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はじめて「好き」と言えた日 【夕刊ミノ】中部チーム

こんばんは。箕輪編集室中部チームのえまいです。9月15日の夕刊ミノをお届けします。

今回は、先日惜しまれつつもFinaleを迎えた箕輪編集室(以下、みの編)中部チームの毎週金曜日の人気イベント、Mino-sic Station(以下、ミノステ)に参加した一人として感じたことをお伝えします。

特に「自信が持てない方」「自分らしくいられない」と感じている方に届いたら嬉しいです。

初めて参加した“エリアチーム”のイベント

私が初めてミノステに参加したのはみの編3周年の記念イベントの時です。

元々音楽が大好きな私にとって以前からミノステは気になっていました。ですが、いきなり参加するにはハードルが高いと感じていました。なぜなら、当時みの編に入って2か月目の私はいわば新参者。加えて、東京に住んでいる私には“縁もゆかりも無い中部エリアチームのイベント”に参加するとなると、丸っきり別世界に飛び込むほどの気合が必要でした。

そんな時、ミノステが「みの編感謝祭  Mino-sic Station 〜3周年ありがとうSP〜」としてスペシャルイベントが開催されると知りました。普段のイベントと違い、多くの人が参加することが予想されるため、ハードルが下がると考えました。

「ここで参加しなければもう機会はないかもしれない。」

そんな思いが頭をよぎり、意を決して参加をすることにしました。


勇気を出してリクエスト

6月26日23時。ついにイベントが始まります。楽しみと緊張が交差する妙な気持ちに落ち着かなかったことを今でも覚えています(笑)。

イベントは事前に募集したリクエスト曲をかけていくという流れ。リクエストした人が、曲をかける前にエピソードや曲紹介などを添えてみんなで一緒に聞くというものです。ONAIR中は、Zoomのチャット機能を使ってみんなでその曲の感想を書き込みイベントはさらに盛り上がります。

「これは受け身でいるより、自ら参加した方がイベントを楽しめる!」

そう思った私はリクエストすることを決めました。事前にリクエストをしなくても、イベント中にリクエストすれば曲をかけてくれます。ですが、ここで問題が発生します。

「みんなは打ち解けているけれど、新参者の私は“好きなアーティストの曲”をリクエストしても楽しい雰囲気に水を差してしまうのではないか。」と思う一方、「でも、今、この瞬間を存分に楽しまないともったいないのではないか。」と葛藤しました。

そこで「そこそこ好きなアーティストの曲で様子を見る」ことにしました。心の弱さが表れた瞬間ですが、結果、取り越し苦労でした。曲を知ったきっかけを語ると「胸アツなエピソード!」「いいね!」「他の曲も気になる!」と肯定的なコメントしか無かったのです。初対面にもかかわらず優しく受け入れてくれる。その思いに感激した記憶は今でも忘れません。


「好き」と言えてから自分のことが前より好きになった

実はファンクラブに入るほどSpitzが好きなのですが、過去に「暗い」と否定された経験がありました。その時からずっと思いを胸に秘めていました。

ですが、ミノステで勇気を出してリクエストしたことがきっかけになり「私、Spitzの大ファンなんです!」と遠慮なく言えるようになりました。それはハヤトさんが言うように、ミノステが“多様性を認めるコミュニティ”だから出来たことです。

その変わり様に自分でも驚いています。昔は、素直に「これが好き!」と言える人を傍目に「羨ましい。私も素直に言えるようになりたい。」とばかり願っていました。素直じゃない自分が好きじゃなったんです。ですが、それが出来るようになってからは「私、こんなに“好き”がいっぱいあったんだ!」「“好き”はたくさん言っていいし、かき集めていいんだ!」と思えてます。

昔の自分をダメだったとは思いません。むしろ「愛おしいな」と慈愛の心で見ています。そしてこれからの新しい自分もどんな自分になるのか楽しみで仕方がありません。そう思わせてくれたミノステに返しきれないものをもらったと思っています。初参加のミノステのイベントテーマ「感謝」にちなんで胸を張って言えます。

ありがとう、ミノステ!!

テキスト・編集・バナー/清水えまい

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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com

箕輪編集室公式Twitter



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