入会初日でもチャンスはつかめる!中部林間学校【夕刊ミノ】中部チーム
こんばんは。箕輪編集室中部チームのりこったです。1月3日(金)の夕刊ミノをお届けします。
去年11月2日と3日、福井県で行われた「中部林間学校」に私は運営として参加しました。今回は、その時の体験をお伝えします。
入会初日。合宿の運営募集を見つける
私が箕輪編集室に入会したのは9月1日でした。動き出したい気持ちでいっぱいだったので、すぐに箕輪編集室のFacebookページ内にある自己紹介スレに投稿しました。
そこでメンバーから「今度、福井で合宿がありますよ」と教えてもらったので、中部チームに参加申請して「中部林間学校」というタイトルの合宿イベントページにたどり着きました。入会してすぐ、地元開催のイベントに出会えたことを奇跡のように感じました。
まだ企画が立ち上がったばかりだったので、思いきって「やりたいです!」とコメントし、合宿リーダーのタカヤさんに運営グループに入れてもらいました。
当初、私の役割は「現地調整係、ゆりなの補佐」でした。手が足りないところに補佐で回ればいいんだな、と気楽に考えていました。
和気あいあいとした運営、少しずつ雰囲気が変わる
運営グループは仲が良く、和気あいあいとした雰囲気でした。メンバー数人で下見にでかけるなど、やる気と楽しさがありました。
下見のレポートはこちらです。
しかし、話し合いが進むにつれて運営の中でも動けるメンバーが限られてきました。詳細を決める段階になると煮え切らず、不確定要素が蓄積されていました。
不安はあったものの、運営の自覚が足りなかった私は「まあ参加者も大人だし、枠組みがあればなんとかなるのかな」と、まだまだ気楽に考えていました。
晴天の霹靂。自分たちの甘さに心が折れる
10月18日。オンライン会議ツールのZoomで参加者向けのオリエンテーションが行われました。この主旨は、簡単なタイムスケジュールの伝達と、参加者の疑問を解消することでした。ところが、参加者から次々と降り注ぐ具体的な質問に、自分達の想定の甘さを痛感しました。
「タイムスケジュールをもっと詳細に決めなきゃ…」
「30人分の夕食を自分たちで作るってどういうことなのか試算しなきゃ…」「下見情報じゃ足りない。もっと施設と連携して細かく確認しなきゃ…」
焦燥感に駆られる運営を見て、前中部リーダーのあつしさんが動き、初代中部リーダーのタクさんがフォローに入ってくれることになりました。
「楽しい」だけじゃ足りない。「+α」をどれだけデザインできるか
タクさんがフォローに入ってからは、本当に怒涛の日々でした。やらなければいけない確認作業、シート作成、参加者への各種連絡…膨大な作業を片っ端からやりながら、抜けがないか頭を回転させることに必死でした。
やっと全体の動きが把握できるようになったころ、タクさんから“参加者への心遣い”について教えていただきました。
先読みで動いて、調整するのが運営です。
中部林間学校のコンセプトは「大自然の癒し、本気の遊び」。当初は、皆が思い思いに過ごせるよう余白を作り、自由度の高いタイムスケジュールを組んでいました。
しかし、ただ単に「好きなようにやってください」「何かあったら運営に言ってください」では意味がありません。行動には自由度をもたせつつ、参加者の気持ちを汲み取って、きっかけづくりや配慮をデザインしなければいけないことを教わりました。
特に今回の合宿は、子ども連れのママやオフラインイベント初参加の方も多く、不安の解消や「メンバーと繋がりたい」という思いに配慮が必要でした。
タクさんの言葉をきっかけに、名札の作成や「子見ュ二ティ」班(※)の立ち上げ、車の乗り合わせも、なるべく初参加者が単独行動にならないよう組むなど、ひとつひとつの動きに配慮をデザインするようになりました。
※子見ュ二ティとは
箕輪編集室 中部チームで作られた造語。コミュニティで子供を見ていくこと。
「楽しい!」だけじゃない、それ以上のものを感じてほしい! そんな気持ちが運営の中で広がっていきました。
「がんばってる姿、みてましたよ!」の言葉
合宿当日、私自身が参加者全員と初対面なので上手くコミュニケーションがとれるのかとても不安でした。
ドキドキしながら「はじめまして、りこったです!」と声をかけると、Twitterやイベントページのスレッド投稿を通して、ほとんどの参加者さんが私のことを知っていてくれました。
そして一番多く言われたのが「すごくがんばっていたの、みていました!」という応援の言葉でした。会ったこともない私の投稿を覚えてくださっていたことに感動しました。
自分が動いた分だけ応援してくれる、中部チームの温かさに触れた2日間でした。
中部林間学校を終えて、今後のこと
今回の体験を通して、人との繋がりや言葉にできないほどの学びを得ました。この学びを生かして、またイベントの運営に関わりたいです。
箕輪編集室に入ろうか迷ってる方、入ってからの一歩が踏み出せない方。自分の「やりたい!」に出会えたら、思いきって手を挙げてみてください。
誰かがあなたの声を拾って応援してくれます。
テキスト/りこった
編集/氷上 太郎、佐藤 優樹
バナー/中村 裕介
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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com
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