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【日刊みの編NEWS】「今日」を「昨日」から区別せよ。オンラインサロンで退屈を吹き飛ばせ。

おはようございます、箕輪編集室 運営チームの三浦 俊平です。
3月12日(火)の日刊みの編NEWSをお伝えします。

前回、4月から新生活を迎える人に向けて、オンラインサロンの効能について書きました。翌日に、日本テレビの情報番組「スッキリ」でオンラインサロンと箕輪編集室の特集があるということを把握していたので、そこに向けて書いてみたわけです。

おかげさまで、たまにしかない「箕輪さんからの日刊リツイート」の恩恵を受けることができ、いつもよりもたくさんの人にコラムをお届けすることができました。(きっかけとなったきよさん、どうもありがとうございます!)

前回は「新生活に入る人向け」に書いたので、今回は「入学・入社からある程度の時が経ち、日々の生活に慣れている(慣れきってしまっている)人」に向けて書いてみたいと思います。

「そこに居ることが目的である」という場所

先週、コルクの佐渡島さんのnoteが話題になりました。

臨床心理士である東畑開人さんの新著『居るのはつらいよ』を読んで、「ケア」と「セラピー」の違いについて知り、佐渡島さんご自身がこれまでどうであったか、という考察がなされています。

「自分がやっていることがケアではなくセラピーであった」という気づきが、わたしが妻に対して行っていたことに対する気づきとまったく同じであったため、深く共感した次第です。

佐渡島さんのnoteでは、ケアとセラピーにフォーカスが当たっていましたが、本の全体を通して語られているのは「デイケアという『そこに居ることが目的である』コミュニティで過ごしていた東畑さんによる、居場所についての考察」です。

箕輪編集室をはじめとするオンラインコミュニティも「居場所」という観点で語られることが多いため、今回は、この本を通じて気づいたことについてシェアします。


箕輪編集室を楽しむために必要な素養とは何か

外から箕輪編集室を見ると、「クールでカッコいいクリエイティブ」や「質の高い記事」が目立ちます。

そのため「デザイン、動画、ライティング、編集」といった素養が無いと楽しめない場所なのかな? と思われがちです。しかしながら、わたしとしては「スキルがどうこうよりも、もっと大事なポイントがあるのではないか」という仮説を立てています。

それは「箕輪編集室をもっとも楽しめるのは、暇をもてあまして退屈している人である」というものです。

なぜ「暇」で「退屈」している人が箕輪編集室に向いているのか。それを見事に言語化しているのが、東畑さんの『居るのはつらいよ』なんです。

「暇と退屈」そして遊びによる癒し

『居るのはつらいよ』の第5章に、デイケアに通うメンバー同士が「遊ぶ」ことによって、どのような効果が得られるのかについて触れている部分があります。(書籍を読んでみていただきたいため詳細は割愛します)

デイケアでの事例を通じて、オンラインサロンで「遊ぶ」ことと「メンバーの安全安心が担保され、癒されること」の関連性が見えてきます。(冒頭でご紹介した佐渡島さんのnoteの有料部分でも、同じ箇所からの気づきが語られています)

また、この5章には哲学者の國分功一郎さんの『暇と退屈の倫理学』からの引用がいくつかあり、コミュニティを語る上でとても面白かったのでご紹介します。


「暇」と「退屈」とはいったいなんなのか

現代の日本は比較的恵まれた環境におかれており、金銭的にも時間的にも余裕を持つ人がたくさんいます。特に、最近の「シェアリングエコノミー」の流れにより、必要最低限の暮らしを維持するためのハードルはいっそう下がっています。

日々の生活において、時間的な余裕が生まれると、「何もしなくてよい時間=暇」を得ることになります。では、現代人はその「暇の時間」を何に使っているのでしょうか。

『暇と退屈の倫理学』では、以下のように語られています。

『暇と退屈の倫理学』 P23より引用
資本主義の全面展開によって、少なくとも先進国の人々は裕福になった。そして暇を得た。だが、暇を得た人々は、その暇をどう使ってよいのかわからない。何が楽しいのかわからない。自分の好きなことが何なのかわからない。
そこに資本主義がつけ込む。文化産業が、既成の楽しみ、産業に都合のよい楽しみを人々に提供する。かつては労働者の労働力が搾取されていると盛んに言われた。今ではむしろ労働者の暇が搾取されている。


暇は搾取される

先の引用部分にあったとおり、広告やテレビ番組、セールスマンの言葉によって、「これがあなたのしたいこと(欲しいもの)ですよね?」という提示を受ける機会が非常に増えています。

特にここ最近は、インターネットにおけるリコメンド機能(オススメの提示)の技術革新の流れをうけ、機械的に「自分がもとめている(と錯覚してしまう)もの」を提示される機会が増えています。

『暇と退屈の倫理学』 P24より引用
人は暇を得たが、暇を何に使えばよいのか分からない。このままでは暇の中で退屈してしまう。だから、与えられた楽しみ、準備・用意された快楽に身を委ね、安心を得る。

「供給側が需要側を操作し、それを買わせることで時間やお金を搾取する」ということが徐々におき始めているわけです。

人は「退屈」に耐えることができないため、そこにつけ込まれてしまう。
では、そもそも「退屈」とはいったい何なのでしょうか。


「昨日と同じ今日の繰り返し」が退屈を生む

イギリスの哲学者バートランド・ラッセルは以下のように語っています。

『暇と退屈の倫理学』 P24より引用
実際にラッセルの退屈論を検討しよう。
退屈とは何か? ラッセルの応えはこうだ。退屈とは、事件が起こることを望む気持ちがくじかれたものである。
(中略)
ここに言われる「事件」とは今日を昨日から区別してくれるもののことである。人は毎日同じことが繰り返されることに耐えられない。「同じことが繰り返されていくのだろう」と考えてしまうことにも耐えられない。だから、今日を昨日から区別してくれるものをもとめる。

毎日同じ生活サイクルで、学校や会社に行き、帰宅して寝るだけ。その繰り返しが退屈を生む。それを埋めるために、(受身的に)供給側から提供されたテレビ番組を見て、スマホゲームして退屈を紛らわす。そんな人が増えています。

せっかく与えられた「時間」という資産を、そのようなことで垂れ流してしまうのは非常にもったいないです。

箕輪編集室では毎日事件が起こっている。

箕輪編集室では毎日いろいろなことが起こっています。

この「日刊みの編NEWS」の末尾を見ていただいてもわかるとおり、1日として「昨日と同じ」ということはありません。「今日を昨日から区別してくれるもの」であふれています。

このことは、アクティブなメンバーがみんな口にする「みの編に入る前は、暇な時間に何をしていたか忘れた」という言葉からもおわかりいただけると思います。

人生に退屈しているすべての人へ「遊び」を提供する場所。それがいま盛り上がっているオンラインサロンに共通しているものです。

事件のない毎日の繰り返しに飽きてきている方、”主体的に”暇を楽しいことで埋め尽くし、退屈とおさらばしましょう!

箕輪編集室の入会はこちらから!


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■昨日 3/11(月)のみの編
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箕輪★狂介さんの初ライブが行われました。箕輪編集室メンバーも応援に駆けつけました! 箕輪さんも狂介さんのライブを見守ったのでしょうか。

ライブのあとは近くで行われていた関東チームによる焚き火会に合流。焚き火を囲んでBBQを楽しみました。

キャリアデザインチームでは、ボードゲーム会が行われました。たくさんのメンバーが集まり、ボードゲームソムリエの松永さんと冒険をしたそうです。どんなボードゲームを行ったのでしょうか、気になりますね。

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■今後のみの編
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毎週火曜日 The UPDATE 特別観覧*
毎週水曜日[関西チーム]カバンナイトスクープ
3/12(火)[PRチーム]SNSアカウント設計
3/13(水)[キャリアデザインチームx学生チーム]他己分析zoom
3/14(木)[キャリデザチーム]熱狂とキャリアを結ぶ仕事術*
3/16(土)
[前田デザイン室主催]前田デザイン室1周年イベント*
[関西チーム]前田デザイン室1周年イベントライブビューイング@四ツ橋
[デザインチーム]【満員御礼!】リアルデザイン道場:文字
3/17(日)[コミュデザチーム]3月第二回目のWELCOMEオリエン!
3/19(火)
[女性チーム]第2回リリプリ "ゲスラブ" ゲーム会
[PRチーム・メディアチーム]zoom飲み会
3/21(木)[みの邸チーム]みの邸住人と交流会
3/22(金)
第12回みの編歓迎会(新歓)
[関西チーム]関西定例飲み会「Mirai the Kansai」
3/26(火)[PRチーム]PRチーム戦略会議
3/28(木)[コミュデザチーム]コミュデザ懇親会&ボードゲーム飲み会!
3/29(金)第6回#みのエモ
3/30(土)[関西チーム]奈良で日本酒飲もう!(ノンアル可)
3/31(日)[関西チーム]えんどぅ・みちるんおかえりなさい新歓
4/1(月)~4/4(木)[PRチーム]SNS運用メンバー募集説明会
4/9(火)[PRチーム]死ぬこと以外かすり傷読書会 presented by 箕輪編集室公式Instagram
4/23(火)[PRチーム]PRチーム戦略会議
4/30(火)[PRチーム]zoom飲み会
5/11(土)かわるフェス*

*は箕輪さん参加予定のイベントです。

テキスト/三浦 俊平
編集/柴山 由香
昨日のみの編/荻原 茜

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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com

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『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/

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