心動く瞬間が、いくつもあった。「バナーデザインの基礎講座」 【夕刊ミノ】中国四国チーム
こんばんは。箕輪編集室中国四国チームの高見です。7月15日(月)の夕刊ミノをお届けします。
6月29日に中国四国チームの交流会が広島で開催されました。今回は、その中で行われた「バナーデザインの基礎講座」を振り返りたいと思います。プロデザイナーとして活動されているカズシさんを講師として迎え、バナー作成を中心にデザインの進め方を学びました。
「…あれ、ただの大学生がプロのデザイナーと会っている?」
ええ、そうなのです。
「しかも、徳島に住む私がわざわざ広島まで?」
ええ、そうなのです!!
初めは、「デザインが学べるし、みの編メンバーとも交流ができるし、広島観光も兼ねて行ってみようかな」という軽いノリでしたが…まさかここまで楽しく、人のハートの熱さに感動することになるとは思っていませんでした。
デザイン講座で学んだこと
それではさっそく、デザイン講座の内容を振り返っていきます。講座では、「バナーってそもそも何?」というお話や、デザインの基礎に関するいくつかのポイントを解説していただきました。
教わったことを簡単に整理します!
①バナーとは?
簡単に言うと、「Webサイトの看板」です。バナーを作成するときには、伝えたい内容や目的を考慮しながら、そのイメージをデザインに当てはめていくそうです。
②サイズ
スマートフォンや、パソコンからでも見られるバナーのサイズには、適切なサイズがあるとのことです。
③字体
バナーに使う文字は目的別で字体を変えることが重要だそうで、高級感を出すなら明朝体、硬いイメージや、強いイメージにはゴシック体、和風のものや手作り感を出したい場合は筆書体や手書きの字体といったように使い分けます。また、その字の大きさにも気を配ることが大切です。例えば、目的を伝える役割の文章は大きくする、次に大切な情報はその半分ほどの大きさにするといった具合です。
④色
バナーに使う色はイメージに合う色を中心に、白と黒を除いて、多くても3種類までの色を使うと良いそうです。また、夏なら淡い水色やオレンジ色など、季節のイメージによっても変えるそうです。組み合わせると良くない色もあるようで、赤と緑を重ねるなどがその一例です。
⑤装飾
バナーの装飾は、伝えたい内容のイメージが湧くものを使います。その表現の方法は写真でもイラストでもいいようです。例えば今回のデザイン講座であれば、「講座」というイメージから教室の写真を載せてもいいですし、パソコンでイラストを作るのであれば、そのイメージを表現した図を載せるといった形でもいいそうです。
そのほかに教わった細かなデザインの工夫としては、数字を使う場合は付属する単位を小さくする(例:「7月」なら「月」を「7」の半分ほどのサイズにする)、字体は基本的に同じ種類のものに揃える、各要素を対角に配置する、デザインに困ることがあればインターネットに上がっているサンプルを参考するなどです。
また、特定の人が参加するイベントでは、その人の写真を載せる、イベント名が出る場合は文字を載せるといった工夫もありました。
デモンストレーションで、「生」のデザインを体感
講義のあとに、7月の箕輪編集室新歓イベントで使用するバナーの制作をデモンストレーションしていただきました。プロのデザイナーの作業を目の前で見られたことは、大変貴重な体験でした。不思議なことに、見入ってしまうというか楽しい感覚になるというか…うまく言葉では表現できない、変な感覚に陥りました。
デモンストレーションでは、素早く作業をしながらもデザインを試行錯誤する様子が見られ、デザイナーがどのように考えてどのようにデザインを選択しているのかを目の当たりにしました。これは、本では決して見ることのできない世界でした。
自分のデザインを添削してもらって見えたこと
最後に、カズシさんが質問時間を設けてくださったので、思い切って自分の作品を見せることにしました。実際見ていただいたときには、よく実感が湧かず、不思議な気持ちになりました。
私が以前、大学の部活イベントの際に作成したポスターをプロの目線から添削していただき、自分がデザインするときには全く気にしていなかった細かい箇所のアドバイスをいただきました。
例えば、文字を詰めて配置してしまう癖や文字の太さ、入場料金の情報の示し方など、細かい部分ですが受け手の目線に立てていないデザインになっていたことを痛感しました。さらに講座後の飲み会でもアドバイスをいただきました。
このように思い切って手を上げ、添削をしていただけたことは大変いい機会となりました。「今後は積極的にデザインする場面をつくって量をこなし、より良いものを作れるようにしていこう!」と思っています。
地域を超えて、アツく繋がった
今回のデザイン講座では、プロの方の解説とともに、実際の作業の様子や作品の添削などもしていただき、大変光栄でした。
ただ不思議なことは、地域を超えた交流会で、まだ数回しか顔を合わせていないにもかかわらず、ここまで熱心にアドバイスをしていただけたことです。箕輪編集室には熱いハートを持った人たちが集まっており、自分もそれ以上に「アドバイスをもらいたい!」という熱いハートが働いたからなのかなと思っています。
箕輪編集室への入会やイベントの参加を思いとどまっている人は、是非一歩踏み出してみてほしいと思います! きっと、君のハートが相手の心を動かします!
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