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【日刊みの編NEWS】仕事じゃないけど手を抜かない。それが大事。

おはようございます。箕輪編集室運営担当の三浦 俊平です。 
11月16日(月)の日刊みの編NEWSをお伝えします。

わたしの趣味が「コミュニティウォッチ」ということで、日ごろから箕輪編集室内の「人の動き」をいろいろと観察しています。

コミュニティを構成するメンバーにはいろいろなタイプの人がいるのですが、「責任感」というキーワードで分類すると、大きく二つに分かれます。

ひとつは、「仕事じゃないんだから」とどこかで甘く見ている人、もうひとつは、「仕事じゃないけれどきちんとコミットして責任を果たす人」です。


たしかに仕事じゃないんだけれど…

箕輪編集室のようなコミュニティの活動は、余暇の時間を使って行なうものなので、本業やプライベートが忙しい場合はそちら優先でまったく問題ありません。

ただ、いろいろな人が集まって、善意で動いているコミュニティだからこそ、「約束ごと」は守ってほしいと思うのです。

担当していたタスクがどうしても期日までにできなさそうであれば、事前に相談してもらえればみんなでやり方を考えてカバーができます。

しかしながら、急に音信普通になってしまったり、問いかけに対してノーリアクションだと、「いまどういう状況になっているのか」、「こちらとしてフォローできることはあるのか」などがまったく見えません。

最初に述べたとおり、オンラインコミュニティの活動は、「余暇の時間を使ったレクリエーション」の一つに過ぎません。しかしながら、そこにはいろいろな人が関わっています。

「仕事じゃないんだからまぁいいでしょ」というスタンスで事態を放置してしまうと、他人に無駄な「待ちの時間」や「フォローのための予定外の作業」を発生させてしまい、結果的にいろいろな人の時間を奪ってしまうことになります。

コミュニティは会社組織ではないため、タスクの完了責任を全うするように命令することはできません。「やる」か「やらないか」は本人任せです。

やらなくたってお給料が減るわけでもなんでもないのですが、確実に周囲の人からの「信用」は減っていきます。

現代のように、ネットワークで何でもつながっている時代において、あるひとつのコミュニティで「信用」を失うことは、その人が所属する「すべてのコミュニティ」に影響を与えかねません。

ネットを通じて、「どこで、だれが、どんなふうに」見ているかがわからないからこそ、何事においても責任感を持って、真摯に取り組んでいただきたいなぁと思うのです。

「どんな状況であっても根性でやりきれ!」なんてことは思っていません。「忙しくて手が回らなくなったので助けてほしい」と正直に言うのも「真摯に取り組む」というのに含まれていると思っています。


きちんとコミットして結果を出す人

一方、「きちんと責任を果たしてくださる方」もたくさんいます。

仕事でもなんでもないし、義務でもないのに、「自分のタスク」についてしっかりと最後まで責任を持てる人。

正直なところ、そういった人たちだって「仕事でもないのに、何でこんなことやってるんだろ」って思うことはあると思うんです。

安受けあいしなきゃよかったとか、手を挙げなきゃよかったなぁって後悔する夜もきっとあるでしょう。

でも、そこで歯を食いしばって最後までやりきれるかどうか、それが大事なんです。

どんなに些細なことであっても、「真摯に取り組み、責任感を持って対応している人」を周囲はきちんと見ています。そして、そういった一つ一つの積み重ねが、その人の「信用」を増やすのです。


たかがコミュニティ、されどコミュニティ

先ほどの裏返しになりますが、これからの時代「あるひとつのコミュニティで信用を得る」ことは、その人が所属する「すべてのコミュニティに影響を与える」ことになります。

どんな些細なことであったとしても、責任感を持って真摯に取り組んでいる人のことを、周囲の人はちゃんと見ています。

書き起こしをする人、公式アカウント(インスタ/Twitter)を日々運用する人、バナーをつくる人、イベントでガヤとして盛り上げ役を担う人、リーダーとしてチームをまとめる人、日刊コラムを書く人、などなど、箕輪編集室の中でも、いろいろな役割を果たしてくださっている方がいらっしゃいます。

「たかがコミュニティ」の活動ではありますが、そこで真摯に行動し、役割を全うすることは、かならずプラスになって返ってきます。

逆に、「たかがコミュニティ。仕事じゃないんだから適当でいいや」なんて考えている人は、自分自身との約束を守れない人なので、そのうち仕事にも影響が出てくることになるでしょう。


「自分との約束」を守れる人になろう

気軽にチャレンジができるオンラインコミュニティだからこそ、ぜひ「何事においても真摯に取り組む」ことを意識してほしいなと思います。

ちょっとしたことに手を挙げて、それをやりきる。

そうやって「自分との約束を守る」ことを心がけると、徐々にそれが当たり前の行動になっていきます。

「真摯に取り組む」から始まり、「責任を持ってやりきる」というのが習慣化され、最終的に「やりきらないと気持ちが悪い」という状態までいけたら最高ですね。

「やりきる」を繰り返すことにより信用がたまり、「信頼される人」になる。これがコミュニティで活動することで得られる財産のひとつだと考えています。

願うだけの人、言うだけの人、やる人、やりきる人、いまのあなたはこの4パターンのどれでしょう。

コミュニティの活動を通じて「やりきる人」になれるよう、お互いがんばっていきましょう!


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テキスト / 三浦 俊平

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