文章を“活かす”写真〜妥協なきカメラマン軍団の戦い〜【夕刊ミノ】『BRUTUS』プロジェクトチーム
こんばんは。箕輪編集室メディアチームリーダーのもーりーです。9月4日(水)の夕刊ミノをお届けします。
9月2日(月)、箕輪編集室が携わった『BRUTUS』900号、真似のできない仕事術特集が発売されました。みなさん、もう手に取っていただけましたでしょうか!!
今回のBook in Book制作において私は、
・記事に使うための写真データの統括
・カメラマンとデザイナーの情報仲介役
という2つの役割をもって、このプロジェクトに携わらせていただきました。今回はこの制作過程についてお話していきます。
写真が…多い…!!
まず記事を作っていくにあたり、メディアチームに課せられたのは、必要となりそうな写真データの整理からでした。口で言うのは簡単ですが、これ、本当に信じられないくらいの量があるんです。
数えるのは既に諦めていますが、私1人が一年間みの編で取った写真の枚数が約5万枚といえば皆さんにも少しは伝わりますでしょうか…(笑)
現場の熱量をそのまま残してくれる最高のカメラマンが何人もいてくれるおかげで、箕輪さんの写真を整理するだけでも一苦労。
しまいには、こんなフォルダまで作ることに。
メディアチームのメンバーだけでなく、プロジェクトチームの皆が手伝ってくれたおかげで、膨大な素材の中から、必要な写真をデザインチームのメンバーに渡すことができました。改めて、これまで箕輪編集室が蓄えてきたものの大きさに感動しました。
「いつ撮るの?」 今でしょ!!
これまで撮ってきたデータを整理して一安心…とはいきません。全く新しいページを生み出すのですから、どうしたって足りない写真が出てきます。
「写真がなければ、撮りに行けばいいじゃない」
マリー・アントワネットのような声が聞こえてきそうなものですが、それも一筋縄では行かないのが箕輪編集室。使える時間が、短すぎるのです!
構成の打ち合わせから始まり、デザイン、ライティング、全てが同時並行で進むプロジェクト。しかも、取材対象がキングコングの西野亮廣さんに前田裕二(SHOWROOM株式会社)さん。日本で、彼らより忙しい人を探す方が難しいといっても過言ではない2人が取材対象です。
秒刻みのスケジュールの中で、何とか写真を撮れそうな機会を見つけるも、連絡が直前になることなど日常茶飯事。
「明後日、関西の方で西野サロンのイベントがあるらしいのですが…!!」
「前田さんと箕輪さんの写真、来週新宿紀伊国屋で撮れませんか!?」
「前田さん、明日大阪に行かれるそうです!!」
本来ならば一件一件腰を据えて、綿密に練らなければ行けないレベルの撮影が、雨あられのように降ってくる。そんな制作期間でした。無茶な撮影依頼に全力で応えてくれたカメラマンの皆には、感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。
気を抜くな。戦いはまだ、終わらない。
今回、ありがたいことに私が撮影した写真も数枚、記事の中に使っていただきました。即日撮影、即日納品、「数時間以内に訂正版をもらえませんか!」という連絡に、旅先の徳島からレタッチデータを送るなど、波乱万丈の夏を過ごさせてもらいました。
そして、2日前に発売。
ただ、まだ戦いは終わっていません。
みの編は、届けるまでがムーブメント。
より多くの人に読んでもらい、熱狂をみんなで分かち合ってこそです。
そして今回の特集、購入者限定で参加できるイベントがあります。ここでもまた、精鋭カメラマンたちの一眼レフが火を吹くこと間違いなし。
「乗り遅れたかな…?」と心配しているそこのあなた。
まだ間に合うよ。今からでも、飛び込んでみませんか?
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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com