【夕刊ミノ】ライターチームレポ「書店員メルマガ『箕輪書店だより』配信の裏側 」
こんばんは、箕輪編集室ライターチームの荒木利彦です。1月31日(木)の夕刊ミノをお届けします。
今回はライターチームとして関わった書店員さん向けメールマガジン『箕輪書店だより』配信までの裏側をお話しさせていただきます。
メルマガ読者がメルマガの製作に参加
僕は個人的に4つの有料メルマガを購読しています。その中で一番古くから購読し、さらには箕輪編集室の入会にも深く関わったメルマガが、ホリエモンの「堀江貴文のブログでは言えない話」です。
ホリエモンが著書『多動力』を発売した当時、メルマガの中で編集者の箕輪厚介さんが紹介されていました。「箕輪さんって、面白い人だな」という印象からTwitterをフォローしたのがきっかけで箕輪編集室に入会することになりました。
メルマガ→箕輪編集室入会の経緯はこちら
ただただ興味があって購読していたメルマガですが、思わぬ形で恩恵をもたらしてくれることになりました。
『箕輪書店だより』第一号でやったこと
箕輪編集室のメールマガジンプロジェクトでは、メンバーがインタビューに赴き、その収録音声をもとに書き起こし・編集をして、ライターチーム初となるメルマガ配信にむけて着々と準備が進んでいました。配信が1月30日に迫った最終段階で、僕もメルマガに詳しいということもありプロジェクトに参加することになりました。
最初にメンバーへメルマガそのものについて聞いてみると、あまり購読していないのが意外でした。特に有料のものとなればなおさら読まれていないんです。
そもそもメルマガを読んでいる人が少ない中で、「メルマガを4つ購読している」という点は僕の強みです。
こうしてメルマガのしきたりを知るものとして、製作するメンバーへのアドバイスなど、貢献できる道筋が見えてきました。
メルマガ配信に向けた作業
まずやったことは、購読しているメルマガの文字数のチェック。ホリエモンのメルマガは毎週月曜日に3通の長文メールが届くのですが、あらためて数えてみると3通合わせて約4万文字とものすごい量でした。
なにげなく読んでいましたが、メルマガ配信の裏には相当な労力がかかっているのだと感心しました。
今回使用するメルマガのシステムは、1通の上限が2万文字とのことで全体のイメージはつかめました。
他にもメールの制約(メルマガの作法としてフォントサイズ変更や画像添付をすることはあまりない)などについてメンバーへ説明しました。
次にメルマガの告知noteを書くことになりました。
完成した告知noteはこちら。
文章をたくさん書いたように見えますが、実際に書いたのは、前書きと山下さん(青山ブックセンター本店店長)のインタビュー部分。ほかの部分は元原稿があったのでコピペしています。
山下さんインタビューは告知note執筆時点で完成していなかったので、書き起こし原稿を読みつつ重要そうな部分を抜き出して編集をしました。
運営メンバーのチェックを挟みつつ記事を書き上げて公開にこぎつけました。
原稿の話でもう一つ特筆したいのは『FACTFULNESS』の共訳者の上杉周作さんのことです。
インタビューに答えていただいた上に、なんとインタビュー記事の赤入れ(修正)までお手伝いしていただけたのです! なんて良い人なのでしょう!
ライターチームで作成していた原稿データに上杉さん本人から丁寧なコメントの数々をいただけました。
あの『FACTFULNESS』の製作秘話noteにもあったような、伝わりやすく読みやすくなった文章を間近に見られて、運営メンバー一同感動していました。
それに、ちょっとした言い回しにも「これいいですね!」という一言コメントもいただけて、上杉さん優しすぎます。
そんな上杉さんの『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』翻訳秘話はこちら。英語の書籍が日本語へ、緻密に丁寧に翻訳されている様子が伝わってきます。
箕輪さんと共に書店を盛り上げていきます!
そして、告知記事を公開した直後にうれしいことが起きました。
箕輪さんに言及してもらえたのです! ライターチームの運営メンバーはここで一つの達成感を得ました。
箕輪さんがチームの動きを把握してくれているとやはり安心感が違います。箕輪さんがチームの投稿に反応してくれることは、チームのモチベーションに大きく好影響を与えるのはまちがいないです。もちろん箕輪さんの力に依存しすぎてはダメなんですけどね。
箕輪さんは、この書店員向けメルマガを軸にして書店員さんとつながりを作ってコミュニティを形成しようと考えています。
書店通いが大好きな僕としては、今後の展開がかなり楽しみです。以前『死ぬこと以外かすり傷』発売の際に、箕輪編集室の関西チームメンバーが紀伊国屋書店の梅田店で書店員をするという、とても貴重な経験をさせてもらいました。
これからもこのような形で、書店さんと箕輪さん・箕輪編集室の間にさらに深い関わりが生まれると思います。
『箕輪書店だより』の配信開始!
いよいよ、1/30 22時に書店員さん向けメールマガジン『箕輪書店だより』の配信が開始されました!
本が売れない、出版不況だ、と言われて久しいですが、このメルマガがきっかけとなって『書店2.0』ともいうべき大きなうねりが生まれると確信しています。
箕輪さんを筆頭に箕輪編集室一丸となって書店業界・出版業界を盛り上げていきます。
楽しみにしていてください!
ただ申し訳ないのですが、このメルマガは書店員さん限定のコンテンツになっています。ご了承くださいませ。
★メールマガジン『箕輪書店だより』は下記から購読できます。
メールマガジン『箕輪書店だより』への反応!
1/30 22時に配信された書店員さん向けメールマガジン『箕輪書店だより』にさっそく書店員さんから反応をいただいております!
みなさんありがとうございます!
テキスト 荒木利彦
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