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会社という枠から突き抜けるには、市場での価値を高めろ #箕輪つくば

こちらは、8月3日茨城県つくば市にて「つくばの勝算」と題して開催された講演会の書き起こし記事です。箕輪編集室のメンバーでもある村本さんがモデレーターを務めてトークは進んでいきます。

リスクを取れ! 市場にさらされろ!

村本:この1年間で一番リスクをとったなと思うことは何ですか?

箕輪:少し前まで、会社から1時間かかる埼玉の小手指っていうところに住んでたの。僕が担当した『多動力』や『まだ東京で消耗してるの?』には「通勤時間はムダ」とか書かれているんだけど、僕が一番通勤時間で消耗してるという矛盾を抱えてた。

でも、「辛いな、なんだよこれ」って矛盾に耐えられなくなって、本当給料だけでは3ヶ月も持たないようなところに引っ越した。

そういうのってギャンブルなんだけど、1回追い込まれないと絶対突破できない壁がある。僕が「リスクを冒せ」って言ってるのは、人間は生温いところでは気持ちよくて頑張ることなんて絶対できないから。冷たいところに行かないと動かない。

僕は追い込まれたら頑張るタイプだから、本当に払えなくなるという状態になったらいろいろ思いついたんだよね。1つのコラムで3万円ぐらい稼いでたから、それをめっちゃやればイケるんじゃないかなと思ってた。

アドタイや東洋経済オンラインの編集者、イケダハヤトとかに「コラム書きますよ」って言って書いてた。最初は僕のコラムなんていらないだろって思ってたんだけど、「箕輪さん書いてくれるんですか? 嬉しいです」って言ってもらえたんだよね。そこで「自分ってこんなに評価されてたんだ」って初めて気づいた。要は意識のギャップがあった

そうやって行動することで初めて需要に気づけた。だから「市場にさらされろ」って言ってる。市場にさらされた結果、自己評価よりもめっちゃ低くて傷つくこともあれば、「あれ? 自分ってこんなに評価されてるんだ」っていうどっちのパターンもある。

でも、まずはさらされて自分に値札をつけないと、市場では勝ち残れない。会社っていう檻の中では潰れない限りのんびりと生きていけるけど、自分の手で稼ごうと思うなら、外に出て市場にさらされる必要がある。

僕は意外とイケるんだなと思ってびっくりしたの。それこそ2年前とかの僕のTwitterを見たら分かるけど、僕のことを知ってる人なんて誰もいなかったから。

でも、イケハヤさんのところで『書籍編集者を目指すあなたが読むべき本』を書いたら、インタビューや宣伝会議の編集者・ライター養成講座から依頼がきた。そうやってどんどん芋づる式に仕事が繋がっていった。今は「編集者・ライター講座はくそ、二度と出ねぇ」とか偉そうに言ってるけど、2年前に依頼がきた時はめちゃくちゃ嬉しかった。「え、僕が?!」みたいな。

自分は何者でもないと思ってたけど、意外と見ててくれる人がいるからまずは外に出てみるといい。僕の場合は、引っ越して自分で稼がざるをえない状況に追い込んだ。何でもいいからリスクを冒すことが大事。

大学の友達とかと年1回ぐらい会うんだけど、みんな能力的に僕と全然変わらないし、就職先も僕より全然いい。博報堂やテレビ局、新聞社、メーカーとか。でも、そいつらは突き抜けたいと思いながら、ずっと会社の文句を言ってるみたいなレベルにいるの。

彼らに足りないことは、能力でも情報でもなくて、ただリスクを取ってないってことなんだよね。何も挑戦してない。与えられた仕事を120点でやっても、ちょっと出世が早くなるぐらいだよ。

このプロジェクトが失敗したら、クビになるとか会社が傾くような損害を与えるみたいに、ヒリヒリする何かにベットしてないんだよね。自分がやりたいことや怖いけど挑戦してみたいことに、思い切って飛んでみるべきだよ。

個人の力が会社より強くなる

村本:ブランド人を目指していく過程には、市場にさらされることが大事ということですね。

箕輪:ブランド人をあんまり意識する必要はない。単純に、その会社でしか通用しない技術じゃなくて、市場でいいと判断される力を持てってことだよ。市場にさらされて強かったら、会社においても強くなると思う。

2年前くらいまでは、会社の外で有名な奴って社内で嫉妬されたと思う。けど、今は社外で影響力のある人が社内のビジネスにおいてもめっちゃ強い。例えば、幻冬舎のWebメディアなんて、僕の1ツイートよりも弱いよ。

すごい人とその他大勢にどんどん二極化して、個人の力が会社の力よりすごい強くなってきてる。だから、圧倒的にそういう人が社内でも重宝されるようになると思うんだよね。僕がサンジャポで幻冬舎の他の編集者の本とか宣伝し始めてるわけだから。そうすると、「箕輪くんにお願いしよう」ってなってくる。

5年後くらいには普通のサラリーマンでも、市場の評価が社内でもすごい評価されるようになると思うんだよね。休日のトークイベントで500人くらい集まるらしいよとか、デザインをこういうところに作ってるらしいよとか。

だから、世の中にポンと出た時に値がつくスキルや人脈を身につけないと、会社に飼われていわゆる社畜として終わるよねっていう話。社内の評価とか結果よりも市場にどう評価されるかだよ。

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テキスト 宮崎忍 片岡美紀

編集 壁井裕貴 橘田佐樹

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『多動力』を始めとするヒット作を多く手がける、幻冬舎 箕輪厚介が運営するサロンの公式note。箕輪編集室→https://camp-fire.jp/projects/view/34264 箕輪厚介の会社→https://naminoueshoten.com/

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