夕刊ミノ

「THE TEAM読書会 - みんなの感想を共有しよう」 in みの邸【夕刊ミノ】関東チーム

こんばんは。箕輪編集室関東チームの森田範義です。4月28日(日)の夕刊ミノをお届けいたします。

4月13日、みの邸で「THE TEAM読書会」が開催されました。当初は開催時間を2時間半としていた読書会でしたが、ついつい盛り上がってしまい、気が付けば5時間オーバー(笑)。

大いに盛り上がった読書会の様子をお届けします。

みの邸で『THE TEAM』読書会

読書会参加メンバーは、渡邉さん柴田さん高下さん網島さん福原さんと私、森田。

高下さんはZOOM(オンラインMTGのできるWEBアプリ)での参加! 異なるバックグラウンドを持つメンバーの集いに、始まる前からワクワクしました。

なんとこの読書会には、著者の麻野さんからコメントをいただきました!


今回の読書会では、参加者が本から得た思考を共有することで『THE TEAM』をより深く理解し、現実社会におけるネクストアクションに繋げることを目的としました。

読書は知識量を増やす手段として非常に有効ですが、得た知識を活用しなければ意味がありません。読んだ後のアウトプット(行動)が何よりも大事なのです!

『THE TEAM』の読み方

著者の麻野耕司さんは、本書の中で「読んで頂いた全ての読者の方が『あなたのチーム』をつくれますように、という願いを込めました。」と語っています。

現在、私はシステムエンジニアで、14名のメンバーを率いる「チームリーダー」の立場にいます。「お客様のニーズを満たしつつ、期待を上回るアウトプット(成果物)を生み出すにはどうしたら良いのか?」「どのようにすればチームのポテンシャルを最大限に引き出すことができるのか?」と、日々考えることは山ほどあります。

一方で、企業や箕輪編集室の視点からすると私は「一人のメンバー」でもあります。そのため、私は「リーダー」と「メンバー」の両方の視点からチームについて考察しました。

この本はチームに携わるすべての人のための本。皆がそれぞれの視点でチームについて考えることができるのです。

『THE TEAM』 チームの法則
〈Aim〉目標設定の法則
〈Boarding〉人員選定の法則
〈Communication〉意思疎通の疎通
〈Decision〉意思決定の法則
〈Engagement〉共感創造の法則

参加者は、5つの法則からそれぞれ一番のお気に入りを選びました。

結果は以下。

 Aの法則:2名
 Cの法則:1名 
 Eの法則:3名

この3つをそれぞれに深堀りしていこうと思います。

Aim(目標設定)の法則

目標設定は行動目標、成果目標、意義目標の3つに分類されます。

本書では現代社会における意義目標の大切さが述べられていますが、参加者はそれに完全同意。

私自身、会社のメンバーとして意義目標を理解していなかったことを、この読書会を通して認識しました。

Communication(意思疎通)の法則

コミュニケーションは日常から切り離せない、永遠の課題。

この項目では個々の「モチベーションタイプ」を分析したところ参加者のタイプは以下の通りでした。

アタックタイプ(達成支配型):2名
レシーブタイプ(貢献調停型):2名
フィーリングタイプ(審美創造型):2名

たった6人ですらタイプは分散しました。モチベーションが上がるキッカケは人によってこんなにも異なるのかと驚きです。

たしかに、業務中、会社の他のメンバーとうまくコミュニケーションがとれないな、と思うことがよくありました。でもそれは、モチベーションタイプを見誤っていたからなんですね。

読書会での気づきを仕事に転用しようと、強く思いました。(麻野さんが神さまに見えてきた……。)

Engagement(共感創造)の法則

「すべてのチームメンバーがモチベーションに左右される」

これは麻野さんが本書の中で断言していることです。

精神論や根性論では真の意味で人は動きません。感覚的で目に見えないのが「結びつき」です。

下記の4Pのうち、皆さんはどのPを大事にしていますか?

【エンゲージメントの4P】
 Philosophy:理念・方針
 People:人材・風土
 Profession:活動・成長
 Privilege:待遇・特権

この会では、箕輪編集室はどれが強いのか?という話になり、2つの解釈が生まれました。

Philosophy:メンバーが自然と箕輪さんの思想を体得し、行動している
People:個としても、チーム全体としても人が際立っている

最後に

『THE TEAM』は最高に面白い本です!

そして一緒に面白がってくれるメンバーがいることも最高です。箕輪編集室は最高の「ザ・チーム」です。この読書会によって、読書体験がより価値のあるものとなりました。ここで得た学びを、明日からの生活に転用したいと思います。

すべてのチームにポジティブな変化が生まれますように。

テキスト/森田範義
編集/シバタナオ(お嬢)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?