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藤岡頼光×家入一真×箕輪厚介 『未知への挑戦』あまりにも大切な当たり前のこと #みのQフェス【セブ島通信】


2019年9月15日(日) 18:00 ー  。

箕輪編集室、 in CEBUです!

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セブ島にある英語の語学学校 QQ Englishさんのシーフロント校にて #みのQフェス が行われました。

このイベントは、今年1月から箕輪編集室メンバー向けの留学体験プロジェクトを実施してくださったQQ Englishさんと箕輪編集室との念願のコラボイベント!
ボードゲームソムリエ 松永直樹さんによるボードゲームイベント、マグロの解体ショー、セブ島の英雄! 「ジョリビー」によるダンスステージ、泡まみれのDJパーティ、そしてトークセッションと、盛りだくさんの熱いイベントとなりました。

我らが箕輪厚介も、セブに上陸。

そしてついに。

箕輪編集室にとっても、QQ Englishオーナーの藤岡頼光さんにとっても念願のあのお方が登壇します。

今宵、この会場にはセブ島各地から200人近くの参加者が駆けつけました。

トークテーマは『未知への挑戦』

これから未知への挑戦に向かう人々へ、3人からのエールをお届けします。

藤岡頼光(ふじおか・らいこう)さん
セブ島語学留学最大手の1つであるQQ English オーナー。日本におけるオンライン英会話ビジネスのパイオニア的存在であり、。フィリピンでの正規雇用を増やすべく、正社員雇用を積極的に行なっている。

家入一真(いえいり・かずま)さん

連続起業家(シリアル・アントレプレナー)・実業家、投資家。『夢見る人を、はじめる人に』クラウドファンディングサイトを運営しているCAMPFIRE 取締役。


豊かさの定義は変わり、すでに誰も答えを提示できない時代へ

お金を稼ぐことが豊かである時代、なにを持っているかが豊かさの物差しとなる時代は終わりました。

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家入さん:昔は、一歩ずつ国や自分が豊かになっていく実感があったんですよね。「お隣さんが車買った、じゃあうちも頑張ろう」って。たとえそれに疲れてしまう時があったとしても、目指せるものがわかりやすかった時代はある意味頑張れた。

箕輪さん:今はそれがない時代ですよね。やりがいとか、意味とかそういうものを追うことに、みんなかっこよさを見出している。それこそ、頼光さんが今、フィリピンで事業を展開しているというのも面白くて。まだものが十分でない国は、圧倒的努力で欲望を目指すでしょう?

藤岡さん:そうなんですよね。まだまだ雇用や賃金の部分で、整えられることはあると思います。

家入さん:僕らの世代であれば、かっこいいスポーツカーに乗りたいとか、あったわけだよね。こんな風に価値観って変わるんだって驚くけど、今もし爆音鳴らして街を走ってたら「ダサいな」って思われるよね。

とは言っても、いまだに夜景の綺麗な高層マンションに住むことが幸せな人もいるし、一方で年収とかすごく低いけど、みんなでシェアハウスで住んで幸せという人もいる。なにが正解でもないんだよね。もう誰も答えを提示できない。

箕輪さん:ゲームで例えるとわかりやすくて、昔は『ドラゴンクエスト』みたいなRPGゲーム。徐々にレベルを上げながら強い敵に向かっていって、ラスボスを倒す、みたいな道筋だったんだよ。
今、俺の子供がやってる『Minecraft』みたいなゲームって、目標も何もなくて突然「あなたが作りたい世界を作ってください。」って言われるの。答えがその人の数だけあるから難しいし、逆に言うと、作りたいものがすでにある人はこれからの時代強いよね。

「未知への挑戦」が溢れる時代

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今回のテーマである「未知への挑戦」。
箕輪さんはこれからの時代、挑むことが“おいしい”時代がくると話します。挑戦へのハードルが下がる中、立ち向かう人に伝えておきたいこととは何でしょうか。

家入さん:大きな夢を持つことはいいんですよ。でも「そのために日々何をやっているか?」と聞くと、なにも返ってこない人がすごく多い。
例えば「再び日本をアジアで一番にします!」という夢を持った人に、「昨日なにした?」って聞くと、「DVD見ていました。」って返ってくる。
「そっかそっか、そんな日もあるよね。じゃあ今日は?」「…漫画読んでました。」
結局、一日一日、何をしているかに現れると思うんだよね。

箕輪さん:あのホリエモンだって、10年以上続けているメルマガを刑務所に入所する前日だって書いていたんですよ。
ちょっと前に出版した『ハッタリの流儀』でおこなった『価格自由』のリターンで、支援者にLINEIDを教えたの。意味わからないLINEばっかり届いて滅入ってたから「もう返金しましょう。」って言ったら「いや、やりきる。」って。だからホリエモンは信頼できるんだよね。
ハッタリをかませるのは、誰よりも真面目にやって、努力で辻褄を合わせる人なんだよね。

家入さん:藤岡さんの話も箕輪さんの話も、再現性があるかって言われたらないと思うんです。だって、今日いる100人はそれぞれ100冊の小説になるくらいの人生を歩んでいるわけですよ。その1ページ1ページをどう作るか?っていうことを、毎日毎日考え続けることですよね。

箕輪さん:まさにそう。大学生の時にR25の記事を読んでいたら、萩本欽一さんのインタビューがあって、記憶だから意訳かもしれないけど、「死ぬ前に自伝を書く時に、面白い面白くないじゃなくて目次がたくさんある本にしたい」って書いてあって、「これだ!」って思ったんだよね。
昨日と同じことをしていたら目次なんて増えないから、新しいところへ行ってチャレンジしたり修羅場にあう。目次を作りにいくということを意識して、生きていると思います。

一歩先を走り続ける2人が見つけた、シンプルなこと

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家入さん:今までやってきたことを振り返ると、全て居場所を作りたかったんだと思うんだよね。

40才を迎え、自分が人生をかけて何をするのかを考え始めた家入さんは、このミッションにたどり着きます。

家入さん:今の仕組みや制度の中で生きづらさを感じている人。これだけ選択肢がありすぎる時代に、なんらかの原因で選択肢を持っていない人。
「これをしたい」と人が思った時に、声をあげられない世界は嫌なんですよね。

箕輪さん:僕も家入さんの「リバ邸」を真似して「みの邸」というシェアハウスを作ったけど、「生きるために生きること」を辞められる場所を作りたかったんだよね。
20万の給料で10万の家賃がかかってたら、やりたくなくても辞められなくて、思考停止する。じゃあ3万円のシェアハウスに住めば、辞めたい時に辞められるじゃん。そうしたら、落ち着いて自分がやりたいことを探せるようになると思って。

『ブランド人になれ』を読んだ人がフォロワーを増やそうと全員突飛なことをやりだしたりしたけど、それは所詮、砂でできた城のようなもの。
不幸なのは、周りもブランドだと思ってるから、自力をつけるチャンスがもうない。
変に突飛なことをやるよりも、左手でハッタリをかましつつ右手では地道にやる。大スキャンダルを起こしても、でもいい人だよ、仕事はできたよねって言ってもらえる人じゃないと。

目の前の人がなにをしたら喜ぶかを考えられること。椅子を並べたらありがとうと言われて、動画を作れば「いいね」と声をかけられる。それが嬉しいからもっと勉強しよう、上達しよう。
そんな風に思える場を増やすために、箕輪編集室という一つの場を作っています。

挑戦する人へ。当たり前のことを当たり前にやり続けられるか

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箕輪さん:僕が本を出しているからっていうのもあるんだけど、『多動力』を出せば色々なことを同時に行うことがいい、『ハッタリの流儀』を出せば、ハッタリばかりかます、みたいにみんな都合よく解釈してワンチャンスを狙っちゃうんだよね。そう言う風に表面だけを拾って欲しくなくて、箕輪編集室をやっているのもある。世の中って本当にシンプルだけど、淡々と頑張っていくしかないんだよ。

藤岡さん:だいたい皆やめていくからね。フィリピンで語学学校をやろうってたくさんの人が挑戦したけど、僕の今があるのは辞めなかっただけだからね。

箕輪さん:当たり前のことを当たり前にやる。なんか説教おじさんみたいになってきた(笑)。究極世の中ってそんなに難しいことなくて、超普通のこと言うけど、淡々と頑張り続ければだいたい大丈夫なんだよ。

家入さん:そうなの! 先人が言ってたことに反発ばっかりしてきたけど、先人の言っていることは合っているんだよね。

箕輪さん:正解がどこかにあるはずだって、本を読んだり面白い人に会いに行ったり僕もそういうことやってきたけど、正解なんかないからさ。

本質はみんな知っていることだよ。ホウレンソウが大事とかさ(笑)


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<本日のグラレポはこちら>

グラフィックレポート:ナガヤ・ケント
執筆:柴山由香 柴田佐世子
写真:池田実加

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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com

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