無料公開 『己を、奮い立たせる言葉。』はじめに

寝たら、体力全回復。

また今日から頑張ります。

いよいよ、本日搬入。

『己を、奮い立たせる言葉。』

本日は、「はじめに」を無料公開します。

はじめに

自分のために、書いてきた言葉

この本で紹介している言葉は、誰の為でもない、自分が自分を鼓舞するために、励ますために、維持するために書いてきた言葉です。

大部分は、2009 年から現在に至るまでの約8年 間、私がTwitter(https://twitter.com/yukixcom) でつぶやいてきた言葉に、再編集、解説を加えたものです。

自分にとっては、企画と己を高めるためにやってきた「思考の試行錯誤」の記録ですが、読者の皆さんにどう役に立つのか、意味があるのかは、正直わかりません。

それでも、もし誰かを励ましたり、支えたり、応援したりできるのであれば、うれしい限りです。

格言なんて、都合よく使えばいい

今やネットを探せば「格言」や「素晴らしい言 葉」なんていうのは、いくらでも転がっています。 こうした言葉が、興味深いのは、逆のことを言っているものが結構あるという点です。

例えば「考えるより、まず動け!」という訓えが あります。 同時に「急いては事を仕損じる」ということわざもあります。

じゃあ、どっちなんだよ......。という話になるわけですが、お察しのとおり、どちらも真実であり、共に大切な訓えなのです。

言葉の効果効能は、聞き手、読み手の状態に大きく依存します。同じ言葉でも、読むタイミングで受け取り方や学びも異なります。

ですから言葉なんて、都合よく使えばいいのです。

今の自分を救ってくれたり、後押ししてくれる言葉を上手に使って、鮮やかに走り抜ければいいのです。

何を語るかよりも、誰が語るかが大切な時代に

本来言葉の価値は言葉そのもので完結すべきだと 思います。しかし、これだけ言葉が溢れる世の中だと、誰が発した「言葉なのか」が、ある程度重要になります。

ですから、簡単に自己紹介させて頂きます。

私の略歴については、カバーにあるプロフィールをご覧いただければ事足ります。

自分で言うのもなんですが、プロフィールだけ読むと、それなりに見えてしまうから不思議なものです。

もちろん噓はありませんが、とても自分のプロフィールだとは思えない感覚になります。そのくらいプロフィールと、リアルな自分の生き様に、距離を感じます。

私は 2004 年に電通に入社しました。入社して最初の配属で、いきなり辞表を出そうと考えたほど、大きな挫折を味わいました。

一番配属されたくなかった中部支社(名古屋)へ
の配属を告げられたからでした。

さらに追い打ちをかけたのが「新聞・雑誌室」という部署への配属でした。私はネット広告に携わることを夢見て、 電通を目指していたのです。

「なんで電通に入って東京配属じゃないんだ。しかも、やりたくない 仕事をやらされるんだ......」。

あまりにも自分の思い描いていた社会人生活と異なる現実に、ただただ敗北と絶望を感じたスタートでした。

それでもなんとか状況を変えたいと、猛烈に仕事をしました。

転機になったのは、心血を注ぎ書いた『コミュニケーションをデザインするための 本』という本でした。

入社 4 年目、ただただ「認められたい」という、飢えと悲壮感が書かせ てくれた本でした。

この頃になると、不思議と怒りはありつつも、純粋に仕事が楽しくなってきました。あまりに仕事が楽しくて、週末が寂しいと感じるほど、仕事にのめり込んでいました。

しかし、ここでもまた、棘の道が待っていました。

「コミュニケーション・デザイン」という、それまで広告業界にはなかった、新しい考え方を提唱 したため、さんざん否定されたのです(もちろん応援してくれた人たちもたくさんいました)。いわゆる出る杭は打たれるというやつです。

「ようやく成果が出たのに、成果が出たら出たで、こんなに大変なのか......」そう思ったことをよく覚えています。

さて、苦労自慢をしたいわけではないので本題に戻ります。

お伝えしたいのは、間違っても、プロフィールだけ読んでいると伝わりかねない、順風満帆な感じは微塵もなかったということです。

時に心と体を削り、それでも仕事を楽しみ、情熱を持って走ってきた14 年間でした。

私は、嫌な思いも、不条理も、悔しさも、至らなさも、色々体験しました。図にも乗ったし、心も折れました。謙虚にもなったし、はしゃぎもしました。苦渋も舐めたし、動揺もしました。迷ったし、悩んだし、落ち込みました。楽しくて、絶好調でもありました。

プロフィールからは決して伝わらない毎日があり、そんな毎日を乗り越えていくため書いてきた言葉が、この本です。

『己を、奮い立たせる言葉。』岸勇希



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