「働くとは、大人になるとは。どん底の原体験から一生の仲間ができるまで。」 キャリアデザインチーム・田代章悟 #みの編LEADERSの素顔
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「働くとは、大人になるとは。どん底の原体験から一生の仲間ができるまで。」 キャリアデザインチーム・田代章悟 #みの編LEADERSの素顔

箕輪編集室キャリアデザインチームの企画として始まった #みの編LEADERSの素顔 。この企画のお陰で、それぞれのチームリーダーの思いや知られざる一面を垣間見ることができ、よりリーダーを身近に感じられたのではないでしょうか。

さて、そんなこの企画の発案者である、キャリアデザインチーム前リーダー・田代章悟さん(以下・しょうごくん)にインタビューしました!
この企画に対する思いからチームへの思い、そして、新社会人となるにあたっての思いとは。しょうごくんの素顔に迫ります。

(取材時:2021年2月)(聞き手:大西志帆

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ーーこの「みの編LEADERSの素顔」、すごくいい企画だよね。始めたきっかけはなんだったの?

3月末で就職のためみの編を退会する予定なんですが、その前に、チームやみの編のために何か残したいと思ってこの企画を始めました。

リーダーの思いや知らない一面を知ることができるのは、メンバーにとっていいことではないかと思って。あとは、それぞれのリーダーの考えを知りたいという、純粋な自分の興味で。

イベントではなくて敢えてこの形式にしたのは、文字として「形に残したい」という思いがあったからです。

ーー全員に共通している質問があると思うんだけど、この「仕事ゴコロに火を灯す」っていうのはどこから出てきたの?

これは、自分がキャリデザのリーダーになる時に、当時サブリーダーだった、ざっくさん・のりえさんと考えたテーマなんです。

自分自身のキャッチコピーとして「人生の自分ゴト化」を掲げているんですが、人生で多くの時間を費やす仕事が充実していたら、人生も充実するんじゃないかという思いがあります。

ーー素朴な疑問なんだけど、しょうごくんは、学生だよね? なんでこんな達観しているのかとっても気になるんだけれど…

それは、2年前の原体験があったからかもしれません。

もともとは、「社会人」や「大人」という言葉にネガティブなイメージを持っていたんですよ。
高校まで宮城県の実家に住んでいて、田舎なので、「公務員になったら勝ち組」みたいな価値観が主流で。大人たちは楽しそうに働いていないし、働くことって「我慢してお金をもらうこと」なのかなって思っていたんです。

その影響で、上京してアルバイトをしても全然おもしろくなくて。

ーー意外! めっちゃ生き生きとバイトしてそうなのに!(笑)

全くですよ。人間関係めんどいし、バイトリーダーとか威張っててなんだよって思ってましたもん(笑)。

でも、今から約2年前に大きな転機がありました。
みの編に入る前、休学してカナダに留学していたんですけど、その直前に、日本でヒッチハイクをしたんです。
そうしたら、その時に出会った大人たちがみんなキラキラしていて、楽しそうに仕事の話をしていたんです。それが衝撃で。

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仕事を楽しそうに語る人とか、サラリーマンを辞めて自分で会社を起こした人とか、いろんなバックグラウンドを持った大人たちに出会うことができました。
そこで、今までの「大人」のイメージががらっと変わりました。
働くことって楽しいことだし、大人ってすごい楽しいんだなって。

その気づきを持ったまま1年間、カナダに留学しました。

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カナダへは、ワーホリっていう働けるビザで行ったので、せっかくだから現地で働いてみようと思って。語学学校に行った後に、校長先生の紹介で、日本語を教える仕事をやらせてもらったんです。
その仕事が、めちゃくちゃ楽しかったんですよ、俺。

自分が得意なことをしたら誰かが喜んでくれて、自己肯定感も上がって、オマケにお金ももらえる。
これまでの「仕事」のイメージが一気にポジティブなものになりました。

もう、留学生活は今までの人生で一番楽しかったんじゃないかなっていうくらい。日本に帰りたいとかは全く思わず、毎日充実していました。

ーー休学して留学するのは勇気が要らなかった?

そこで一回、いわゆる「レールから降りた」ってことになりますかね。
同級生のみんなより1年卒業が遅れるので不安がなかったわけではないですが、家族も応援してくれたので決断できました。

もともと留学費用は全部自分で出すつもりだったんですけど、両親に留学のことを話したら、半分出すって言ってくれたんですよ。でも、決して余裕はなかったはずで。

そうしたら、両親は俺の留学の間だけ二人で住んでいた家を解約して、それぞれ自分の実家に引っ越して、家賃を浮かせるという決断をしてくれたんです。
田舎だから、「あの夫婦別居してる」なんてすぐ広まるのに、そんなことは気にも留めず送り出してくれました。

ーーめっちゃいい家族だね。

そう思います。
「できないって言うんじゃなくてどうしたらできるか考えろ」って箕輪さんも言いますけど、両親はまさにそれを体現してくれたと思います。

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そのお陰で、働くのがめちゃくちゃつまんない経験と、めちゃくちゃ楽しい経験両方できたっていうのが、自分の財産になりました。

ーーすごい原体験。そもそも、なんで留学に行く前にヒッチハイクしようと思ったの?

それ話すと長くなるんですけど、実は、留学の前に二つ、大きな挫折をしてるんですよ。

一つはシンプルに、フラれたんです。好きな子に。
それまでめちゃくちゃモテてきたとかじゃないですけど、フラれたことなかったんですよ。好きになった人とは必ず付き合えて、俺が嫌になって振るみたいなパターン。

でもその時、初めて自分から好きになった人にフラれたんです。
しかも、自分としては「めちゃくちゃイケる」と思ってたんですよ。

ーー(笑)!

でも、相手からは「やっぱ友達としてしか見られない」って言われて。さらにその直後に相手が別の人と付き合って。

ーーショック! へこむーー。

めっちゃ、へこみました。
今までの自分が否定されたというか、そんな気持ちになりましたね。

さらにもう一つが、部活です。
フィールドホッケー部で、3年生の時に副キャプテンというポジションをやらせてもらいました。それまでリーダー的ポジションをやったことがなかったんですが、マジで上手くいかなくて

キャプテンの4年生と二人三脚で部活をまとめていく役割だったんですが、そのキャプテンがものすごくできる人で。みんなことも考えつつ、チームも引っ張れるみたいな。
俺は、周りのことは考えられるけど、みんなを引っ張ったりとか、自分が何をしたいのかが全然分からなかったんですよ。いつも誰かの話を聞いて「そうだね」って言うけど、自分の意志がないから、八方美人みたいになってしまって。
自分がどうしたいか、チームをどうしたいかって聞かれると、何も答えられないみたいな。

チームとしては、素晴らしいキャプテンがいたのでそれなりにいい成績は出せたんです。でも、自分としては、「俺がもっとちゃんとしてればこのチームもっと上にいけるのに」っていう思いがずっとあって。

ーー責任感がすごい。

そう。俺、ストレングスファインダーの1位「責任感」ですもん(笑)。

ーーそんな人いるんだ(笑)!

だから、常にチームに対して負い目を感じていて、何で自分はチームのために何もできないんだろうって抱え込んでしまって。

そんな自分を変えたいと思ったんです。

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でも、同じ環境で自分を変えることって難しいじゃないですか。すでに自分のことを知っている人たちの中で変わろうとしても、「あいつどうした?」って思われるだろうし。

だから、思い切って違う環境に行こうと思って。そうしたら、ホリエモンの本で読んだヒッチハイクが頭に浮かんだので、自分を変えるための方法としてヒッチハイクをすることにしたんです。

ーーそれで、ヒッチハイクと留学から帰ってきてみの編に入会したんだね。リーダーになるきっかけはなんだったの?

留学後は大人や働くことに対してポジティブなイメージがあったので、たくさん大人の話を聞きたいなと思って、キャリデザで「人生の歩き方」っていう企画をメインに活動していました。

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キャリデザイベント「人生の歩き方」

そうしたら、当時リーダーだったじゃがさんに「リーダーをやって欲しい」と言われたので、引き受けることにしました。
自分自身はリーダーをやりたいという気持ちはそこまでなかったんですが、せっかくじゃがさんが自分を指名してくれたからやってみようかなって、ある意味軽い気持ちで飛び込みました。

じゃがさんになぜ俺だったのか理由を聞いたら、「しょうごくんはビジョナリーな人間だから」って言われたことを覚えています。

ーー?? 難しい(笑)。

(笑)。キャリデザでの企画の様子などを見ていて、じゃがさん的に、目的に向かって行動していける人間だって俺を評価してくれてたみたいです。

ーー確かに! そういう意味では、全ての行動が原体験に基づいているもんね。

でも、リーダーになってからの2ヶ月は、完全に「言われたからやってるだけ」っていう状態でしたね。あとは、やりたいっていうメンバーがいたらそれをサポートする、みたいな動き方しかしていなくて。

そのあと、初めて自分が心からやりたいと言って企画して、12月に「ミノソフィ」というオフラインイベントを開催しました。初めて0→1を実現した経験だったので、それが一番、リーダーとして達成感を得られた活動でした。

ーー「ミノソフィ」、すごく盛り上がってたよね。そもそも、なんでこのイベントをやろうと思ったの?

当時、サウナランドで「ありのままで、幸せになれる」ってメッセージが出ていて、それに共感していました。だから、「リーダーになって何にもしてないけどまあいっか」みたいに思ってたんです。

でも、11月のみの校のイベントで、箕輪さんが、「みの編とか若い子たちは、まずはがむしゃらにやってみなきゃだめだ」って言ってて、ハッとしました。「目標に向かって一生懸命頑張る時期って必ず必要だよ」って。それが刺さって。

「ありのままで、幸せになれる」っていうのは素晴らしい。でも、一生懸命頑張ることを一度もしないでそう思ってるのはダサいなって気づいたんです。
俺としては、どっちも知った上で、スタンスを選びたいなと。

だから、当時自分ができる挑戦は何かって考えて、オフラインで、箕輪さんを呼んでっていうハードルの高いイベントとして、「ミノソフィ」を企画しました。

ーーなるほど。運営で大変だったことはあった?

最初は進め方が全然分からなかったので、たくさんの人に相談しました。ゼロから自分で企画してみて初めて、自分一人じゃ何もできないって自覚して、大人やみの校のみんなも巻き込んで力を借りました。

イベント自体は成功したんですけど、もっとできたなとも思います。
どこまで人に任せるかっていう線引きがとても難しかった。任せすぎると意識しなくても他責になってしまったり、自分の熱量が下がってしまったり。

たぶん、根本的に対人関係を大事にし過ぎてしまう性格なんです。みんなが楽しければいいのかなって思う反面、イベントとしてのクオリティを高めることはまた別だから難しい。

まず自分が熱狂して、その熱を周りに伝えるようにするのがいいのかなっていうことを、この企画を通して学ぶことができたと思っています。

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「みのソフィ」の様子(上:運営メンバーと)

ーー3月末で退会するとのことだけど、みの編に入ってよかったですか?

はい。何よりよかったのが、「このコミュニティを離れても関わっていたいな」って思う人たちに出会えたことですね。

今まで、終わったコミュニティの人間関係はどうでもよくなるタイプだったんですよ。今が大事で、スパッと切り替えてしまう。昔の仲間に会いたくないわけじゃないし、誘われれば会うけど、頻繁に思い出すほどではないみたいな。
ある意味、人に対して深い感情を抱けなかったんですね。この人がいなきゃだめとかとは思わないタイプ。

でも、みの編で出会った何人かは、自分がコミュニティを去って社会人になっても、自分から連絡をとって会いたいなって思う人たちなんです。
そう思うほどの出会いを得られたことが、一番嬉しいことでした。

ーー素敵です。では最後に、もし今どん底だった時の自分に声を掛けるなら、なんて言いたいですか?

そうだなー、難しい。当時は本当にどん底でしたから(笑)。

でも、人が頑張れるのは負の経験があるからだと今は思えます。
マイナスがプラスに変わる時が一番強い。

だからこそ、今苦境にいる人もぜひ乗り越えて、前向きに進んでいってほしいと思います! そうしたら、きっと素敵な仲間と出会えると思うから。

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様々な原体験としっかり向き合って、その都度自分で考え決断する。
そんなしょうごくんの誠実な人柄が伝わるお話でした。

しょうごくんは当初、この企画で自分の記事を出すことは考えていなかったそう。
最後までメンバーの事を考えているところが、なんとも彼らしいなと思います。
それを聞き、「ならば私が」ということで、今回この記事を書かせていただきました。

責任感が強くて、周りのことを考えられて、実際に行動できるパワーを持った彼は、必ずや社会に出て活躍することでしょう。
そんな彼へ向けて、最大限の感謝と、リスペクトと、エールをおくります。

しょうごくん、ありがとう!

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バナー:なかむ
執筆・編集:大西志帆

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