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リーダーは「安全安心」な場をつくる人【夕刊ミノ】コミュニティデザインチーム

こんばんは。箕輪編集室コミュニティデザインチーム(以下「コミュデザ」)のまつさかです。3月28日(木)の夕刊ミノをお届けします。

「今すぐ会社で使える! コミュニティにおける理想のリーダー論」をテーマに全8回でお届けしていきます。第2回の今回は、メンバーが熱量を持って継続して活動するための共通のキーワード「安全・安心」についてご紹介します。

リーダー論第1回はこちら

気軽に参加できる雰囲気をつくる居場所型リーダー

箕輪編集室では様々なチームが活動していますが、タイプは2つに分かれます。1つはライティング活動を行うライターチームや、PR活動を行うPRチームに代表されるプロジェクト型の「クリエイティブチーム」。もう1つは地域別に分かれる「エリアチーム」です。

エリアチームは日常的にゆるく繋がりつつも活発なコミュニケーションと多様性を担保して、メンバーの居場所としての役割を果たしています。

居場所型リーダーの事例でご紹介するのは、関西チーム前リーダーの今井寿亮さんです。

今井さんは、
◯「いまいましい今井」という目を引きイジリやすいキャッチコピー
◯話しかけやすいキャラクター
◯フェイスブックでの自己紹介に必ずコメントつける
◯新人さんに外部向け発信(note作成、ツイート)を任せる
など、個人としてキャラクター作りやチーム作りを行ってきました。

これが功を奏し、関西チームメンバーの安全・安心を確保しつつも、やる気を刺激するチームへと変化してきました。

関西チームが盛り上がっている証拠に、2月に行われた関西チームの新人歓迎zoom(オンライン会議システム)では、既存メンバーを含めて20名以上が参加しました。箕輪編集室の中でもピカイチの居場所となっています。

チーム内の信頼関係をつくるプロジェクト型リーダー

続いてプロジェクト型リーダーの事例で紹介するのは、神社プロデュースチーム(以下「神社チーム」)リーダーの小野亮貴さん。神社チームは東京都台東区にある小野照崎神社のプロデュースを行っています。

神社のプロデュースとは、
〇お守り、御朱印帳の製作
〇神社公式SNSアカウント運用などの様々なアウトプットを行うこと
〇神社の様々な仕組みや固定観念をアップデートすること
を行っています。

小野さんは、この小野照崎神社の神職でもあり、雅楽師、コンサルタントの3足のわらじで活動をしている多動力の持ち主。これまでも既存の神社の概念を覆すようなイベントを開催してきました。

小野さんは1月27日に行われた「みの編 初詣イベント ~2019も熱狂!キミは何者になったのか~」のイベント企画、運営を神社チームとともに行いました。

小野さんはイベント事前ミーティングに神社チームのメンバーに以下のことを徹底しました。

◯誰が何を発言してもOK
◯ミーティング参加者全員に発言してもらう
◯自ら結論を誘導しない
◯事項の決定は全員の合意の上で行う

これらにより、メンバー同士の信頼が強くなり、初詣イベントでのアクティビティとして、「書き初めを『予祝』という形でこの抱負が叶ったように報告し、みんなに祝ってもらう」という新しい初詣の形を作り出しました。

予祝とは
「あらかじめ期待する結果を模擬的に表現すると、そのとおりの結果が得られるという俗信にもとづいて行われる儀式」のこと。

例えば、ダイエットしたい人が、「今年10キロ痩せた!」と報告し、周りの人がお祝いすることはもちろん、「どうやって痩せたの?」とダイエットしたい人に聞き、「毎日2時間ランニングした!」と答えます。そうするとダイエットしたい人は実際の行動を起こさざるを得なくなり、痩せるために行動をし始める、という効果をもたらします。

このように、神社で書き初めをしたり、御朱印の案を出したりなど、みんなが関われる場所にしている、それが神社チームの魅力であり、リーダーの懐の広さを表す事例です。

まとめ

と、ここまで「安全・安心」なコミュニティを運営しているリーダーを紹介しました。

今回紹介した2人のリーダーに共通していることは
〇メンバーが「ここにいても良い」と思える工夫をしている
〇メンバーに役割を任せる
といえそうです。

みなさんも仕事やコミュニティなどでリーダーを任せられる時には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

次回は「信頼」についてご紹介します。

テキスト/まつさか
編集/氷上太郎


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