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就活では、無邪気さこそ最大の武器

4月21日、長崎大学にて『超現代版「生き方・働き方」変化の時代を生き抜く人々へ』と題した講演会が開催されました。長崎大学大学院に通う半田さんの司会のもと、まずは箕輪さんの学生時代について語られました。

熱量を持て余していた学生時代

箕輪:いえーい!ハロー長崎!ありがとうございます!

半田:空港に着いてそこから大体2時間くらい長崎観光しましたけど、どうでした?長崎は。

箕輪:長崎港の海鮮丼屋さん最高すぎる。なんなのあれ?

半田:ずっと最高って言ってましたね。

箕輪:最高でしょ!俺一番、本当、47都道府県で一番好きな県です。

半田:今日は学生さんも多いことなので、箕輪さんの学生時代のお話を聞いてみたいと思います。

箕輪:よし。

半田:箕輪さんは早稲田大学出身ですね。どんな学生生活をされていたんでしょうか?

箕輪:もうこんな感じです。ずっと酒飲んで、適当にイヤーって。学生証の写真が裸でしたからね。今思うとなにも面白くないんだけど、証明写真のボックスの中に裸で入って写真撮って。

あの時代、Twitterあったら完全にバカな学生として炎上してた。ワイドショーのネタになっていたと思う。

半田:すごい学生でしたね。

箕輪:なんだろうね。多分それで面白いと思ってたわけじゃないけど、学生の時って影響力もなければ何もないから、とにかくこのままじゃ嫌だって思って何かしらしていた。有り余るエネルギーがあったんだけど、それをどうすればいいか分からなかった。

半田:何に向かってエネルギーを使えばいいか。

箕輪:はい。

半田:意識高い系とかではなかったんですか?

箕輪:あー全く。意識低い系だった。

半田:インターンとか行ったりは?

箕輪:インターンとか行っている奴マジ鼻で笑ってた(笑)。「インターンとかだせぇ、あいつ才能ないからインターン行ってんだ」って。そんな感じの人でしたね。

半田:そうなんですね。じゃあもう授業を普通に受けていたと。

箕輪:授業も受けてなかった。「箕輪くんいると授業にならないから出席しないでください」って言われて。

半田:先生からですか?

箕輪:うん。

半田:すごい学生だったんですね。

箕輪:でも早稲田はそういう人、何人かいるからね。俺、上半身裸…いや、パンツ一丁で歩いてたな。ビーサンとパンツで歩いてた。でも帽子は被ってたから恥ずかしくないっていう謎の理論で。痛い学生ってわけでないけど、いっちゃってる学生だったと思う。

半田:繰り返しますが、すごい学生だったんですね(笑)。お友達も似たような友達が沢山いて。

箕輪:どうだろうな。でもサークルにせよクラスにせよ、最初圧倒的に嫌われてた。最初の1週間とかすげぇいじめられてた。「あいつ、マジでうざくない?」とか。

大体そうじゃん。目立ちすぎる奴を排除しようとするじゃん、サークルにせよクラスにせよ。で、そのときのリーダーみたいな奴が「あいつマジうざいよね」って言っていじめてきて。

俺、フットサルサークルだったんだけど、合宿の行きのバスでさ補助席が出るくらい満席なのに俺の隣だけ誰も座ってない状況だったからね。で、ずっとテトリスしてた。でもね、帰りのバスは人気者なってたから。

半田:何があったんですか?

箕輪:なんだろう。そのときリーダー的だった奴にみんな面白いと思ってないのに、そのリーダーについていってた訳よ、多分。で、飲み会とかでさ俺が「もうそういうの辞めようよ、くだらないじゃん」って言って。そしたらみんなが「やっぱ箕輪のほうが面白いよね」ってなって。

俺、毎回そんな感じ。会社入ろうが何しようが、最初は圧倒的に嫌われてる。もう慣れっこ。あーはい、始まった始まったみたいな。

半田:すごいですね。

箕輪:全然すごくない。変な人だっただけです。

個を晒さなければ見透かされる

半田:就活はどうだったんですか?

箕輪:就職活動は、1年目にTV局か出版社しか行きたくないと思って。あと沖縄の会社か。で、TV局も出版社も本当狭き門だから全部落ちて、沖縄のリゾートホテル受かって、そこに内定決まったんだけど、本当にパラソルをさす係とマングローブを案内する係みたいなのに決まってて。

で、まあ悪くはないねって思ったんだけど、ある日目覚めるとYahoo!ニュースに内定先が倒産したって載ってって。「マジか」って思ってたらすぐ電話かかってきて「内定取り消しです」って言われて。もう一回就活やんなきゃなって思って、双葉社って出版社に入ったって感じ。

でも、そんな苦労したわけでもないんだよね。就活に苦労している人ってどうにかして内定貰おうとか色々考えると思うんだけど、俺は「この俺の才能気付かないんだ」って感じだったから。20回連続「あっ、また気付かれなかったよ」みたいな。

半田:すごい。そんなに落ちてもダメージがないと。

箕輪:ダメージないね。ってか、バカだなーって思って、俺が入ったら絶対お前の会社上手くいくのにって思ってた。

半田:自信が凄いですね。それってどこから出てくるんでしょう。

箕輪:なんだろうね、わからない。でも、根拠はなかったけど俺のほうがセンスあるなとは思ってた。

半田:なるほど。就活1年目と2年目で変えた点はありますか。

箕輪:1年目は嘘ばっかりついてた。要は、世間を舐めてるような部分があった。適当に嘘言ったら受かんだろって思って。「サークルでリーダーやって、苦労しながら首都圏でナンバーワンサークルになりました」みたいなことを言ってたし。

半田:嘘なんですか?(笑)

箕輪:全部嘘。だから1個もひっかかんなかったんだけど、2年目は本当に嘘つくの辞めた。ぶっちゃけ就職浪人したことでふっきれていたから。

内定が決まった人と卒業旅行に一緒に行って、グアムから羽田に着いてそのままお台場行って、フジテレビの面接にビーサンで行くみたいな。チーッス、みたいなノリで。それでフジも集英社も最終まで行ったんだよね。

真っ黒な顔して「今グアムから来ました」みたいな感じでガンガン行くのよ。でもやっぱ役員面接の段階で「君はなんなんだ」って言われるわけ。「なんなんだって言われても、こんな感じでずっときたんですけど。お前の会社の基準の問題でしょ」って思ったりしたけど。

やっぱ自由にやったら最後まで行ったね。最後は大人の判断で結構切られたけど、本当に嘘つかないで「大学時代は酒ばかり飲んでました」とか言ったら結構いった。でも、逆に俺面接官をする立場になって思ったのは、学生レベルのちょっとした経歴をいけてる感じに言うのは丸見えオブ丸見えだから。

本当にその時点でアウトなんだよね。ちょっとした全国1位とかそんなんじゃなくて、そこに至る過程のその人の無邪気さとか本音とかが垣間見えるほうがいいんだよね。

半田:なるほど。変に嘘をつかず、自分を作らず、正直に素直に。

箕輪:大人から見たら大体さ、分かるから。大人だって立派なもんじゃないんだから、凄い経歴を聞いても「嘘だろ」って思うんだからさ。もうできるだけ素直にってことが大事だと思うよ。

素直にわかりやすく。それで落ちたところでさ、嘘ついて受かってもその後大変じゃん。

半田:そうですね。ずっと作っていかなきゃいけないですもんね。

箕輪:だから、ありのままで。それで、受かんないなら受かんない方がいいんじゃないかなって感じですね。

半田:すごくいいアドバイスをいただきました。ありがとうございます。

(次回に続きます)

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テキスト 大原瞬
編集 篠原舞

バナーデザイン 山口ともみ

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『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/

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地方巡礼
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2018年頭から怒涛の勢いで地方をまわる箕輪さん。その地方講演の記事をここにまとめていきます。

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