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【日刊みの編NEWS】 『サーファーと箕輪厚介』というヘンテコな超短編小説を書いてみた

おはようございます。箕輪編集室運営担当のトムさん(村田敏也)です。 
10月26日 (月)の日刊みの編NEWSをお伝えします。

今日は、趣向を変えて、超短編小説を書いてみました。「いろんな仲間ができた」という話です。まあ、なんとヘンテコなタイトルだなと思って、秋の夜長にでも読んでくれたら喜びます。

『サーファーと箕輪厚介』

ある日、ボクは片岡義男の作品が大好きだったことを思い出した。家の中の片隅で埃にうもれて色褪せた文庫本を探し出して読み返してみると、いろんな思い出が走馬灯のように蘇ってきた。

40年近く前に波乗りを始めたのも彼の作品を読み漁った影響を受けているのは確かだ。彼の作品は、サーファーを主人公にしたものも多く、その主人公に憧れていたのだろう。

1978年から1982年までの僕の大学時代は、世の中を「サーファー」と「それ以外の人」に完全分離していた。僕の仲間達は、サーファーだけだった。春夏秋冬、毎週、土曜日の真夜中に大阪は八尾市の「Woodstock」という喫茶店(今はもうなくなってしまった)に集まり、数台の車にサーフラックをつけて板を積んで、伊勢、伊良湖、冬場は波が立つので日本海まで波乗りに出かけた。

そう、波乗りにいつも一緒に出かけたのは、「高校生から社会人の大人まで」の仲間だった。

1970年代、日本はサーフィンブームで、アメリカ西海岸のファッションも流行り、陸サーファーという波乗りをしない人まで現れた。パンツはリーバイスのジーンズ、それも501でなく517、そして、コーデュロイの646だった。それに、サーフショップやサーフブランドの名前が入ったTシャツとビーチサンダルが基本的なスタイルだ。ガールフレンドとデートするときは、ビーチサンダルを嫌うので、コンバース、ケッズやトップサイダーのスニーカーを履いて正装した。全てアメリカからの輸入品で、僕たちは古着もこよなく愛した。

本当のサーファーと陸サーファーの違いは、ウェットスーツの陽焼けの跡ですぐわかった。また、本当のサーファーは、髪の毛先が、潮焼けでかすかに茶色くなっている。

僕たちは、波乗り倶楽部、FREAK surf team を作った。チームのメンバーには、ステッカーやロゴを作る係、毎週車を出す係、クラッシュした板をリペアする係など自然に役割が決まっていった。ボクはサーフショップから樹脂と硬化剤とグラスファイバーを分けてもらいリペア係になった。傷ついた板を毎週数本リペアした。

台風が北緯20度を超えて北上してくると、ワクワクして天気図を読みながら波の高さを予測していた。サーファーは波のサイズを身体の部位で表現する。スネ、ヒザ、コシ、ハラ、ムネ、カタ、アタマ半、ダブルといった具合だ。台風は反時計周り(左回り)の渦巻き状に風が吹いているので、台風の東側は南風が吹いていて、うねりがどんどん北上するので、台風が南西方向にあるときの方が、波が入りやすい。

海までの道中は、気持ち良いカリフォルニアの音楽を聴きながら大合唱をした。SILVERの “Wham Bam Shang-A-Lang“ だけを、カセットテープに60分まるまる録音してきて何度も繰り返し、大笑いしながら歌った。この曲を輩出した Silver なるバンドは、1976年に唯一のアルバム『Silver』を残したアメリカ出身の5人組で、メンバーの中にあのイーグルスの創設メンバーであるバーニー・レドンの弟、トム・レドンがいることで、当時ウエストコーストミュージックファンの間ではそれなりの注目を浴びていた。

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波乗りにガールフレンドを連れて行くこともあったが、彼女たちは、ほったらかしにした。早朝、まだ暗いうちに海につけば、海に向かってハイビームをつけている車が何台もある。波チェックだ。白く崩れた波頭をみながら波の大きさを確認する。日の出と共に海に入り、昼飯を食ってまた海に入り、昼寝をしてからまた夕方の海に入る。ガールフレンドと何するよりも、波乗りをする方が幸せだった。

ある日事故が起こった。家が近い瀬川君に家まで送ってもらって、波乗り疲れでベッドに入ると、母親から女性から電話が入っていると起こされた。瀬川君のガールフレンドからだった。どうやら最後に彼女を家に送ってから、自宅に向かう途中に事故をしたらしい。翌朝、病院に見舞いに行くと、そこには包帯で顔を包まれた瀬川君がいた。車は大破したらしい。

彼が退院してからも、よく一緒に飽きずに波乗りに行った。しばらくして、ボクはアメリカに転勤をした。それからは、彼と音信不通である。Facebook も Twitter もない時代で、電話番号と住所だけが頼りの時代だった。

それからもずっと波乗りを続けて月日が経ち、3年前に箕輪厚介という人物を知った。彼も、ジーンズにTシャツにビーチサンダルだった。なんだか破天荒でアメリカの匂いがしたので、憧れてみた。彼の箕輪編集室にも入ってみて、クラウドファンディングをして京都まで来てもらったりした。

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当時、僕はもう58歳だったのだが、箕輪編集室でみんながやっていた Twitter もやり始めてみた。そうすると、いろんな人に繋がることができた。箕輪編集室では、運営をする係、デザインする係、ライターをする係、写真や動画を編集する係、イベントを担当する係、地方を盛り上げる係、学生をまとめる係、いろんな役割をもった人が自然と生まれてきた。

そう、また、「高校生から社会人の大人まで」の多くの仲間ができた。

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■ 昨日10/25(日)のみの編
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アジアチームとみの校のコラボで「アジアで闘う大学生」が開催されました。ゲストはカンボジアの大学に通うユウミさん。海外留学のきっかけや費用、高校時代のことから人生観まで色々と聞けたようです。

中部チーム、キャリアデザインチームのコラボで「MANABIYA」が開催されました。第3回となる今回のテーマは「世代を超えて仲良くなるコツ」。多くの学びがあったようです。年齢層が幅広い箕輪編集室は世代間交流実践の場として最適ですね。

みの校では新企画・体育祭のミーティングが行われたようです。今後の展開が楽しみです。

沖縄チームでは昨夜も「スナックバトンタッチ」が開店していました。企画やルールがなく、好きなタイミングで出たり入ったりできる空間です。毎日20時からやっているようですのでフラッと参加してみてはいかがでしょうか。

ライターチームでは夜な夜な「かちゃかちゃ夜会」が開かれていました。

ライターチームでは現在制作中のサウナ雑誌「サウナランド」の書き起こし募集が始まっているようです。ライターチーム内「書き起こし募集スレ」に詳しいことが書いてありますので、ご興味のある方はぜひ覗いてみてください。

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■今後のみの編
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※全て、オフラインの記載がないのはオンラインでのイベントです。
毎日[沖縄]Good Morning OKINAWA
毎日[沖縄]スナックバトンタッチ
毎週木曜日 みの編フットサル(オフライン)
毎週木曜日[みの校]動画クリエイト部
毎週月曜日[箕輪書店]スナック文香

10/26(月)
[ライター]文章の寺子屋
[中国・四国]中国・四国チーム交流会zoom
[コミュデザ]【コミュデザ読書会】シンニホン
[PR]PRチーム必読書制覇の道~第3回『共感SNS』編~
10/27(火)[PR]みんなでPRチーム戦略会議【今年は何の秋?】
10/28(水)[イベプロ]イベプロzoom飲み
10/30(金)[沖縄]NO MUSIC NO OKINAWA ~音楽とあなたをつなぐストーリー~ ハロウィンSP
10/31(土)
[関東]みの編秋の遠足〜鎌倉・江ノ島〜(オフライン)
[関西]箕輪、ユニバ来るってよ。*(オフライン)
[みの校]Newみのゼミ オープニングフェス
11/6(金)[中部]ぶらりミノ旅 in 富山 * (〜11/7(土))
11/9(月)
[沖縄]GO TO 沖縄!箕輪さんと行く沖縄旅行!!* (~11/10(火))(オフライン)
[関東]みの編サッカー部『ソサイチをやってみよう!vsJTBチーム他』
11/21(土)
[関西]格別! みんなで行く京都旅行!(オフライン)

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テキスト / トムさん(村田 敏也)
昨日のみの編 / 高橋 和矢

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公式 ツイッター
公式 インスタグラム

お問い合わせ:minowa.et@gmail.com


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『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/

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