時代によって売り方も変わる プロモーション戦略の変化
波も有効活用できる
おはようございます!箕輪です!
熊本にいまして。眉間の皺が乾燥してんのも含めてずっと 癖で皺を寄せてるから鬼みたいな、ドラゴンボールの漫画に出てくる悪い人がオデコにマークがあるみたいになってる。まぁいいや。
ということでですね、熊本から東京にもう少しで帰ります。大阪→名古屋→福岡→熊本。もはや大阪のこと覚えてないぐらいなんですけど、西野さんの川西に行ってめっちゃ綺麗でした。明月記というとこがね。まぁ色々ありまして。
トークイベント来てくださってる人は分かると思うんです けど、スイスで戦って終わったのとかも含めなんか自分の中で燃えつき症候群、なんでお前編集者なのにスイスの戦いで燃えつき症候群になってだよみたいな話ではありつつ も、やりたいことねえなとかって思ってて。
でも僕って常に人生、皆さんもそうかもしれないんですけど常に人生すごいスパンで3年に1回ぐらいすごいやる気が出たり、夢中になるもの見つけたり。
1年の中でも3ヶ月に1回とか何かすごい熱中してあとすごいダラダラしてたりってすっごい波があるタイプなんで、よくあることなんですけどトークイベントとか来てもらった人は多分僕なんか別に今やりたいことないんだよね…。とか、いや自分見失ってるわ…。とか多分結構言ってたと思います。
秋元康さんとのラジオでも小橋君との、小橋君はまだ放送されてないかな、ラジオでもそんなようなこと言ってて。ただなんか自分の中である程度整理しまして、ざっくり来年からまた頑張っていこうかなと。その話は追々します。
何が言いたいかって言うと、この波があったりやりたいことがないなって思ったりって多分逆に良くて、次の獲物を探してる期間なんで。
ずっとハイテンションの人もいると思うんですけど、僕みたいな波が激しい人はそれはそれで、なんか今やりたいことないな…。みたいな時は次の獲物を見つけるために考える時間だと思って有効活用してもらえればなというような感じです。
露出戦略の終わり、プロモーションをしない時代へ
で今日話したかったのは、なんでこの思いに至ったかわかんないけどさっきシャワー浴びながら考えてて、すごいプロモーション、僕でいう本のプロモーションの環境が変わったなと思ってます。
これは本に限らず映画でもテレビ番組でもなんかいろんなコンテンツで共通してるようなことだと思うんで話したいなと思いました。
タイトルから言うと、
〜とにかく露出戦略が終わり、
プロモーションをしない時代へ〜
みたいな話ですね。
…全然うまいこと言えなかった。
要はですね、ジブリの映画に思い出されるようにジブリの映画って今まですっごいプロモーションしてたんですけど宣伝してたんですけど、今回宣伝をしないということを発表して話題になりました。
その時話したかもしれないですけど、僕の中でさらにそれが仮説じゃなくて事実だなと思ったんで話しますね。
ジブリがそういうことを想定してやったのか全くわからないし、なんとなくそう思いつつも多分今までと同じことやんの飽きたみたいなことがあると思うんですけど。
僕が言いたいのは僕で言うと、本出す時ものすごくあらゆるところにその本の情報だとか、なんなら中身を結構一章分無料公開とか、あと要約サイトに要約を出したり、あと試し読みをしてもらったりみたいな感じでその中のコンテンツをぶわって出す。
とにかく多くの人にちょっとでも触れてもらえばYouTubeとかでも紹介してもらえば、で目に触れれば本自体も買ってくれるんじゃないかという戦略でやってました。
で、実際それが功を奏していたこともありました。が、最近、如実に僕の、数字を持ってるわけじゃないですけど肌感覚なんですけどその誘導があまり効果を失くしてるような気がします。
僕はだからとにかく出すっていうことが大事だと思ってたんでYouTubeで紹介させてくださいとか、要約したの記事にさせてくださいとか、試し読みさせてくださいとか、全部ぜひぜひお願いしますって言ってもう全てオープン戦略でやってました。
ただこのコンテンツ過多の時代、言葉を変えると朝から晩まで自分のお気に入りのYouTuberとか、お気に入りじゃなくても気になる動画、記事、SNS、あとは普通に友達からのLINEなどなど…あらゆる情報が無限に来る世の中で、その要約記事とか試し読み記事とか解説記事を読んで、よし本を買おう!ってなるって昔ほどならないんじゃないかなっていう感じがしてます。
何が言いたいかというと、もうそれを見て満足する時代なんじゃないかなと。悲しいことにそんな風に実感してます。
これどういうことかと言うとですね、どういうことかと言い続けてるんですが。
AV、僕は1回も見たことないですけど、アダルトビデオのサンプル動画ってあるらしいんですねAVには。この作品の 情報を多分僕見たことないんでわかんないですけど4分3分ぐらいでサンプルで要所だけ見せるサンプル動画っていう のがあるんです。
良かったら本編買ってねみたいな。でも多くの人はもうサンプル動画で抜いてるわけですよ。僕はだから自慰行為とかしたことないんでわかんないですけど、なんかそうらしいです。
金がめちゃめちゃある人とかすっごいコアなファンとかは本編買うんですけど基本的にそのそういうもん見たいっていう人はもうサンプル動画で十分で、もうサンプル動画で 満足するみたいな人が多いって聞きます。
サッカー、昨日、日本代表vsシリア戦ありましたけど、サッカーとかでもダイジェストを見て昔だったらね全くこんなになくて、テレビ、新聞、ラジオしかないような時代だったらダイジェストを見てそれでその後90分の試合、ダイジェストで満足ってか90分の試合を録画して家で見るのが楽しいとかってあったんですよ。
でも今もう90分生で見れないならもうダイジェストでいいやってなって、ダイジェストを見て90分の試合もう1回見ようって人はまあまあいないですよね。
これ切り抜きとかもそうですよね。切り抜き動画でわーって目に入ってきて面白かったから本編見ようって、いなくはないですけど殆どの人は切り抜きで満足すると。これはもうあらゆるどこもそう。切り抜きの記事とかもそうっすよね。
面白いとこだけ切り抜いたスポーツ紙の記事を読んで、その全文を読もうなんて人はいません。つまりこのインスタントに短くうまいところだけ切り抜いたコンテンツがいっぱいある中で、本もそれをプロモーションとしてわってばらまいてた時代がありましたがもうそこで満足されちゃうんじゃないかなって思ってます。
映画も、映画は本と違ってそれはプロモーションではないっつってめっちゃ怒ってショート映画でしたっけ?インスタント映画でしたっけ?みたいなのが問題になって訴えたりしてましたが、本もそういうようなノりがあるんじゃないかなって気がしてます。
なので僕のプロモーション戦略も変えなきゃなと思って今まではその本が出るって時、あらゆるとこに切り抜きしてとにかく記事にさせようとか思ってましたが、ちょっと一瞬のそもそも認知が取れなかったら何の意味もないんで、
そのAmazon予約の日とか、発売日前後とかポンってこういうこと書いてあるよとか、こうなんかちょっと突飛なとこだけ切り抜いてYahoo!ニュースにするみたいなある種の戦略的切り抜きはあったとしても、もう全てオープンでみんな大体どこでも出してくださいと。で、見れば本に戻ってくるよねっていう考えを変えなきゃいけないんじゃないかなと思ってます。
まずは認知は取るが、本当に美味しいとことか何書いてあるか本読んで見てもらってみたいな感じ。その書評とかその本を題材にした対談とかはいいと思うんですよね。でも内容はやっぱりそんなに簡単に出すともうそのちょっとしたもので満足しちゃうんじゃないかなという思いが今あります。というようなえ感じです。
なので明日Amazon予約開始の溝口さんのブレイキングダウンとかの。溝口さんの本もそんな僕がわあわあ言ったりすんのはやめていて、ある種、何書いてあんだろうみたいなとこをやってほしい、やろうかなと。
そもそもブレイキングダウンで露出があるって認知はいくんで変に中身のことをなんか言ったら、もう言ったそれで大体そんなもんかってなっちゃうんじゃないかなと。
鈴木おさむさんの、仕事のやめ方っていう本もめちゃめちゃ取材以来とか来るんですけど、そこであんま答えすぎるともう読まなくてもいいやってなっちゃうような気がして、その辺もちょっと戦略的にいつもとはプロモーション戦略の考え方を変えようかなと思ってます。
まぁ、時代によって売り方も変わるというような感じです。じゃあね!