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今日から使えるコミュニティ論 ~『コミュニティの設計』編~ 【夕刊ミノ】 コミュニティデザインチームレポ

こんばんは。箕輪編集室コミュニティデザインチーム(以下、コミュデザ)チームのコミュデザラボ2期一話完結型アウトプット班です。3月26日(火)の夕刊ミノをお届けします。

コミュデザラボとは
コミュニティについて研究し、コミュニティ運営におけるエッセンスを見出していく実践型のプロジェクトです。現在は第二期が活動中で、「一話完結型のアウトプット」「コミュニティ運営におけるリーダー論」「オンラインサロンの教科書作り」の3つの班に分かれています。


コミュニティ論がわかりやすく書かれた名著、佐渡島庸平さんの『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.』を要約して、全3回に分けてお届けしていきます!
2回目となる今回は、より多くの方にコミュニティについて興味を持ってもらえるように、「コミュニティの設計」についてまとめました!

第一回目「安全・安心と熱狂」編についてはこちら

コミュニティの設計について

お題を出して行動の敷居を下げる
新規メンバーがコミュニティに入ったときにまず初めに何をすればいいのかわからないと、途方に暮れてしまう。初めの一歩をクリアさえすれば新規メンバーにとって安全・安心が得られる。既存メンバーから、気軽に手を動かせるお題を出して、行動を促すようにする。それを受けて行動した新規メンバーはコミュニティに協力できた感覚を味わえ、より積極的に活動しようとする。

(例1)敷居の低い行動としてFacebookのメンバーの書き込みに「いいね!」をするだけでもコミュニティに参加している気持ちになれる。
(例2)箕輪編集室の自己紹介スレでは、新規入会者が長所短所などの項目を設けた自己紹介を行い、既存メンバーがそれにコメントをつけるなどしてリアクションをする取り組みを行っている。また、お題スレという毎週提示されるお題に沿って皆がコメントをし合うスレも存在する。

学校行事に置き換えられるイベント設計で安全・安心が確保される

コミュニティを運営するときは、ゼロから発想しようとせず、学校行事のように誰もが知っているイベントを準備しておいたほうがいい。それにより学生時代を思い出し、当時と同じような安全・安心を感じられ深い絆が生まれる。

(例)箕輪編集室では、新歓、運動会、文化祭、合宿などの学校行事を連想させるイベントを設計している。例えば、文化祭ならば出し物を企画し、運動会ならばスポーツをするなど、誰もが内容をすぐに理解することができ、説明のコストがかからない。

役割を与えられることによって居場所と感じる

コミュニティメンバーにとって、学校の日直のように役割があったほうがずっと動きやすくなる。たとえ重要な役割でなくても手間が少なければ関わってみたいと思う人もいるため、人に役割を与えることはコミュニティの設計を考える上で非常に重要である。

(例)箕輪編集室では、新規入会者用のイベントである新歓において、その場で次回の新歓幹事をくじ引きで選んでいる。幹事に当たった新規メンバーは、みの編での役割を得て手を動かすことによって、自分の居場所だと感じられるようになる。

外部と繋がらないコミュニティは衰退する

コミュニティを作ると、コミュニティの「内」と「外」という概念が生まれる。外部と交流しないクローズドなコミュニティは安全・安心が確保されやすいものの、持続的な発展はむずかしい。オンラインコミュニティにおいても、いかに外部とつながるかがコミュニティを活性化させる鍵となる。

(例)インターネットラジオ局「ゆめのたね」では、ゲストや地域の方との交流会を定期的に開催することによって、パーソナリティーやラジオ局、地域との接点が生まれてコミュニティが活性化してきている。

オンライン→オフラインの順で親睦を深める

物理的な制約がないオンラインにおいては、地球の裏側でも気軽なコミュニケーションが可能である。頻繁にやり取りを行なってもコストはかからないため、コミュニケーションをしっかり取り相手のことを深く理解できれば、オンラインでも圧倒的な安全・安心を確保できる。その状態でオフラインのイベントを開催するのと、いきなり会うのとでは、前者の方が熱狂できることは明らかである。オンラインコミュニティでは、オンラインからオフラインへの繋がりを滑らかにすることでより親密になることができる。

(例)箕輪編集室では、新規入会者のコミュニケーションの場を設けている。はじめはFacebookでの自己紹介やビデオ通話ZOOMを使ったオンライン上での交流から始まり、新人歓迎会や新人だけが参加できる上に箕輪さんも出席する「みのエモ」、親睦会・定例会といったオフラインの場へつながるように設計されている。

いかがだったでしょうか?
今回は、コミュニティ設計の方法について説明してきました。
世界にはさまざまなコミュニティが存在していますが、長く活動を続けるためには要点を押さえたコミュニティの設計が不可欠です。

お伝えしたことが、家族・学校・会社…またオンラインコミュニティなどみなさんの身近なコミュニティで活用いただけたら幸いです。

このシリーズは全3回でお送りします。
次回は、「自走するコミュニティの作り方」について紹介していきます。
ご期待ください!

***

テキスト/高根修也コバヤシヨシトモ氷上太郎天野慎治荒木利彦(コミュニティデザインチーム 「一話完結型のアウトプット」班)

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『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/

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