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菅付雅信×箕輪厚介「これからを生き抜く編集力」

本日行われた箕輪編集室の対談イベント。ゲストは、下北沢B&Bで「編集スパルタ塾」を主宰しているグーテンベルクオーケストラ代表取締役 菅付雅信さん。

<菅付雅信 Masanobu Sugatsuke:プロフィール>
編集者/株式会社グーテンベルクオーケストラ代表取締役。1964年生。法政大学経済学部中退。角川書店『月刊カドカワ』、ロッキングオン『カット』、UPU『エスクァイア日本版』編集部を経て独立。『コンポジット』『インビテーション』『エココロ』の編集長を務め、出版物の編集から、内外のクライアントのプランニングやコンサルティングを手がける。著書に『東京の編集』『はじめての編集』『物欲なき世界』『写真の新しい自由』、対談集『これからの教養』等がある。またアートブック出版社ユナイテッドヴァガボンズの代表も務める。書籍では、津田大介、園子温、佐久間裕美子など、写真集では、篠山紀信、森山大道、マーク・ボスウィック、上田義彦、エレナ・エムチュックなど、アートブックでは草間彌生、森村泰昌、エリザベス・ペイトンなどを編集する。下北沢B&Bで「編集スパルタ塾」を主宰。NYADC銀賞受賞。


対談では、菅付さんが手がけた雑誌等の実例を通じて仕事論・編集論について語られました。

2002年に創刊したカルチャー&ライフスタイル誌『invitation(インビテーション)』。数々の撮影エピソードからは菅付さんの異常な熱量が滲み出ます。

ライフスタイルマガジン『メトロミニッツ』での印象的なエピソードとして紹介されたのは「ANAとJAL、双方のCAを同時撮影する」という企画。

両者が競合という点で前例もなく、正面突破では難しいと言われていたそう。

しかし、結果的に両社4人のCAが横並びになっている写真が表紙を飾ることに。

ここでは菅付さんならではの口説き術が。


そしていよいよ話題はラジカルな編集の在り方に。



一見、箕輪さんと正反対のタイプに思える菅付さんですが、角川時代見城さんのもとで働いていたこともあってか、見城節が垣間見えます。

ただ、菅付さんの人生論にまで及ぶ編集論を通して、他の誰でもない菅付雅信という編集者の、個としての異彩に圧倒された時間となりました。

箕輪編集室ではこちらの対談イベントのアーカイブ動画を視聴することができます。全篇隈なく見たい!という方は、ぜひみの編に参加してみてくださいね。

月末月初は退会枠があくので、要チェックです♩

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テキスト 篠原舞



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