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チャンスは自ら作り出せ!コミュニティを使い倒すクリエイターの動き方

2019年5月25日(土)。
映画『箕輪大陸』、WEEKLY OCHIAI ダイジェスト箕輪狂介 PVなど、SNSを駆使して数多くの作品を世に出してきた動画クリエイタータカオミによる「コミュニティを使い倒してSNS時代のクリエイターへ」のイベントが関西にて開催されました。


箕輪編集室で動画を作ったことをきっかけに、数多くのチャンスを掴んできた動画クリエイタータカオミ。しかし、彼も最初から活躍していたわけではありません。
多くの人に見てもらえる作品を手掛けるチャンスを、どのように掴んでいったのか。その秘密を語った講演会のイベントレポートをお届けします!

<Profile>

タカオミ
動画会社PYRO代表、箕輪編集室所属の動画クリエイター。
2015年にカナダへ移住し、フリーランスとして独立。2018年に箕輪編集室へ入会したことをきっかけに帰国、動画会社PYROを設立。「モノを売るためではなく、ストーリーを伝えるために作る」ことを信条に動画を制作している。
制作実績:「WEEKLY OCHIAIダイジェスト」「ハフポスト #わたしを勝手に決めないで キャンペーン動画」「箕輪大陸」など


コミュニティをフルに活用するクリエイターのメリット

クリエイターにとって、コミュニティのために作品を作るメリットは、作品に対しての反応を貰える機会が多いこと。自分ひとりであれこれ悩むよりも「動画かっこいいね!」「ここを改善した方がいいかも!」と作品の評価を受けることで、自分自身でもより濃いフィードバックをすることができ、次の作品に活かすことができます。そして何より、モチベーションや創作意欲が高まるのだそうです。

タカオミさんもかつて、時間をかけて作った動画を自分のSNSにアップしたものの、数百回しか再生されなかったという経験があったのだそう。現在は箕輪編集室という大きなコミュニティで手を動かし続け、認知と信頼を築いていった結果、多くの人からの反応をもらえるようになっています。コミュニティに所属して多くの人の目に触れることは、自分にとってもコミュニティにとってもwinwinの関係が築くことができるのです。

チャンスという名の打席をクリエイティブする 

タカオミさんは、どのようにコミュニティの中で、チャンスを得ていったのでしょうか。その答えは、自ら打席を作りオーナーやコミュニティに求められる作品を作り続けること。

若手力のオープニング動画見城徹著「読書という荒野」のPR動画は誰かから頼まれて作ったわけではなかったのだそう。このタイミングでこういう動画があったら喜んでもらえるだろうなという需要を見極め、相手の予想を超えるクオリティで作品を作る。それが大事だとタカオミさんは話します。
最初から用意されている打席がないから諦めるのではなく、自らチャンスを作り出し、自分の120%の力で成果を出し続けることを意識していたそうです。この行動を継続したことで、NewsPicksのWEEKLY OCHIAI ダイジェストや有名企業からのPR動画作成依頼を受けることに繋がっていきました。

一見オーナーやコミュニティに貢献し続けることは「利用されている」ように見えますが、コミュニティでの信頼を積むことで、結果的にはその何倍も「オーナーを利用する」ことになる。

そしてもう一つ、コミュニティでチャンスを掴むのに大事なことがあると話します。それは遠慮をしないこと。こういうものを作ってくれませんか?と他人が指名されていたとしても、自分も作品を作って出してみる。他人の目を気にせず、自分はこういうものが作れますとアピールすることで、その場で採用されなかったとしても、別の機会で打席に立つチャンスを引き寄せることができます。

初心者は短期決戦でインパクトを与えろ

これまでの話を聞くと「ある程度クオリティの高い作品を作れる人に限ったことじゃない?」と思われる方がいるかもしれません。

そこでタカオミさんは、初心者のクリエイターがコミュニティで活躍するための戦略についても語ってくれました。大切なことは、クオリティで勝負するのではなく、短期間で圧倒的な量を全身全霊で作り続けること。クオリティは一朝一夕では身につきませんが、スピードは優先順位の決め方次第でどうにでもなります。 まだクオリティに自信がなかったとしても、修正すればよかったなと思うところは次の作品に活かせばいい。質にこだわる前に量にこだわることで、自身の成長とともに、あの人は〇〇ができる人だと、自分自身のタグ付けにもつながっていきます。


イベントの後半では、タカオミさんの動画制作のプロセスを公開していただきました。詳しい様子は、twitterのハッシュタグ #タカオミ関西 でご覧ください。


その後質疑応答へ。参加者からの質問に一つひとつ、丁寧に答えていました。


今回の主催者である平井さんも、自ら打席をクリエイティブした一人。箕輪編集室で活動するタカオミさんをみていて、これからさらに突き抜けていくであろうタカオミさんの思考や動き方を深く知りたくなったのだそうです。そしてそれを箕輪編集室以外の多くの人にも知ってもらえるようにと、自分で旗を上げて今回のイベントを主催するに至っています。

イベントの最後には、タカオミさんからこんなメッセージが贈られました。

今回話したことは、実践しないと意味がない。
でも、それはあなたの意思決定でしか動かすことができない。

今日僕の話を聞いた人が自分の人生を納得できる道を歩めばいいなと思っています。


***

執筆: 石橋和貴(ばっし〜) , みちるん
写真: 遠藤稔大 , 藤田英希
イベント主催: 平井裕也


ー動画制作のご依頼はPYROまでー


ータカオミ動画作品集ー



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