
箕輪編集室は「点」が「線」になる場所
箕輪編集室所属メンバーのインタビュー企画。今回取材した箕輪編集室メンバーは、箕輪編集室・デザインチームでリーダーを務める前田高志さんです。
*前回の記事はこちら
フルスイングのデザインで箕輪編集室のテンションを上げる
篠原:箕輪編集室でデザインをするのと、ご自身のお仕事でデザインをするのとでは何か違いはありますか?
前田:箕輪編集室でデザインする方が楽しいかな。仕事より箕輪編集室のことがやりたくなる。
篠原:ここ太字ですね(笑)。
前田:より自由にできるのが楽しいんかな。自分で決められる。あと単純に喜んでくれる人が多いからかもしれないですね。
篠原:以前ブログで前田さんにとっての幸せは「成長することとドキドキすること」とおっしゃっていたんですけど、「仕事=成長」、「みの編=ドキドキ」という感じですか?
前田:あ、そうかも。仕事で学んだこととかをみの編で活かしてるって感じ。お金もらってると責任が伴うから、結構真面目に頑張らないといけない。みの編の場合はフットワーク軽く作れるから楽しい。
篠原:最近の「ガチの編集ゼミ」バナーもすごく良かったです。めちゃくちゃかっこいい! ちなみに、箕輪さんはどのようなデザインを選ぶ傾向にありますか?
前田:どうだろう。でも、それこそ「置きにいっていないデザイン」じゃないかな。
ガチゼミバナーに関しては、箕輪さんのタイムラインで違和感があるようなデザインにしました。いつもの箕輪厚介とは一味違うぞ、ガチだぞ、ということを出したくて。
まぁ、僕の見せ方もちょっといやらしいんですけど。提案書では推したいやつを三つ目に置いたり、ちょっと補足の説明入れてたりとか。箕輪さんアウトレイジ観てたから、コメントに「アウトレイジ」って入れたんですよ。
篠原:ああ、それは選びたくなる(笑)。
前田:最初は装丁やりたいってだけだったんですが、いつからか「デザインで箕輪編集室のテンションをあげたい」って思うようになって。ガチゼミバナーは箕輪さんのテンションちょっと上がったんじゃないかな? って思ってます。
箕輪イズムを受け継いだ『前田デザイン室』、始動
篠原:実は今回のインタビューで一番聞きたかったことなんですが。いよいよ3月1日からオンラインサロン『前田デザイン室』がスタートしますよね。なぜ始めようと思ったんですか?
前田:なんやろ…。作りたいものが日々埋もれてるけど、結局そのまま作らなくて仕事ばっかりしてるっていうのがあって、それを助けてほしいなって。
篠原:箕輪さんと似ていますね。仕事量が多すぎて手が回らないからサロンを作ろう、という発想。
前田:箕輪さんから吸収したものが着想のきっかけになっているので、ただ点が線になってきている感じ。箕輪編集室に入ったのはたまたまだったけど、気づいたらすごい重要な線になっているなと。
篠原:うわぁ…。なんか嬉しくて泣いちゃう。
前田:実はオンラインサロンは1年前くらいからずっとやりたくて。でも本業を絶対圧迫するし、サロンをやる以上メンバーに教えなければならないと思っていて。でもそれはキツイなって、ずっと保留してたんです。
でも、箕輪さんが“大企業モンモン病”って言ってたけど、“クリエイターモンモン病”もあるなって思って。作りたいものいっぱいあるのに作れない、作ってない。クリエイティブを純粋に楽しめる「場所」を作りたいから、やっぱりオンラインサロンをやろうって決めました。
実績が欲しい人はサロンで作ったものを実績にしたら良いし、僕は自分が本当に作りたいもの作れるし、それが広報活動にもなって仕事に返ってくるかなと思って。まさにみんなwin-win。
篠原:前田さんが最初にイメージしていたコミュニティは1対nという、講師がメンバーに教える形式ですよね。一方で箕輪編集室はn 対 nの横の繋がりを重視している。
箕輪さんも「ファンクラブは1対nだけど、オンラインサロンはn対nで横の繋がりのコミュニティになる」と言っていて、これからの時代に求められているのは後者ですよね。
前田:そう。n 対 nの話を聞いて、実際ライターチームとか箕輪大陸とかが動き出しているのを見て、あ、これが理想のコミュニティだって思って。箕輪編集室を丸パクリすることにしました(笑)。
だからこそ箕輪編集室でデザインを頑張りたい、デザインで貢献したいって気持ちが強いですね。
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聞き手・テキスト・編集 篠原舞
写真 大竹大也
カバー画像デザイン 前田高志
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