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【日刊みの編NEWS】みの編のメンバーのおじさんが、学会というところで学んだことがあるのだが、それって、みの編では「あたり前」のような気がする。


おはようございます。箕輪編集室運営担当のトムさん(村田敏也)です。 
5月19日 (水)の日刊みの編NEWSをお伝えします。

今日の話は、ちょっと真面目過ぎるかもしれない。

自分事でまったく興味ない人もいると思うけど、還暦プラスツーにもうすぐなるのに、サラリーマン、大学の非常勤講師、みの編メンバーという名刺の次の名刺ができた。実は、○○学会のメンバーなのだが、そこの役員を決めるという総会があって、その席上で関西部会と○○部会の幹事として推薦されて、とうとう4枚目の名刺ができた。ま、学会といっても、年会費を払って活動をしている場所で、また、最近は zoomのオンラインが主なので、おじさん、おばさんが集まるオンラインサロンみたいなものだ。なので、幹事といっても、ま、みの編のチームリーダーみたいなものなんだ。

この学会というところの良いところは、いろんな研究をしている教授の先生方がいるので、いろんな世界の働き方なるものを知ることができること。

所謂、教授の先生方は、めちゃくちゃデータを数字で分析しているので説得力がある。なんだか、回帰分析とかいうやつもあるようだけど、超文系のボクの興味は「理論」でなくて「直感」なんだ。「あ、これ使えそう」というやつだ。

先日の研究発表では、4つほど研究報告があって、とある教授の研究報告会(海外におけるビジネスデザイン関連)が、ボクのツボにはまりました。

どんな話とかと言えば「海外の企業での多様性のある部下をマネジメントする管理職の行動」みたいなやつだった。

日本は予定調和が好きで、同調行動を良しとしているようだが、やはり、海外は違う。その中で、次の「7つのスキル」というやつが、日本には欠けているというのだ。「なるほどなぁ」と思った。

① 気づきと創発

いろんな多様性のあるメンバーと一緒に行動することで生じる「気づき」。おー、これってみの編の中でもあるじゃないか。「気づき」から生じるのが「創発」いわゆる「イノベーション」なんだ。やっぱり、違う分野の人、年齢の違う人達から学べることって多いのだろう。

② 補完

多様な人が集まれば、それぞれの専門性、得意技は異なる。日本は「みんな一緒に頑張ろう」的なものがある。「みんな同じレベルに育てよう、頑張って○○なレベルまで学ぼう」というもの。それじゃ、絶対に、得意技は育たない。なので、得意技はどんどん伸ばして、不足しているスキルは、それが得意な人に補ってもらおうという考え。これ、いいなぁ。

③ 切磋琢磨

切磋琢磨って、英語でなんというんだろう。ここでの意味は、競い合うということ。自分と違うことができるメンバーがいたら「この人のあの部分を真似したい」「そこだけは負けないぞ」という目標ができるということ。おー、これもみの編にあるあるだ。

④ 仕事の集中

これは、同調行動を抑制して、周囲と合わせるという余計なことにエネルギーを使うのではなく、自分の好きなこと、得意なことに集中するという言った方がわかりやすい。この考え方もとっても大好き。

⑤ 目標の責任の共有

よくある「いつまでに誰が何をどのようにするのか」を見える化するということだ。案外、簡単なようで難しい。そう、あたりまえのことが一番難しい。

⑥ インクルーシブ・リーダーシップ

へぇー、こんな言葉があるんだと学んだ。メンバーに自分の所属感と独自性の両方の欲求を満たすことができる経験をさせることみたいだ。いわゆる、得意なことがある人の背中をそっと押してあげることなんだろうな。

⑦ スキルへの注目

最後がこれ。できないことをやらすのではなく、その人の「できること、得意なことを見つけてあげよう、注目してあげよう」という考え方みたいだ。自分ではわからないものが、他の人がみたらわかることって確かにあるような気がする。


こうやって見てみると、これらって、みの編によくあるようなことのような気がする。うーん、今日は、なんだか議事メモみたいになってしまった。

じゃ、またね。

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テキスト / トムさん(村田 敏也)

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