みの校座談会〜ラストちわっちわの流儀〜【夕刊ミノ】みの校
こんばんは。箕輪編集室(以下、みの編)のノブです。3月31日の夕刊ミノをお届けします。
わかぽんこと若海雄貴が本日をもってみの校リーダーを引退します。その節目を記念して、みの校リーダー陣で座談会を開催。今だから話せる、若海雄貴の内側に迫りました。
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引き際の流儀
ノブ:昨日のイベントで、「わかぽんが最近全然出てこないね」って話になって。みんな寂しがってたよ。
わかぽん:ありがたいな。ぶっちゃけると、リーダーはまだ変わってなくても、今後ノブがリーダーとしてやっていく! という流れになってる中で俺が出て行って、「きたきた!」みたいに違う方で盛り上がったりするのはよくないかなと思ったんだよね。だってあと2週間もないじゃん。今はちょっと出づらくてさ〜。
ノブ:わかぽんなりの引き際の流儀みたいな感じかな? 次に向けての。
わかぽん:そうかもしれない。だってもう俺がやりやすいようにやったって意味ないじゃん。次に進んでいくチームの方向に盛り上がって欲しいんだよね。
最終的な評価は周りが決める
ノブ:わかぽんは、去年の5月にリーダに就任したんだよね。
わかぽん:そう考えると長いね(笑)。サブリーダーも含めると、1年以上経ってるんだな〜。
ノブ:どう? やり切ったの? やり切ったって質問もおかしいけど、俺が見てる感じだと、まだやりたいことたくさんあるのかなって思うんだけど。
わかぽん:やりたいことはあったよ、やっぱり。就任する前にもやりたいことはたくさんあったけど、まぁ途中いろいろあったじゃん(笑)。
ノブ:(笑)。コ、コロナとかね。
わかぽん:もちろんコロナも含め、いろいろ(笑)。中々外に向けて発信することが難しくなっていって、だったら中で盛り上げようってなって。一時期中向けのイベントばっかやってたよね。
ノブ:そうだね。
わかぽん:ほんとはもっと外で遊ぶじゃないけど、体育祭みたいのをやってみたかった思いはある。だから正直、やり切れたって言い切れはしないかな。あとは周りの人からどう見えていたかってところ。最終的な評価を決めるのは周りだから。
ノブ:わかぽんが最初就任した時、「学びと遊びの両立」ってことを言っていたと思うんだけど。
わかぽん:そうそう。実際その時は、タカオミさんやスドケンさん(須藤憲司さん)にめちゃくちゃ協力していただいて、みのゼミも充実していたし、うまく両立できてたと思うんだよね。
ノブ:うんうん。ほんと盛り上がってた。
わかぽん:毎回参加者もすごく多かった。けどちょっといろいろあって、ガタンと減ってしまって(笑)。
ノブ:(笑)。
わかぽん:学びをやってる場合じゃないぞという感じになって、遊びにシフトを持って行ったりもしたんだけど、それも下降線になってしまった。それは俺が悪いんだけど。コンテンツに人が集まっているわけじゃなかったんだと思い知らされた。自分たちが提供するコンテンツがおもしろかったというよりは、箕輪さんという存在に人が集まっていたんだって。もちろんここは箕輪編集室だし、箕輪さんというすごい人の近くに行きたいと入ってくる人が多いのは分かっている。けど、人がガバって抜けた時に、入っていた人たちをコンテンツで満足させられていなかったんだなぁーっていうのは悔しかったよね。
ノブ:やっぱりそこに関しては、今も後悔みたいなのがあったりするの?
わかぽん:あるよあるよ。それは思う。シンプルに箕輪さんにも申し訳ないと思う。箕輪さんが導入になってくれているのに、中を充実させることができなかったのは、その時リーダーだった自分に責任があると思ってる。
仲間がいなければ辞めていたかもしれない
ノブ:みの編に入っていろいろやっていく中で、わかぽんにとって学生定例会はやっぱり大きかった?
わかぽん:かなり大きかったと思う。「ちわっちわ」と学生定例会がなかったら、俺リーダーになってない(笑)。
ノブ:(笑)。
わかぽん:でも本当の意味で1番大きかったのは、学生定例会自体じゃなくて、その時一緒にやってくれた仲間の存在だと思う。
ノブ:そうなんだね。
わかぽん:それこそりなこだったり、よしきとか、今はいないけどFaLとかココノとかっていうのは最後まで一緒にやってくれたし、走ってくれた。このメンバーがいたから、かなり大変な思いはしたけど、結局成功した。あれは成功したって言っていいのかな(笑)。俺の中では成功したなって思ってます。
ノブ:(笑)。その時がなければ辞めていたかもみたいなことはある?
わかぽん:うん、辞めてたかもね。最初は入ってすぐに辞やめようと思ってたし。でも何もやんないで辞めるのはもったいないと思ってて、そんな時に学生定例会があってよかった。やっぱりすっっっごい辛かったけど、すっっっごい楽しかったんだよね。やり切ったという感覚は確実に自分の中にあったから。参加者のみんなが「ほんと楽しかったよ」って声をかけてくれたり、何より一緒にやってきたメンバーが楽しそうだったことが1番嬉しかった。
ノブ:うんうん。
わかぽん:「プレバトぽん流会」の時も、運営のメンバーが笑ってくれたのがすごい嬉しかった。本当に大変な思いさせたし、2日前とかに今まで1ヶ月以上準備していたものが全部変わってさ、正直「まじか」ってみんななったと思う。
ノブ:あれね。箕輪さんの「ドタキャン事件」ね。
わかぽん:そうそう。でも逆にあそこで箕輪さんがダブルブッキングしてくれてよかったんじゃないかと思うんだよね。
ノブ:ほーー。何で?
わかぽん:もちろん参加者のみなさんにとってはよくないことかもしれないけど、あれがなければ俺ピエロ着てないもん(笑)。
ノブ:(笑)。わかぽんのピエロはあそこから生まれて、今やわかぽんの象徴みたいなとこあるからね。感謝だね、箕輪さんのダブルブッキングに(笑)。
わかぽん:ほんとそうだね(笑)。
ノブ:わかぽんにとってみの編というかみの校っていうのは、やっぱり仲間を大事にするところだったって感じなの?
わかぽん:そうだね。ちゃらんぽらんだしね、俺。
ノブ:え、ちゃらんぽらんなの?
わかぽん:俺のことちゃんとしてるって思ってる人少ないと思う。何でも「いいっしょ!」って言ったりするし(笑)。
ノブ:基本的に、「いいよいいよ何でもやろう」ってスタンスだもんね。
わかぽん:ここはやりたいことをやる場所じゃん。だから基本的にはイエス。他の人に迷惑かけないんだったらいいよって。そのあとに軌道修正してあげるのも、リーダーがやればいいと思ってる。
ノブ:わかぽんはちゃんとそういう細かいところまで見てるよね。いざって時は軌道修正をするし、助けが必要なところはどんなものでも助けてる。だからそこは、偉いなと思うもん。
わかぽん:ありがとう(笑)。やっぱりさぁ、みんなが輝く場所にしたいっていうのがあるからさぁ。そのためだったら、見るよな。
ノブ:なるほどね。大事なことを教わった。僕もしっかりやらせてもらいます。
一同:(笑)。
箕輪さんは未編集の教科書
ノブ:わかぽんにとって、箕輪さんってどんな存在だったの?
わかぽん:あ〜、これ難しいなぁ。
ノブ:いつも急に案件振ってきて、2人であ〜〜〜〜ってなることもあるじゃん。
わかぽん:うん。あるね。何だろう、そもそもは箕輪さんが好きでみの編に入ったわけではないんだよね。
ノブ:そうなんだ。
わかぽん:でもみの編の中にいることで思ったのは、箕輪さんは「未編集の教科書」かな。学べることはいっぱいあるし、勉強になることも多い。ただ、「それいいの?」と思うこともある。正しいことも間違ったことも正直に書いてある教科書みたいな感じ。そこから選ぶのは自分なんだけど、多くのチャンスを与えてくれるし、教えてくれる。
ノブ:ページに白紙が残ってるみたいな?
わかぽん:そうそう、余白を残してくれるところもいいよね。ここは自分で考えろみたいなさ。思うところもいろいろあるけど、勉強させていただいてる存在っていう感じかな。
ノブ:だから何でもいいとは思わないけど、冷静に箕輪さんの発言とかを見てるって感じなんだね。
辛い顔をみんなの前で見せるのはダサい
ここからは、もう一人のサブリーダーのめいなちゃんも参加
ノブ:プロジェクトでちょっとミスが起きて、怒られたことも正直あったじゃん。
わかぽん:あー、あったね!
ノブ:その時でも笑ってたじゃん、わかぽんは。「なんとかなるっしょ」って。基本的にわかぽんって、どんな時でも笑っているイメージだけど、何がそうしてるの?
わかぽん:こういうの言いたくないけど、正直めちゃくちゃ焦ってる時もある。でも、顔に出したら終わりだなってのがあるから。まあ、実際何とかなるじゃん。
ノブ:なる。
めいな:うんうん。
わかぽん:例えば俺が、プロジェクトで一杯一杯って時に、「いやガチでやべえよ、どうする?」って言ったらやばいじゃん、多分。みんなからしたら、本当にやばいんだなとなる。
ノブ:いつも笑ってくれるから、何とかなるんだって思える。
わかぽん:みんなの前では辛い顔しないほうがいいと思う。何かあったら相談できる人がいるといいんじゃないかな。みんなに向かって「自分辛いんです」って言うことは、俺的にはダセェなって思うから。
ノブ:自分の頼れる人をしっかり見つけておくことが大事だね。
あとは、好きなようにやったらいい
わかぽん:2人的には今後どうしたいの?
ノブ:4月入学に向けていろいろやってみたけど、正直全然入ってなくて。俺も悪いんだけど、まだやっぱ箕輪さんを知らないと入ってこないなっていうのは感じる。
わかぽん:やっぱそうだよね。
ノブ:今こそ、箕輪厚介って名前から離れて「みの校」としてどう認知されていくかってところが鍵だと思う。みんなが楽しいところはもちろん作って行きたいし、わかぽんとあんまりそこは変わらないかな。
わかぽん:継続してやっていく感じになるのかな。
ノブ:そうだね。学びももちろんあるんだけど、あえて今は「遊び」の部分を強く出していて、その楽しいの延長線上に学びがあると思うから、そこに自分で気づいてもらいたいなって思う。就活の時とかに自分を見つめ直して、「あれやってよかったな」ってふと思ってもらえるような体験をしてほしい。
めいな:私はあんまりないと言うか・・・わかぽんがいて、ノブさんがいて、というところを自分じゃ上回れないと思ってるから、そこをどうしようと思ってる。
わかぽん:超えるとかじゃなく、めいなちゃんはめいなちゃんでいいじゃん。ノブと同じことをやる必要はなくて、めいなちゃんができることを見つけたらいいと思うよ。ノブにできないことを見つけてやってあげるとかね。まだサブリーダーになって1ヶ月も経ってないんだから、焦らないで、ゆっくり自分にできること見つけて行ったらいいんじゃないかな。
めいな:なるほど、そうだよね。ありがとう。
わかぽん:俺からは絶対口出さないよ。2人が本当に悩んだら、全然相談には乗る。イベント出てくださいとか言われたら絶対出るし(笑)。リコーダー演奏会どっかで絶対やるから。
一同:(笑)。
ノブ:リーダー吹っ切れた記念とかにしようか。
わかぽん:吹っ切れたんで何のしがらみもなくリコーダー吹きます(笑)。
めいな:何だそれ(笑)。
主人公は自分であることを忘れないで
ノブ:そろそろ時間もあれなんで、みの校生に向けて何か一言。
わかぽん:一人ひとりがみの校の主人公ってことを忘れないでほしいかな。リーダー、サブリーダーとかはあるけど、それは偉いとか何かをやってくれるとかじゃなくて、自分から動いて何か成功体験をしてほしいし、作り出してほしい。みの校はまだたくさん余白があるから、みんなで新しい文化とか作って行ってほしいかな。まあとにかく楽しんでください。楽しいのが1番いいと思います。以上!!
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今日をもってリーダーを引退するわかぽん。本当にお疲れ様でした。
プロジェクトなどをやっていても、本当に苦しい顔を一つも見せないわかぽんでしたが、その裏ではメンバーへの思いやりと、自分の弱みを見せるのは「ダサい」というプライドとの戦いがあったのだと思います。
どんな時でも笑顔でその先を切り開くわかぽんに、今後も注目していきたいです。
テキスト/ノブ
編集/舩津里奈子、ノブ
バナー/だいち
校正/清水えまい
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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com