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自分でハンドルを握り続けることでしか「熱狂」は生まれない

本日3月14日(木)、箕輪編集室にも所属しているキャリアカウンセラー 本間友規(以下 本間さん)を招き、キャリアに関するイベントが開催されました。

「就活の支援だけではなく、生き方など一人一人の根幹に関わる部分を支援したい」。累計面談人数6,000人以上と、多くの人々に向き合ってきた本間さん。

今回は箕輪さんを交えて「熱狂とキャリアを結ぶ仕事論」を語っていただきました。


<Profile>

本間 友規(ほんまゆうき)
1982年愛知県岡崎市生まれ。リクルート、Speee、人材研究所での経験を活かし、現在は創業6年目となるスカラインターナショナルで代表を務め、年間1,000人、累計6,000人以上のキャリア支援を手掛ける。
「世界をもっとカラフルに。」というビジョンを掲げ、一人一人の価値や可能性の発掘を大きな目的とし活動している。キャリデザチームのアドバイザーとしても活躍中。

会場に集まった参加者は、これから社会に出る新卒の方とキャリアに悩む社会人がちょうど半分ずつ。

それぞれのキャリアに関するリアルな質問にお二人が答えるという、ライブ感の強いイベントとなりました。

先ほど終了した本イベント、その「速報」をお届けいたします!


ヒトに左右されるな〜「就活のプロ化」が進む新卒市場〜


昔と今の就活における一番の違いは、学生の意識。

東京を中心に長期インターンを利用して社会人のように働く学生が増えてきています。このような意識格差によって、さらなる実力主義の社会になるのかもしれません。

そんな就活生の会社の選び方として気をつけるべきはヒト軸で選ぶこと。

当然会社によってカラーはありますし、そこで働くヒトを軸に考えるのは間違いではありません。
しかし、上司や同僚によって自分のやりがいが左右されてしまう危険があるからこそ、ヒトに自分の働きがいを求めてしまうのはダメ。

この人に憧れて、この人と一緒にいたら熱狂できるかもしれない。
そう思っていては、ヒトに左右され続ける人生になってしまいます。仕事は人生におけるウェイトが重すぎるからこそ、自分でハンドルを握り続けることが大事。


キャリアは「名詞」ではなく「動詞」で考えよ

世の中にはびこる「やりたいことがない病」。
今も昔もやりたいことがないと悩む就活生が本当に多いのです。そんな方たちに箕輪さんと本間さんが共通しているのが「やりたいことはないが、向かいたい方向性」があるということ。

人によって世の中を面白くしたい、マイノリティに寄り添いたい、人を応援したい、などカラーの違いはあれど、会社や職種でやりたいことなんてないのが普通。
むしろどんどん新たな仕事が出てくる中で、会社や職種など「名詞」に縛られる必要はなく、自分が向かいたい方向性を持っておくことが何よりも大事なのです。

皆さんは天職というものが世の中のどこかに存在していて、どこかで生きていたら出会えるものだと思っていませんか? 実は全くの逆で、何かに夢中になっていたらそれが天職になっていることがほとんどなのです。

「この会社じゃなきゃ」
「この生き方じゃなきゃ」

そんなふうに思わずに「そもそも自分がどういう姿になりたいのか」という問いに、向き合ってみるのが良いかもしれません。

仕事の期待値を超えられないやつに「熱狂」は生まれない

「今の役職では、やりたいことがやりきれない。もっとやりたいことはあるのに。」
会場にはそんな悩みをもつ参加者がいました。
どうしたら圧倒的に突き抜けられるキャリアを描けるのか。

そもそも前提として理解しないといけないのが、職種によって仕事の範囲が決まることはないということ。その範囲を自ら飛び越えた人が、圧倒的に突き抜ける人間になることができるのです。

・デザイナーだからデザインしかしない。
・営業だから営業しかしない。

自分の役割に固執しているだけでは、何も起こりません。
何よりもまず取り組むべきは、与えられた仕事を期待値以上で着実に返していくこと。
そうして新たな仕事に取り組みつつ、自分の役割の概念をアップデートしながら自分の範囲を広げていくのが何よりも大事なのです。

死に物狂いで自分の実力ではできないことを、追い込まれながらも取り組むこと、自分でハンドルを握ることでしか「熱狂」は生まれません。


あなたは自分でハンドルを握れていますか?



*本日のグラレポはこちら!

この後も、箕輪さん×本間さんによるキャリア談義は続きます。
箕輪編集室メンバーは、このイベントの全編を視聴できます。これから入会される方も、アーカイブが残されているのでぜひご覧ください!




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テキスト:吉井健吾
グラレポ:はまみちゃん
写真:柳田一記

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