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まだ箕輪編集室に入ってないの? 箕輪厚介が明かすみの編の実情

箕輪編集室はなぜムーブメントを起こせるのか? なぜメンバーから多くのスターを輩出できるのか? そのわけを語っていただきました。

こっちの世界に来て、革命を起こそう

箕輪:今までは、本当にちゃんとやれって言われたことをちゃんとやる人が評価されるっていう仕組みだった。けど、それが急に変わって、酷い話だと思いますよ。

これまでは「真っ当に生きろ! 銀行とかいいぞ! OBも立派な人が多いぞ」って散々言ってきたのに、急に「今時、銀行なんて行くの?」ってホリエモンや西野さん、僕とかがバカにするわけ。

SNSでフォロワーが多い自由人たちがケラケラ笑い始めて、あぁ…すげぇ残酷だなぁとは思う。それでも教育は変わってないから、世の中に合ってない人間をいまだに生んでる。

僕や西野さん、ホリエモンでもいいから、未来を先取っている人を自分の感覚で見て、聞いて、自ら変化していかなきゃいけない。

でも、人間や社会ってテクノロジーの変化とは違って、なかなか変わらないんですよ。だからこそ、個人の意識次第で変われる。

発想をちょっと変えるだけで、めちゃくちゃいい感じの生き方ができる側に行けるから、それはチャンスだよね。

みの編は、そこらへんの出版社より影響を与える

箕輪編集室は二つの軸がある。

僕の仕事ってもう何屋さんか本当に分からない。服作ったり、本を作ったり、動画を作ることもある。その案件に応じて「こんな面白い仕事来たんだけどどう?」って箕輪編集室に投稿する。

すると、メディアチームだったらPV作ります、ライターチームだったら箕輪さんに歌詞書いた時心がけたことをインタビューしますとか。PRチームだったら拡散しますみたいに、縦横無尽に1個のコンテンツに対して、各チームが連動してやっていく形になってる。

だから、はっきり言って出版社とかより圧倒的にすごい。今の出版社って本を作るっていう機能だけで、全然世の中に対して面白い影響を与えない。

本を作るっていったら、その本の面白さを動画で伝えることも大事。その動画を拡散させることも大事。その本の著者を招いてイベントをやることも大事で、みの編は日本一速いスピードと日本一強いパワーでそれらを一気にできる。

出版社だと「誰がやんの? どの部署?」「その予算ってどこから出るんですか?」「動画なんて今まで作った人いませんよ」とかそんなことばっかり。

それでも、僕の作っている本がヒットするのは、縦横無尽にあらゆるツールを使って世の中に届ける箕輪編集室があるから。

それに、月5000円を払って参加してるから、モチベーションの高い人間だけが集まる場になる。

だから、俺が「こういうことやりたいんだけど、誰かやって」って言うと、みんな手を挙げて仕事の奪い合いになるわけですよ。

仕事の種類にもよるけど、特に面白いものを作る場合においては、やらされている人がやるよりも、お金を払ってでも手を挙げてやってくれる人の方が絶対いいものになる。

今、前田裕二の本作ってるんだけど、僕が新幹線乗ってて前田さんと打ち合わせできなかったから、箕輪編集室メンバーの舞ちゃんが代わりに取材に行って原稿を作ったりしてる。

 やっぱ、メンバーに頼むと本当に超丁寧にやるんですよね。それは前田裕二のことが好きで、お金を払ってでも前田さんに会いたいと思ってる人たちだから。

素人でも、ノウハウみたいなものは今や完全にオープンになってるんで、好きな人がやる方が全然いいものができる。

そういう意味において、箕輪編集室は出版社と比べて、もう圧倒的に最強なものになってきている。

なぜここからスターが生まれるのか

そもそもスキルを持った人が目立ちやすい。

動画を作るのがうまいタカオミっていうやつは、スキルがすごいから僕がどんどんお願いしてたら、 ZOZOの田端さんから依頼が来た。

そしたら前澤さんに認識してもらって、今前澤さんと仕事してる。これって動画制作会社へ普通に勤めてたら、何年経っても絶対できないと思う。

もう一人例を挙げると、デザイナーの前田さん

箕輪編集室でいろんなデザインをしてくれて「前田さんってすごいね」ってなって、『宇宙兄弟』とかを編集した佐渡島さんと仲良くなった。それで、前田さんが漫画作りたいって言ったら、佐渡島さんが編集してあげるってなったりしてて。今度、評論家の宇野さんの番組にも出るらしい。

みの編は、自分の力を証明して何者かになって、そういうステージにいけるっていうブースト機能がある。そこは他のオンラインサロンとかと圧倒的に違う。他のサロンでもスターを生み出そうとしてるけど、実際、生まれてるところはほとんどない。

僕じゃないとできないからね。編集者という仕事は第一線の場を与えることができる。

実際、箕輪編集室から〇〇になったとか、箕輪編集室の人は優秀だよねとか言われて、仕事がものすごく生まれてる。

好きなことを仕事にしろってよく言われてるけど、 なかなか難しいんですよね。 要は、好きなことを仕事にするまでには、地道なことがありすぎてその途中で心が折れたりするから。

でも、みの編で遊びのように僕と動画作ったりしてると、その遊び自体がものすごい一流の人とかけ合わさるものが多い。だから、そこで一気に自分のブランドを作って、実際の仕事に繋がっていってる。


*こちらは、近畿大学にて開催された講演会を編集した記事です。

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テキスト 湯田美穂 氷上太郎 國友克弥 大原瞬 岡島トシノリ
編集 橘田佐樹
写真 遠藤稔大

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