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己を、奮い立たせる言葉。

こんにちは、パンティ箕輪です⛩

最近、鳥居がつきました。

10月のNewsPicksBookは
『己を、奮い立たせる言葉。』岸勇希
です。

僕的には、かなり入れ込んで、作りました。


岸さんは電通で、史上最年少でエグゼクティブクリエーティブディレクターに就任し、現在は刻キタル代表です。

実は、僕の言葉の多くは、岸さんのパクリであることが、この本を読むとわかります。

無意識的に憑依しているほど、岸さんの言葉には影響を受けました。

この本には、そういった、本質的で刺激的で、仕事に向かう自分を鼓舞してくれる言葉がたくさんあります。

また「思考の技術集」となってますが、考えること、言葉にすること、を仕事にする人にとっては活きるノウハウとしても役立つと思います。

今回は、NewsPicksアカデミアの会員限定に届く岸さんの手紙がすごく良かったので、特別に公開します。


はじめまして。刻キタルの岸勇希と⾔います。

この度、NewsPicks Book で『⼰を、奮い⽴たせる⾔葉。』という本を出版させて頂くことになりました。

2008 年に執筆した『コミュニケーションをデザインするための本』以来、約 9 年ぶりの単著で、とてもドキドキしています。

この本は「68」の⾔葉と、その解説から構成されています。

大部分は、2009 年から現在に⾄るまでの約 8 年間、私がTwitter(https://twitter.com/yukixcom)でつぶやいてきた⾔葉で、今回それを再編集、解説を加えました。

実はこの本、出版することにかなり抵抗感がありました。

それは、ここで紹介している⾔葉の多くが、誰の為でもなく、⾃分が⾃分を⿎舞するため、励ますために書いてきた⾔葉だからです。本のタイトルに「⼰を、」と⼊っているのはそのためです。

自分のために書いてきた⾔葉を、本にして意味があるのか。

誰かの役に⽴てるのか、もう⼿遅れですが、未だに悩んでいます。

いずれにせよ⾃分にとっては、企画と⼰を⾼めるためにやってきた「思考の試⾏錯誤」の記録でしかありません。

それでも、もし誰かの役に⽴てたり、励ましたり出来るのであれば、この本を書いてよかったと思います。

話は変わりますが、働き⽅や、⽣き⽅が、問われる世の中になってきました。

「ありのままでいい」「⾃分らしく働けば」「無理しすぎず楽しんで」。

素直に素敵だと思います。本当にそんな優しく、穏やかな気持で何かを成し遂げられるのであれば、⾃分を肯定できるのであれば、それほど素晴らしいことはないと思います。

ただ残念ながら、少なくとも私の⼈⽣において、そんな温度感で何かを成し遂げられた経験は、⼀度もありませんでした。

実際にはうまくいかないこと、不快な環境、理不尽な状況、納得のいかない出来事、理想とは程遠い現実の連続で、それでもなんとか⾃分を保ちながら、状況を打破し、なんなら楽しみながらやってきて、今があると思っています。

そんな⾃分に向けて書いた⾔葉ですから、この本は「折れたり」「落ち込んだり」「苦戦したり」「悩んだり」「挫けている」⼈たちに読んで頂けたらと思います。

残念ながら⾃分の⼈⽣は、他⼈を品評しても、論じても、⾺⿅にしても、尊敬しても、基本は変わりません。⾃分が⾏動して、変えていくしかない。

その前進を⽀える熱量だけは、この本にしたためることが出来たと思っています。

“上品な時代”にそぐわない本かもしれませんが、猛烈に、夢中に、我武者羅に、何かを成し遂げようとしている⼈の⼒になれるなら、嬉しい限りです。


この本にある「68」の言葉は、
その時の自分のレベル、気持ち、状況によって、刺さるモノが変わると思います。

今の僕はこの言葉に支えられています。

是非、読んでみてください!

値段も少し間違えて、1200円+税で、他の本よりかなりお買い得です。

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