箕輪編集室2020
あけましておめでとうございます!
早速ですが、2020年は僕にとって大きな転換点だと思ってます。
昨年まで、ベストセラーを作ったり、メディアで顔を売ったり、色々やってきましたが、今年は箕輪編集室というコミュニティに力を完全に入れていきます。
箕輪編集室2020始動です。
2020年1月入会の方は特別に初月無料にしたので、試しに入ってみてください。
きっと何かしらあなたの人生に刺激を与える、ポジティブな居場所になると思います。
こちらから↓
そして、あと2分だけください。
『マンガ 死ぬこと以外かすり傷』の「おわりに」を読んでほしいです。
実は、箕輪編集室2020への案内文になっています。ここで無料公開します。
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「おわりに」
世界へ出て、世界を変えよう
漫画『死ぬこと以外かすり傷』をお楽しみいただきありがとうございました。
自分の人生を漫画にし、しかも自分の所属する出版社から発売するような頭のおかしい人間になるとは、漫画の最初に出てきたピカピカ社会人の時は一ミリも思わなかったです。
人生は何が起きるかわからないなと、自分で自分の漫画を読んで、改めて感じている。
漫画として盛り上げるために、双葉社の先輩方がモブキャラみたいになってしまったことを真剣に心苦しく思っている。
実際、僕の今があるのは、最初に入った会社が双葉社という、自由で、オープンで、個性を大切にしてくれる会社だったからに他ならない。この場を借りてお詫びしたい。
僕は就職活動の際、テレビ局や出版社を中心に受けた。しかし結果、沖縄のリゾートホテルにしか内定が決まらず。
沖縄に移住し、砂浜にパラソルさす仕事に就く予定だった。浪人までして早稲田大学に入り、結果砂浜にパラソルをさす。
「俺の人生ってなんだか面白いな」と自分で自分を強引に納得させていた。しかし、ここでリーマンショックが起こり、唯一の内定先である沖縄の会社があっさり倒産。就職浪人することになった。
そして二回目の就活で、落ちこぼれの僕を拾ってくれた唯一の会社が双葉社だった。
僕は大学4年間、遊びに遊び、遊び狂っていたので、入社しても何もできなかった。
キーボードの打ち方さえも分からず、デスクにキーボードの打ち方のメモを置き、それを見ながら仕事をしていた。さながら、おじいちゃんのリハビリ状態。
そんなダメダメな僕を温かく見守り、たくさんのチャンスをいただき、事故っても笑って許してくれた、双葉社の皆さん、本当にありがとうございました。僕は毎朝、飯田橋の方を見ながら、頭を下げ、仕事を始めております。
漫画の最後に、僕が「なんか飽きちゃったな」とつぶやく。これは、仕上がった漫画のゲラを読んでいたときに、僕が最後に追加したセリフだ。
ザ・ハイロウズの「モンシロチョウ」という僕が好きな曲に次のような歌詞がある。
「裸になればいいのか
ポコチン出せばいいのか
存在してるだけじゃ
退屈で嫌になっちゃうよ」
僕は破壊衝動というか、自滅欲求というか、しっかり安定している空気を感じると、それを無性に壊したくなる。
テレビなどで「ヒットメーカー」「次世代の論客」みたいに言われたり、なんかまともな人っぽく扱われている自分は居心地が悪い。
自分についてしまったイメージを破壊して、もう一回ゼロに戻して、新しいことやりたいなと思っている。
漫画の中にも登場したように、僕のベースは「箕輪編集室」というオンラインサロンだ。今は1300人以上のメンバーが在籍していて、それぞれのメンバーが自走して、様々なプロジェクトを動いている。
中学生から60代まで、クリエイターからアスリートから、サラリーマンから公務員まで、ありとあらゆる職種の人が参加していて、ある意味で一つの国家のようだ。
僕はこの「箕輪編集室」を来年から世界に広げようと思っている。
僕は編集者として、ベストセラーをただ出しても嬉しくはない。トンデモ健康本や嫌韓本でヒットを出しても、森林の無駄遣いじゃんと思う。
本がきっかけで一人でも多くの人の人生が実際に変わったり、この世界が面白くなっていったりしてはじめて、本を編集してよかったなと感じる。これはキレイゴトではなく、本というものを利用して世界を自分が都合よい方向に持っていこうとしているだけだ。
僕が編集する本には、「未知なることに挑戦しろ」という一貫したメッセージがある。
挑戦する人を安全地帯から笑ったり、失敗した人をここぞとばかりに叩く世の中は好きじゃない。批評家が幅を利かし、実践者が馬鹿にさせる世界は、僕にとって都合が悪い。
だから本を読んで共感してくれた読者と、挑戦することが美しいと思える世界を作っていきたいのだ。ツイッターで賢い顔して他人を批評している人間より、馬鹿でもとりあえず動いてみる人間のほうが尊い世界だ。
しかし、本を読んだだけで、明日からの行動が変わり、世界を変えようと動く人は、1%もいないと思う。
だからこそ、本で感情を揺さぶられた人たちを束ねて、現代の私塾のようなコミュニティを作っている。
それが「箕輪編集室」だ。人体に新しい血液を染み渡らせ新しい人間へと生まれ変わらせるように、世界中に僕の編集した本に共感してくれた人たちを散りばめ、新しい世界を作っていきたい。
最近、日本は“オワコン”だとかよく言われる。実際に、人口がどんどん減っていて、5年後には3人に1人が65歳以上になると言われている。3人に1人が65歳以上の会社を想像してみてほしい。そりゃ無理だ。
船として、沈んでいるのは間違いない。
しかし、どうにもならない状況というのはチャンスだ。どうにもならないんだから、動くしかない。挑戦しないと死ぬだけだ。
幸い、世界にはこれから勢いを増す船がたくさんある。海の向こうでは目をギラギラさせた連中が暴れまわっている。
沈み行く船で内向きに生きるのではなく、ガンガン世界に飛び出していく足場を僕は作りたい。
世界に出ていき、世界を変える。そして、そのエネルギーを日本にまた還元する。
だから来年「箕輪編集室」をまず東南アジアに進出させる。そこからヨーロッパ、アメリカ、南米、アフリカと広げていって、ある意味、マフィアのように同じ志をもった人たちが世界中にいる状況を作っていく。
世界中のどこでもポジティブな挑戦ができ、同志たちと切磋琢磨できるような居場所にする。
この本を読んでくれた人たちの中で、一緒にこの船に乗ってくれる人は、たまに沈没したり、とんでもない目に遭ったり、海賊に襲われたりするかもしれないけれど、きっと楽しい場所に連れて行きます。たぶん大丈夫。
お待ちしております。
1月入会限定で初月無料。箕輪編集室はこちらから。お待ちしてます!
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