいんじゃないですか。
個人的な話して、あまり社会とか意識してもつまらなくなると思う。一般論というか。それを本として出すならそういう背景とか必要だと思うんだけど、会社員から起業して会社員というテーマで本やるのは本として小さいからやっぱりnoteだと思うんですよね。で、noteだとするのなら個人の近い人とか状況的にたまたま同じ境遇の人が読んで刺さる方がいいですね。

WA:より個人であればあるほど共感しやすいですね。自分を投影しやすいというか。

箕輪:逆に客観性とか社会性とか入れてもよく分からんってなりそうですね。それか例えばとんでもないエピソードだったら別だと思うんですよ。上場させてお坊さんになってまたベンチャー起業戻ったとか。
それだけでテレビ出れそうなぶっ飛んだ話だったらもっと色々社会的な背景とか入れてもいいですけど。いわゆる普通の人が共感できる話なんで、個人的なこと書く以外ないですよ。

WA:そうですね、なるほど。そこまでのダイナミックさはないです。

箕輪:だから社会性とか入れても自分のことを大きく考えすぎてて、なんかそっちの方がポエムになりがちですよね。だから、サラッと書いた方がいいよ。だいたいnoteって自分で感情移入しすぎて友達とか家族が読むならいいけど、他の人が読むとしんどいんで、あまり思い込み入れずに書いた方がいいですよ。

WA:確かに思い込み入れすぎて変に脚色した方が「なんだ?これ。」ってなりそうですね。

箕輪:誰に向けるかですけど。友達ならいいですよ。

WA:わたし的には、脱サラして起業してまたサラリーマン戻る人は今後増えるだろうなと思ってます。そんな中でコーチング的な部分でサポートできればいいなと、ガイドラインになりたいですね。で、それをやって最終的に本を出せるところまで頑張っていきたいなと思っています。これからは東京にいるので箕輪さんのイベントがあったら行きたいと思います。

箕輪:ぜひ、お願いします。

WA:ありがとうございました!

箕輪:応援してます!頑張ってください!


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