『競争から文脈へ。商品からブランドへ。』
パーティーが嫌いな理由
おはようございます!
昨日はパーティーに行ってきました。
何のパーティーかと言いますと、広告代理店『GO』の三浦さんの40歳の誕生日会で、すごい大盛況でした。
5.600人くらい集まってました。
僕パーティーは大嫌いなんですけど、三浦のことは好きだし、近くの席にいた人は仲良いから楽しいかなと思って行ったんだけど、無理ですぐ帰りました。
何でパーティーが嫌いなのか、僕の人生の問題なんですけど、知らん人が多くてその知らん人が嫌いなんですよ。
単純に知らない人が多いのが嫌なんだと思うけど、飲み会とかでも5人が限界ですね。
打ち上げとかならまだしも、よく知らない人がダメなんですね。
僕はそういうのほとんどしないですけど、港区女子とかが集まる飲み会は基本すぐ帰りますね。
「写真撮ってください」とか言われたり、インスタタグ付けされたりするのムカつくんですよ。
それが1人ならいいんだけど、何十人もいるとそれが醸し出す雰囲気がダメなんです。
SNSマーケやってますみたいな男の嘘の雰囲気も苦手です。
あと、「音が大きいのがダメ」です。
あ、多分これ1位だな。
2位が「何やってるか分からない港区女子」が多いこと。
3位が「顔知ってるけどどんな人か分からない」こと。どんなこと話せばいいか分からない。
なのに何で行ったのかというと、単純に三浦のことを祝いたいってのもあるんだけど、文春の人も来るって聞いてて僕の『かすり傷も痛かった』を渡したかったんだけど、来るのが遅くて帰っちゃってました。
そこだけ残念でした。
青木さんとのトークイベント
何で遅れて行ったのかというと、その前に青木真也さんとのトークイベントがありました。
放送できないような内容ばっかりでしたけど、終盤深い話になって行って、『かすり傷も痛かった』に書いてある意識高い系ブーム後の脱競争論について話しました。
皆さん知ってるか分からないですけど、格闘家の青木真也さんは独自路線行ってるんですよ。
戦い方もそうだし、UFCとかアメリカのメジャーなところに挑戦する実力はあったけどシンガポールの新興団体でチャンピオンになったり。
そんな青木さんと『競い合いに乗らない生き方』について話しました。
競い合いに乗らないとは
Twitterにも書いたんだけど、競い合いに乗らないってどういうことかというと、青木さんってもともと誰よりも強くなって連戦連勝してテレビにも取り上げられるほどのメジャー街道走ってたんですよ。
そこで消費されるのが嫌で、独自路線を走るようになって。
僕もベストセラー連発してテレビもたくさん出るようになって文春砲くらったりして、自分の独自路線を作り始めた。
要は、レースからストーリーラインを作るってことになるんですよ。競争から文脈作りに変わる。
競争ってのは同じレースの中で敵に勝つこと。
文脈ってのは自分なりの文脈ってこと。
どんな人生を生きるかってことで、自分なりの物語を作ること。
同じ文脈ってことはあり得なくて、その人その人の文脈がある。
ブランド作り
さらにいうと、消耗品からブランドへ。
大量消費されることが資本主義での競争なんですよ。僕もいっぱい本出してたくさん売れる。テレビもたくさん出て色んな人に見てもらう。
でもそれやり続けると商品として消費されてしまうのでブランドとして成り立たないんですよ。
みんな着てるものって価値上がらないし。
売れなかったら商売にならないんだけど、ある一定の人しか買えないくらい値段が高かったり、量が少なかったり、世界観が独特だったり、「買う人を選ぶ」ってことですよ。
お寿司屋さんとかでも、高いところはある一定の人しか来ないとか、山奥にあって本当に食に興味ある人しか来ないとか。
そういう風に客を選ぶことによってブランドってのは作られていく。
脱競争論も、たくさん消費される商品から、客を選ぶブランドに変わっていくことなんですよね。
こんな話をしました。
この辺の話は面白かったです。
人間誰しも競争ばっかりやってたら飽きるし、1位以外楽しくないんですよ。
だから文脈作りから入って、商品からブランドに変わって自分独特の方向へ行く。ただこれ繰り返すんですけど、最初からそれは無理なんですよ。
一定競争で頭角表さないとブランドにならないし、お前誰だよってなるから、既存のレースで勝つことは否定できないんですよ。
こんなことも話しました。
あとは実名を出した表では言えないトークを青木さんとしました。青木さんと話すとだいたいこうなる。
だからYouTube配信とかできなかった。
ただまずいところを消していい感じに記事にはすると思います。
あと、昨日も行ったんですけど、Amazonレビュー書いてください。みなさん書いてます?
『怪獣人間の手懐け方』の方はけっこうあるんですけど、『かすり傷も痛かった』はまだ2件。
しかも独特すぎてよく分からんレビューなんですよ。
正解はないんで個人の自由でいいんですけど、もっと書いてください。
それではみなさん行ってらっしゃい!