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「やりたいことをやろう」戦犯ミノワの言い訳
おはようございます!
太りました、、、。
だいたい2キロ太りましたかね。
100万円払うんで「3日で10キロ痩せる方法」あったら教えてください。
脂肪吸引はNGです。昔やったらなんか食欲なくしました。
注射も頭痛くなるんでNGです。
自然に痩せれるやつでお願いします。
ということで今日はですね「世界ちゃんとモゲル丸先生の元気なクリニック」と「ダニマル」の提供でお送りします。
エッセイであり日記でもある
僕の本が発売になりまして、先週の金曜日9/15でまだ1週間経ってないんですけど、感想をTwitterやAmazonレビュー含めいっぱいいただいて非常にありがたいなと思ってます。
特に『かすり傷も痛かった』の方はエッセイって言っちゃうと売れないんで「エッセイって言わないで」って言ったんですけど実際はエッセイでありまして日記なんですね。
なのでビジネス書みたいに読んで明日からの人生に役立つみたいなものじゃなくて、僕がこういう風な考え方をしてたよっていう結論もない散文的な日記なんです。
それでいい感想をいただいたり、ちゃんと買ってもらってたりするのはプロのエッセイストが書いてもなかなか売れない時代の中でで非常にありがたいなと思ってます。
そんなこんなでですね、昨日も尾原さんと本にまつわる対談をしてこれもどっかで記事になると思うんでぜひ楽しみにしてください。
生き方を見つける
けんすうさんの『物語思考』も好調でして、この前ひろゆきさんとけんすうさんが「リハック」で物語思考について話していただいてました。
めちゃめちゃ本に言及してもらってたので非常にありがたいのと、その時の冒頭にすごい僕の名前が出てきて面白かったんです。
『物語思考』ってどんな本ですかっていう最初のテーマがあって、けんすうさんが「やりたいことをやれみたいなビジネス書とか風潮が流行ったとしてもやりたいことがないよって人がすごい多い。やりたいことが見つからない人たちに向けてやりたいことなんて見つからなくていいんだ。その代わりこういう方法があるよっていう本です」って説明してたんですけど、その通りなんです。
けどそもそもやりたいことがなきゃいけないみたいな風潮はなんで流行ったんですかね、みたいになって、ひろゆきさんとけんすうさんの話で「箕輪さんじゃないですか」みたいになったんです。
箕輪さんの本とかNewsPicksの本とか。
SNSが出てきていろんなやりたいことやってる風な人が目について、それも詐欺師、いわゆる情報商材屋みたいな人たちで、そもそも箕輪さんってかつて与沢さんの本プロデュースしてたぐらいだからそういう素養があるよねみたいな感じで箕輪が引き起こしたムーブメントなんじゃないかっていう話をして確かになと思いました。
僕その対談の前日キャンプに行ってて朝帰ってきたんで間に合ったんですけど、ひろゆきさんに会いたかったんですけど行かなかったんですね。
なぜかというと、僕が行っちゃうとノイズになるなと、変に気使う人じゃないんですけど変に僕を絡めようとしたり、僕が行くとそれなりに僕がいるっていうスタジオの空気感がまた変わるかなと思って行かなかったんですよ。
でも思いあがりですよね。
1人の人間がそんなムーブメントとか1個の主張を盛り上げることなんてできないし、1出版社員の僕がそんなことを先導できるわけがないと思うんです。
まあある種の時代がそういうものを求めてた時に、吹き出物のように一番目立ったってだけです。
時代は誰が作るのか?
そういう時代です。そういう時代って何かって言うと、『かすり傷も痛かった』にも書いたんですけど、人が時代を作るんじゃなくて時代が人を作るんですね。
その時代は何かってほとんどメディアの変化であったり、デバイスの変化ってこと。
iPhoneが生まれたからこういう人がスターになりましたとか、テレビからYouTubeになったからこういう人がスターになりましたみたいなものなんですよ。
そう考えるとリハックのプロデューサーの高橋さんが鋭い指摘してて、昔は世の多くの人の「こう生きよう」みたいなのは哲学者が考えていたと。
すごい昔の時代ですよね。
で、戦後1億総中流社会、高度経済成長みたいな時って、広告が先導したと。
三種の神器とかね。テレビ・冷蔵庫・洗濯機だっけ。
これを持ってたら一流ですよみたいな。
あとトレンディドラマとかだよね。
こういうマンションに住んだら人生成功ですよみたいな。
それがSNSに変わったと。
SNSで情報商材屋みたいな人が『MAC一つでビーチで仕事』みたいな、『その方法はここにアクセス』みたいな風になって、みんな「楽しそうだな何者か になりたいな」と、「やりたいことやって生きていきたいな」ってなった。
YouTubeのCMとかで『好きなことだけして生きていく』みたいなのもあって、そこに僕みたいな人間がそれを加速させたっていう見立てだったと思います。
その後、そもそもいい会社入るために頑張るみたいな時代だったのに、「やりたいことを見つけるのが幸せでやりたいことないと不幸」みたいになっちゃってみんな迷子になってて、本当にやりたいことやってるのなんて一部のサッカー選手とか起業家とかで、多くの人は生活のために仕事があるんです。
ひろゆきさんがよく言ってることですよね。
やりたいことなんてゲームやったりNetflix見たりして家族大切にしたり。
そんな仕事とかにそれを結びつける必要はないんだと、それは一理あってその通りだと僕も思う。
まとめるとそういうことです。
正しい論調なんてない
これが何が言いたいかって言うと、ありとあらゆる 論調は100%全員に当てはまるわけがないということに僕は気づいたし、人生のそれが当てはまる時期と当てはまらない時期もあるし。
まあこれは別に生きていく方法に限らずなんですけどね。
全部そうだよね。全員が感動する映画なんてないし、全員が美味しいというラーメンはない。
特に生き方とか、全員が幸せになる就職先なんてない。
まあそういう話ですよ。
ってなった時、僕はそれはそれで危険だなと思ってます。
ひろゆきさんがひろゆきさんの主張を言うのは全然いいし、けんすうさんがけんすうさんの『物語思考』を書くのは素晴らしいし。
なんか世の中のTwitterとかの人たちが「ほら箕輪が戦犯だ。やりたいことやるなんて言いやがって」と言って、それって構造上全く同じことだよって。
「やりたいことやるのがいいと思う」って俺が言ってたとすんじゃん、それでその通りだって乗ってきて今度「いややりたいことなんて普通ないですから」って違うこと言ってそっちにワーって乗るって同じムーブで同じことじゃないですか。
別にひろゆきさんでも『物語思考』でも、それが1億人に当てはまるわけでもないわけですよ。
僕が編集しといてなんですけど、それは『物語思考』にも書いてあるし僕の本も実際そういうことを書いてあるわけですよ。
まず自分を知ること
結局は自分を知って自分ってどういう生き方が当てはまるか、正解なんて見つからないんだけど、こういう方かなと思って1回それでやってみて違うと思ったらまたいろんな人の話聞いてこっちだと変に盲目的に突っ込む。
俯瞰した上で盲目的に突っ込むみたいなことが大事で、これが絶対の解じゃないと分かりつつ1回真剣に
突っ込んでみることが大事。
こっちが正しいとかあっちが正しいとかこれが間違ってたとかその動き自体が同じことで、ちゃんと自分と向き合うってことが一番大事なんじゃないかなと思う。
自分ってどういうキャラだっけとか、自分ってそもそも何したいって、まあそれは『物語思考』的なんだけどね。
で、僕が出しているような本は、自分って何かっていうのを見極めるのが思考だったり人とのぶつかり合いだったり失敗だったり結構フィジカル的に大変なことを要求してる。
けんすうさんの『物語思考』は、けんすうさんは自分で「僕は本当に普通の人で自己肯定感も低いし」ってよく言ってるから、けんすうさんの『物語思考』がそこにフィジカル的メンタル的にマッチョ的に自分とは何かって戦うんじゃない。
こういう状態でありたいなとか、何々部の部長みたいな生き方って素敵だなっていうキャラを思い浮かべてその人がどう行動するかっていうのを単純に真似してみよう。それだったらできるよね。自分のゼロから1で自分をこういう人間だって立ち上げるのなんて超ムズイからっていう話。
まあだから何が言いたいかって言うと、世の中の時代に流行る論調とか指示されるムーブメントは違うんだけど、Aがバーって言って次Bが行く時、A全部違うじゃんって言ってBが100%正しい。Bで世の中 終わり。ってなることなんて100%ないです。
時代は変わってるし、価値観も変化してる。
今度Cが出てやっぱB違ったじゃんってなるんですよ。
その動きってずっと同じことやってるだけで、AだろうかBだろうがCだろうが、結局自分がちゃんと自分のこと把握して頭で考えてやらないと意味がないよって話です。
それでは行ってらっしゃい!
Amazonレビュー書いてくださいね。
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