ゆうこす×箕輪厚介 決断力と許され力があれば人から愛されていく
6月17日パラッツォ・デュカーレ西麻布にて「合コン2.0」と題したイベントが行われました。箕輪さんやゆうこすさんが持っている「愛され力」を切り口に、仕事や恋愛等にどう応用しているかを語っていただきました!
愛され力とは人から許されてしまう力
ゆうこす:今回は合コン2.0ということで、「モテ」や「愛され力」について語っていきます。
箕輪:多分俺とゆうこすの共通項は、本気で怒られることはないってことだよね。お前何やってんだ! って言われることはないよね、何やっても。
ゆうこす:ないですね。
箕輪:多分、俺がなんかミスして幻冬舎を潰しても問題ないと思う。
ゆうこす:怒られないんですか?
箕輪:いや、微妙だけどそんなに怒られないと思う。なんかね、俺は可愛げあるんだよ。あ、やっちゃったみたいな(笑)。
ゆうこす:そういう可愛げの出し方みたいなのって。
箕輪:何だろう。単純に上手いことやろうとしてないってことじゃない?
ゆうこす:上手いことって?
箕輪:例えば、Aさんを手懐けて、Bさんを巻き込んで、Cさんに(嘘や噂を)吹き込むみたいな。そうやって上手くいかなかったら「お前本当最低な奴だな」ってなる。けど、がむしゃらに目の前のことに一生懸命だった末の失敗だったら「あいつってそういう奴だよな」ってなる。子供みたいな感じがいいんじゃないかな?
ゆうこす:子供っぽいところを出していると。
箕輪:そう、計算ではなく、ただ無邪気なの。
ゆうこす:箕輪さんは計算ではないんですか?
箕輪:計算ではなくて、こうせざるを得ないからこうしてるんだけど、やっぱ無邪気って得だなって思う。怒られないもん。えぇダメなんすか? みたいな(笑)。
ゆうこす:「若手力」の時に田端さんもおっしゃってましたよね。男性は許され力が大事だって。
自分がやりたいかどうかで即決即断
箕輪:ゆうこすの好きなタイプはなんなの?
ゆうこす:え? 好きなタイプは、死ぬほどゆうこすのことが好きなのバレバレな人。
箕輪:あ! はい! バレてる!
ゆうこす:もー(笑)。 いやでも、聞いたんですよ! 箕輪さんのイベントに参加した子が言ってたんですけど、箕輪さんがゆうこすに対してDMでは「かわいい」とか言わないのは、何かの作戦だったんですよね?
箕輪:DMでは真面目な感じでね。そういうのやるよ。
ゆうこす:ギャップ大事ですね。
箕輪:ギャップ大事でしょ。
ゆうこす:恋愛だけじゃなくて、お仕事相手とか自分よりすごい方に気に入られたりするためにギャップとかって大事ですか? 見城さんとか堀江さんに愛されるためには、どういうギャップを出せばいいですか?
箕輪:ギャップはいらないよ。
ゆうこす:あ、ギャップはいらないんですか?
箕輪:こいつは売れる、こいつといたら面白いってことだけだと思うよ。あとはやっぱり会社の看板が自分より前に出てたら、誰とも付き合えないよね。講談社のなんとかですとか日経新聞のなんとかですって言ったら、お前いらねぇじゃんってなる。
だから、俺は「箕輪です!」で終わり。そこで大事なのは、「こういう本作ってよ」って言われて最終的に協議してもいいんだけど、「やりましょう、面白いっすね!」って言えるかどうか。絶対言っちゃいけないのは、「ちょっと1回会社の企画会議に出してみます」ってこと。
ゆうこす:「1回持ち帰ります」ってダメなんですか?
箕輪:絶対ダメ。もうその時点でお前いらないじゃんってなっちゃうからね。
ゆうこす:うん。
箕輪:だから、あくまでも俺が判断してるっていうのが大事。なんか頓挫しても「会社が...。」とか「社長がダメって言った」とか言わない。「俺、ちょっとノリ気じゃなくなっちゃったんで、また」って言う。
ゆうこす:え、それって嫌われないですか?
箕輪:誰かのせいにしない限りは、嫌われてもいい。もう嫌われてもいいじゃん。会社がダメだとか言ってる時点で、そいつは頼もしいと思われないからね。常に俺、俺しか言わないのはサラリーマンである人の鉄則だね。
そうじゃないと誰もついてこないと思う。だって、代替可能じゃん。「会社がダメだって言ってます」って言ったら、会社にいいって言わせる奴よこしてくれよとか思い始めるじゃん。
ゆうこす:思いますね。
箕輪:ゆうこすだっていっぱいあるでしょ? ちょっと社内で揉みますみたいなの。揉むんじゃねぇバカやろう! 「俺がいい」っていう人じゃないと、人はついてこないよね。
やると決めたら気合いで着地点まで持っていく
箕輪:例えば、ゆうこすから「こういうテーマの本作りたい」って言われたら、俺は「よし、やろう!」って言うよ。そしたら、「さすが箕輪さん」ってなるでしょ。
ゆうこす:うん。嬉しい。
箕輪:でも「ちょっと1回社内で企画会議に通していいですか?」って言われて、その後「通ったよ」って言われても、なんかそんなに嬉しくないじゃん。まあ嬉しいかもしんないけど、同じ船に乗ってる感じがしないでしょ?
ゆうこす:なるほど。
箕輪:そんなことはどうでもいいことなのよ。俺がやるって言ったらやる。幻冬舎がダメって言ったら、その時考える。じゃあ、角川書店に持っていくのか。講談社に持っていくのか。幻冬舎の社員とか関係なく、俺はもう絶対にお前の企画を絶対に成仏させるからっていう気合いだよね。
ゆうこす:こうやって応援することで、やっぱりいろんな方に愛されていくんですね。
箕輪:愛されるっていうか「箕輪に相談してみよう」って思われたい。
ゆうこす:ああ、なるほど。
箕輪:要はさ「会社に一回持ち帰ります」とかっていう奴に相談しようって思わないじゃない。(相談しようと思うのは)「おーし、やりましょう!」みたいな人だよね。
ゆうこす:確かに。「好きです」って言ったら「わかりました。ちょっと一回親と考えます」って言ってるようなことですもんね。
箕輪:そう。全くそう。
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テキスト 世良奈津子 Makiko Sato
写真 Eri Tashiro
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