「出版社・書店・読者がつながる『未来の書店』」 メルマガから生まれた新しい “場所” 【夕刊ミノ】ライターチーム
こんばんは。ライターチームの金藤 良秀です。7月3日(水)の夕刊ミノをお届けします。
来週、7月10日(水)にまったく新しいイベントが開催されます。
代官山蔦屋書店 × 箕輪書店だより コラボイベント開催
「 編集者と語る! 出版社・書店・読者がつながる『未来の書店』」
代官山 蔦屋書店 1号館2階イベントスペース
(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17‐5)
2019年07月10日(水)19:00 ~ 21:00
参加券 1,500円
定員 50名
〈ゲスト〉
多根 由希絵さん
SBクリエイティブ 編集者。
主な担当書籍『10年後の仕事図鑑』(堀江貴文、落合陽一 著)
大坂 温子さん
朝日新聞出版 編集者。
主な担当書籍『頭に来てもアホとは戦うな』(田村耕太郎 著)
木村香代さん
ダイヤモンド社 編集者。
主な担当書籍『お金のウソ――親の常識は、これからの非常識!』(中野 晴啓 著)
「箕輪書店だより」は、全国の書店員さんが購読できるメールマガジンです。
ご登壇いただく多根由希絵さん、大坂温子さんは、実際に箕輪書店だよりにも登場していただいており、木村香代さんは、今まさに箕輪編集室とコラボして書籍づくりを進めています。
ヒット作を次々に生み出す3名の編集者と、読者・参加者の方々とともに、「未来の書店」を考えるイベントです。
そんな今回のイベントでつくられたリアルな「場所」とはいったい何か?
その3つの特徴をお話します。
①メールマガジンが生んだリアルな場所
1つ目は “メールマガジン”が リアルな場を生んだこと。
スマートフォンやパソコンのなかで完結していたメールマガジンが外に飛び出し、直接交流できる場をつくったのです。
会社やコミュニティから多数に向けて発信されるメールマガジンは、制作のなかでこそ企画・取材などで人と人が直接的に相対することはあっても、配信されてからは直接会って感想を受け取るような機会はあまりありません。間接的で、ほぼ一方通行のコミュニケーションが一般的でした。
そんなメールマガジンがリアルな場をつくったことで、共通言語を持った発信者と受信者が直接、しかも相互にコミュニケーションが取れる場が実現しました。
②本を媒介として体験を得られる場所
2つ目は、本を媒介として体験を得られることです。
読書が、ただ「本を読んだ」ことに留まらず、そこからさらなる価値を発揮させるために何ができるか。
そこで、従来のような1人での “インプット” を目的とした読書から一歩踏み出し、“本を媒介としたあたらしい体験を得られる場” をつくりたい。それが今回の取り組みの大きな目的となっています。
本がイチ読み物として消費される時代から、体験や経験を得るためのチケットとしての価値を広げられる場所になればと思っています。
③書店員・著者・編集者が一緒に「本の在り方」を考える場所
3つ目は、書籍づくりに携わる方々が知見を交わし合える場を生んだことです。
これまで書店員と編集者や、編集者と読者、読者と著者が直接関わる機会はほとんどありませんでした。特定の書籍の朗読会や読書会などはあっても、「書店」自体をテーマにした場は少ないのではないでしょうか。
そこで「書店」をお借りし、「編集者」や「著者」そして「読者」が集まることで、書籍に携わる当事者たちが本づくりからマーケティングも含めた、本の在り方についての総合的な知見を交わし合える場を生み出したことが今回のイベントの肝なのです。
「どんなことを考えて書籍づくりがされているのか?」
「本の売り方はどうしているのか?」
「読者は実際どう思っているのか?」
こういった「書店」を中心としたあらゆるつながりを深く掘り下げることで、いままで見えなかったものが見えてくるのではないか。今回のイベントはそんな仮説から生まれました。
* * *
箕輪編集室は今年(2019年)1月より書店員さん向けメールマガジン「箕輪書店だより」を毎月配信してきました。
箕輪編集室オーナーである箕輪厚介のコラムにはじまり、編集者、著者、全国の書店員さんへのインタビュー記事を中心に掲載をしています。
数々の取材を行なうなかでいつも感じるのは、編集者も書店員さんも、本づくりにかかわる誰もが「新しさを求めている」ことです。
これからの書店、そして本の在り方を模索しながら、「箕輪書店だより」もまた、さらに新しい企画を生み出していきます。
興味のある方はぜひお越しください。
【イベントの詳細情報】
「 編集者と語る! 出版社・書店・読者がつながる『未来の書店』」
日時:2019年07月10日(水)19:00 ~ 21:00
定員:50名
場所:代官山 蔦屋書店 1号館2階イベントスペース
(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17‐5)
参加券:1,500円
〈ゲスト〉
多根 由希絵さん
SBクリエイティブ 編集者。主な担当書籍『10年後の仕事図鑑』(堀江貴文、落合陽一 著)。
大坂 温子さん
朝日新聞出版 編集者。主な担当書籍『頭に来てもアホとは戦うな』(田村耕太郎 著)。
木村香代さん
ダイヤモンド社 編集者。主な担当書籍『お金のウソ――親の常識は、これからの非常識!』(中野 晴啓 著)
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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com
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