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青木真也の競い合いに乗らない生き方

おはようございます!

この番組は『世界ちゃんとモゲル丸先生の元気なクリニック』と『ダニマル』くの提供でお送りします。

誰かガムテープを送ってください笑

PivotやNews Picksに出ない理由

昨日R25編集部の人とご飯食べてました。

それで「僕を出禁にしてるpivotとかNewsPicksとは違う」って冗談で言ったんですよ。

けどなんでそう言ったかって言うと、「pivot出てください」とか「News Picks出てください」とか言われるけど基本的に呼ばれないと思うんですよ。

そもそも僕は編集者だし前は仕掛け側で出てたんですよ。どっちかって言うと佐々木さんの立ち位置で。News Picks側の人間として。

だから別に編集者って出ないじゃないですか。
作る側なんで。

だから別に出禁かは分からないですけど呼ばれなくて普通なんで「出てください」とかって言われることが多いんで「出禁です」って言いました。

青木真也の生き方

来週の9月15日に高田馬場芳林堂書店というまだ2回しか出勤してない僕のバイト先でイベントがあります。
どういうイベントかというと青木真也という格闘家と僕のトークイベントで多分めちゃめちゃ面白くなります。

なぜなら青木さんって格闘技興味ない人はあんまり知らないかもしれないですけど、僕が『空気を読んではいけない』っていう青木さんの初めての本を編集して格闘家の本なのに3万部以上売れたんですよ。

すごいレアケースですよね。

それぐらいこの格闘家っていうものを1個通り越して表現者として自分と向き合い続けてる人なんですよ。

青木さんは格闘家として若い時は上の人たちを締め上げ、連勝街道まっしぐらで。その時僕大学生だったんですけど「すごいなこの人」って思って単純にファンだった。

それでスターになったっていう感じで、格闘技選手って朝倉未来さんとかも見てもわかると思うんですけど、ガンガン勝ってスターになるまで早いんですよね。

それでその後勝った負けたで上がったり落ちたりストーリーが作られていくんですけど、青木真也の場合、そこでどっかの時点でそれこそテレビのスターになるとか格闘技界のど真ん中に行くみたいなことを意識的に乗らないようになったなぁと思って。

それこそファンは望むわけですよ。「アメリカの1番強いとこ行ってくれ」とか。でも青木真也はこれが俺の生き方だっていう生き方を選び取っていって。
じゃあもっと強い人もっと強い人って終わりがないし、その戦いの螺旋を登り続けることより自分らしい表現をする方が青木真也の試合ってこういうものなんだと。強さも競うし勝敗も競うけど、競い合った上であくまで単なる競技者としてレースを争ってるわけじゃないと。
「見せたい世界があるんだ」っていうところを磨き続けるスタイルを取ったわけです。

僕はだからそ社会人の最初の方でファンになって、一緒に本作って友達みたいになってって、隣で見ててすごい言ってることはわかるけど1ファンとしてはそれこそ「UFC出てほしいな」とか「RIZINで朝倉未来とやってほしいな」みたいに本人には失礼だから言わないけど格闘技ファンが思うようなことを僕も思うわけですよ。

ただ青木真也は自分として何を選ぶかっていうのを考えて、競い合いにはあえて乗らない
自分の価値をいかに高めるか、自分なりにいかに自分を作っていくかっていうのをずっと考え続けてる。

それで今は格闘家として表現者として変わったポジション築いてる。

たどり着いた答え

『かすり傷も痛かった』って本で書いたことだけど、僕もベストセラー街道まっしぐらみたいな、出せば売れるみたいな時に、Amazonランキングビジネス書ランキング上位独占してるのが当たり前で、出して売れないとかありえないし、そんな失敗はありえないと思ってて、本屋さんのベスト10とかもわーって並んでるじゃないですか。

そこでランキングに自分が編集した本が入ってて当たり前で、入ってないと恥ずかしいと思うみたいなある種の強迫観念。

売れてないとおかしいという編集者として脅迫観念があってずっと走り続けてたんだけど、文春砲とかあってその戦いを1回半ば強制的に終わらされた時に冷めて。

冷めてというか「これやり続けても同じじゃん」みたいに思って。

遊びでこの前の『Amazonランキング1位にする方法』みたいなのやるのはいいけど、人生の全てかけて競争に人生すべてが飲み込まれちゃうみたいなのって逆に不幸だよねみたいことを思いました。

ようやく青木真也が言ってたことを言葉では理解してたけど、今はもう体感として僕も理解できるようになりました。

なんで僕も3年遅れぐらいで青木さんの考えてることとか生き方とかを追ってる感じがあります。

『空気を読んではいけない』っていう本がベストセラーになった時とか2人で本屋さん回ったりしてた思い出もあるんで、それこそ高田馬場は青木さんも僕も早稲田出身なんで僕らの聖地です。
非常に思い出深い場所での楽しみなトークイベントがあるんでぜひ来てください!

来週の金曜日9月15日19時から高田馬場の芳林堂書店であります。

チケットが2000円とかだと思うんで来てください!

青木さんの本でも僕の本でも当日買ってもいいし、もう買った人は持ってきてもらえればサインするんで、よろしくお願いします!
下にチケット情報貼っときます!
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