チーム箕輪の仕事術
どーも箕輪スカイです。
今日はチーム箕輪の仕事術を書きます。
僕のプロジェクトは僕がその都度選ぶオールスターメンバーによって支えられてます。
めちゃめちゃ頼りにしていて僕1人じゃ何もできません。一緒にチームとして動く人がもっとほしいので、やりかたを晒しておきます。
先日こんなツイートをしました。
僕の仕事のやり方は、大体がプロジェクトベースで、そのプロジェクトに必要なメンバーを箕輪編集室、そして幻冬舎、そのほか外部から一気に巻き込んでいくという感じです。
基本的にはメッセンジャーで、次から次に追加していく。
メールしかしてないとかだとその時点でちょっと無理になってしまう。まあ今時ファックスで連絡してくる人は仕事できないのと同じことかな。
箕輪編集室には、動画、デザイン、イベント、そのほか特殊専門分野を持った人たちが多いので、この中から選抜していきます。
そして、僕という1人の狂人と、その意図をすぐにさっして行動できるスペシャルメンバーで動かしていきます。
僕はその瞬間に思いついたことをただ書きます。方法は知りません。方法は知らないけど、俺はこれをやりたいんだ、と打ち上げます。
その内容は、僕自身ですら、その意図や目的を正確に言語化してなくて、まわりにも伝えられない、でもやりたいんだ、思いついたから、ということです。
言語化をするということは、とても大切なことで、自分にも周りにも道筋がハッキリするのだけれども、それと同時に言語化すると言う事はロジックに落とし込むと言う事だから、ある意味での面白さやカオスや、予測不可能性を削ぎ落としてしまうことにもなる。
そうすると企画がスタート地点から面白く発展する事はあまりない。
阿吽の呼吸が伝わらない多くのメンバーを動かすときには、言語化しなければ同じ場所にたどり着けないので言語化することが必要だ。
しかしある程度僕のノリや感覚、センスなどを理解してくれてる人たちと仕事をするときには、言語化をあえてしないことで、予定不調和の余白を残しておく。
と偉そうに書いているけれども実際は自分でもよくわからないし何もロジックがないだけだったりもする。
そんなこんなでただの思いつきを、それがどういう意図であるかを瞬時に察して、くだらない質問をせずにすごい早く動いてくれるメンバーで一気にプロジェクトを加速させ走らせ人を巻き込み実現まで持っていく。
漫画死ぬこと以外かすり傷のサイン会のMessengerの例を挙げながら実際に見て欲しい。
箕輪編集室のメンバーでチーム箕輪に入ってくれる人がいると僕のへんてこな考え方がどんどんどんどん形になっていくのでぜひこんな感じなんだなぁとわかってほしいと思っている。
まず漫画死ぬカスを得るためにプロモーションでMessengerグループを作った。
それぞれのスペシャリストを招聘する。
紀伊国屋でのサイン会が決まり、ここから一気に企画化していく。
日程調整は一瞬でする。日程調整だけで関係各所にそれぞれメールをして数日かかるみたいなクソ仕事は一切しない。
トゥクトゥクを持っていたことを思い出す。さらにクリスマスが近いことを思い出す。運転手のまるちゃんにトゥクトゥクでクリスマスプレゼントを子供に配りまくってもらおうと思いつく。
おもちゃの予算などをすぐ決定し伝える。大人が喜ぶおもちゃとは大人のおもちゃではないと言うこともしっかりと伝えておく。この辺は繊細にやる。
僕が乗る時は丸ちゃんはトナカイを着てと伝える。
サイン会を1日で1000冊売ると言う企画に勝手に作り替える。そのための複数購入特典等を一気に考える。企画が変わっていくことなどを伝えないで勝手に察してもらう。同時にイベント会場もすぐ押さえてもらう。
出版記念パーティーの内容や出版記念パーティー以外の特典もどんどん考えて企画を膨らませていく。トゥクトゥクでさばける人数も確認。
購入特典にエイの餌やりをしようと言うアイディアも思いつく。それと同時にイベント会場案が上がってくる。
イベント会場のすり合わせなどを一瞬でする。
情報が多くなってきたと感じたのでビジュアルでまとめる。
イベント会場が決定する。
エイ餌やり等の企画は常識的に考えるとどこかで不可能と言われる可能性が高いので僕のモチベーションは非常に高いと言うことをしっかりと改めて伝える。
サイン会の日は朝から通しのイベントにしようと思いつく。すぐにフットサルをやるメンバーを招聘する。サウナの人にもLINEする。
本のカバーの袖に何か特典になるチケットを入れると言うアイデアを思いつく。
サイン会自体を3日通しのフェスに企画を変え、サイン会当日は1日盛り上がるイベントにする。
そうこうしてるうちにフットサルの会場も決定する。3日通しのイベントになったためイベント統括プロデューサーを改めて任命する。
このフェスは東京だけでなく全国で同時開催することができると思いつく。
全国を巻き込むため、フェスに参加したいとノミネートしてくれた地方に僕が当日くじ引きを引いて沖縄から北海道までどこでも行くと言うことを思いつく。
最初は新宿紀伊国屋さんでやるサイン会だったはずが、気がついたら3日通しの全国を巻き込むフェスに変わっている。
全く意味がわからないしどこまで実現できるかはこれからの頑張り次第。
しかし企画と言うものは企画書の段階で決まっているのではなく、常に走りながら適材適所のスペシャル人材を巻き込みながらしていくものだ。
事前の説明や事前の打ち合わせ、企画書や根回しなどをすると企画はスタート地点からあまり膨らむことがなくなる。
大企業やお偉いところと仕事をすると最初に企画書の提出を求められ、その後は、その企画書通りに進行しているかどうかをチェックされると言う、完全に本末転倒な出来事が起こる。
面白い企画をするための企画書なのに、途中から企画書に最初書いたことを実現するための企画に変わっているのだ。
僕はそういうことには向いていない。
言語化できない思いつきをブチアゲる1人と、その妄想を受け止め、迅速に全体像を想像し、実現方法を考えるスペシャルメンバーで走っていく。
こうゆうグループが50個くらい随時動いてます。
これがチーム箕輪の仕事術。
多分日本でも屈指のスピードそして理解力とめちゃくちゃさがある。
仲間を待ってます。