「オンライン薬局」×「箕輪厚介」

(以下敬称略)

現在の広報活動と課題

オン:先月から、X(Twitter)をはじめました。薬局の新店舗オープンまでの道のりをストーリーにして投稿しています。

箕輪:調子はどうですか。

オン:薬剤師の方や独立を目指している方から好評で、フォロワーが増えてきました。

箕輪:おめでとうございます。

オン:ありがとうございます。同業者に対しては認知をしてもらうだけでよかったのですが、本当は高齢者をターゲットとしてサービスを届けていきたいんですよね。SNSに頼り切るのは難しいと感じています。

箕輪:たしかに。地域密着型ですよね。そう考えると、SNSは遠回りかもしれない。東京ならまだしも、地方では難しいですね。でも、オンライン薬局をキャラ立ちさせて事業を面白がってもらうためにはSNSは必要です。
実際に、お客さんの獲得につながるような活動はしていますか?

オン:今後、地区会館等でお薬に関する悩み相談を受ける時間を作っていきたいと考えております。

箕輪:昭和スタイルでいいですね。これは何人に会うかが肝ですね。半径数キロ以内に住むターゲットに1人でも多く会うために、とにかく3ヶ月外回りするとかはどうですか?健康系の講演を主催して、高齢者を抱える世帯に訴求するとか。

オン:その通りですね。インターネットでダイレクトに高齢者に届けることは難しいです。

箕輪:ターゲットが地方の高齢者であることからSNSは非効率ですね。でも、認知のためには続けましょう。

プロモーションアイデア

オン:ストーリーを考えた時に、弱者が巨大組織に立ち向かい、変えていくという構図が賛同を得やすいと思っています。
調剤薬局で言うと、医療制度を作っている厚労省や行政とかでしょうか。ただ、出る杭が叩かれないか不安でもあります。

箕輪:叩かれる心配はしなくて大丈夫です。実際は相手にされないし、気づかれないことがほとんどです。よっぽど勝ちそうじゃないと叩いてこないんですよね。そもそも何と戦いたいんですか?

オン:現状、オンライン服薬指導を行うためには医療機関からの指示記載が必要だったり、処方箋を薬局へ郵送してもらう必要があったり、制約が多く不便な点が多いと思っています。もっと簡単にサービスを普及させていくために、さらなる規制緩和を求めていきたいです。

箕輪:テレビCMをするくらい、オンラインでの業界が確立しているのに、戦うっていうのはどう思いますか?

オン:真新しさに欠けてしまうかもしれませんね…。

箕輪:例えば、ライドシェア反対が盛り上がっているのは、実際にまだ認められていないからなんですよね。

オン:対立相手の選定を誤っていましたね。

箕輪:そうですね、誤っているというより、本質的なところがズレていましたね。対立相手が競合の方が成立するかもしれません。オンライン薬局さんの強みを教えてもらってもいいですか?

オン:他のオンラインサービスは外部運送を頼っているものがほとんですが、私たちは当日夕方には届く独自のサービスがあります。ここが強みです。

箕輪:それは素晴らしいですね。外部配送に頼っている既存サービスのなかにも、テレビCMを流せるほど資金調達に成功している企業を見かけたことがあります。まずは、他社のリサーチから始めましょうか。

オン:その通りですね。また頑張ります!

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