中部林間_

ひとりの熱狂が生み出した中部林間学校! 【夕刊ミノ】中部チーム

こんばんは。箕輪編集室中部チームのゆりなです。1月7日(火)の夕刊ミノをお届けします。

11月2日3日に、中部チームを中心とした35名で中部林間学校というイベントを行いました。開催が決定したのは8月20日「中部本気の歓迎会」で、私が持ち込んだ観光案内パンフレットがきっかけでした。

今回は、イベント立ち上げの背景から当日まで、運営を通して感じたことをお伝えします。

「やりたいことを即実現」できる、それが中部チーム

今回のイベント開催地である福井県池田町は、私が勤務している地域です。周りは山に囲まれた自然豊かな集落に身を投じ、仕事を始めて1ヶ月で感じたのは「この、のどかな景色の中に、箕輪編集室の”熱狂”を混ぜたときの風景を見てみたい」ということ。

その思いから、本気の歓迎会に池田町の観光案内パンフレットを持ち込みました。「ここで合宿がしたい」と中部チームのおかたくさんあつしさんに相談したところ、「やってみたらいいじゃん!」「楽しそう!」と、あっという間に開催が決定しました。

その後、開催決定当日に「運営やりたい!」と手を挙げてくれたタカヤさんと、入会当日に「福井でイベントがあるなら関わってみたい!」と言ってくれたりこったさんを中心としたメンバーで林間学校の企画を考えていきました。

このように「こんなことをやってみたい」と伝えたことで、興味を持ってくれた人や企画を形にしてくれた人が私の思いを受け取ってくれて、今回の林間学校を開催することができたのです。

参加者みんなを巻き込む企画の難しさ

今回の林間学校のコンセプトは「自然を満喫」と「子見ュニティ(※)」の2本立て。子見ュニティに関しては、こちらの記事をご覧ください。

※子見ュ二ティとは
箕輪編集室 中部チームで作られた造語。コミュニティで子供を見ていくこと。

普段から箕輪編集室で活動しているメンバー、箕輪編集室で活躍するママとその子どもたち、入会して間もないオフラインイベントが初参加のメンバー……いろいろな背景や林間学校への想いを持つ人たちが集まる中、全員に楽しんでもらえるにはどんな企画にするのがいいのか? を徹底的に考えました。

林間学校の開催2週間前から、おかたくさんのアドバイスを頂き、運営で出た結論が「自由時間をつくる」でした。これは実際に、当日参加者の皆さんが思い思いにコミュニケーションをとっている姿を見て、「活動する時間」だけでなく「参加者同士が交流できる時間」の必要性を感じました。

当日になれば「なんとかなる」

私にとって、初めてのオフラインイベントでの運営。しかも運営メンバー全員が同じ状況。

運営経験者がいないからなのか、メンバーの性格なのか、「自分に何ができるのか」「他のメンバーは何が得意なのか」を明確に言語化できずにいました。タカヤさん、りこったさんと何度も話し合いをしたり、1日目のスケジュールを何度も白紙に戻したり、なかなか上手く進行しない日々に不安が募っていきました。

ところが、10月中旬に(オンライン会議ツールのZoomで)開催した参加者向けオリエンテーションでの気付きや、その後おかたくさんに運営のサポートに入って頂いてからは、私たちには見えていなかった「イベントを遂行する上で足りないこと」がたくさん洗いだされました。

そこからは今まで以上に頭と手を使う日々になりました。仕事をしながらオンラインで運営メンバーとやり取りしたり、何度も施設に問合せや設備の確認に行ったり。起きている間のほとんどを林間学校の準備に使う毎日でした。

そんな怒涛の毎日と、どれだけ手を動かしても拭い切れない不安に押しつぶされそうになっているときに、林間学校に参加できないメンバーから「準備は大変だと思うけど、当日は参加してくれるメンバーが畳んでくれる。だから、自分にできることを、自分のできるだけ頑張るといいよ」とアドバイスをいただきました。

その日から、私は「自分にしかできない仕事を、全力でやる」というスタイルに切り替えて、自分の担当であった会計管理と施設との連携に専念することにしたのです。

林間学校当日も施設との連携や会計管理に追われ、正直「参加者と一緒に何かする」という時間は短かったのですが、その分、参加者の楽しそうな様子を見ることができました。そして箕輪編集室のみならず、これまで自分が参加してきたイベントも、こういった裏方の人がいたからこそ成り立っていたということを肌で感じることができました。

林間学校を終えた私から、みんなに伝えたいこと

「何かやりたいなあ」と思っている方、まずは手を挙げてみてください。拾ってくれて、興味を持ってくれて、形にしてくれる人が必ずいます。

でも「何かを生み出すこと」は、楽しいことばかりではありません。途中でしんどいこともあると思います。その時は無理をせずに「無理」と言っても大丈夫です。その方が周りの人も、自分も楽になります。しんどい時は誰かを頼ることも大切です。

それから、まずは自分が楽しんでください。自分が楽しくないと、周りの人を楽しませることはできません。

最後に、目の前のことに全力で取り組んでいれば、必ず誰かがその頑張りを見てくれています。不安でも「今できること」を少しずつやってみてください。今はそうでなくでも、いつか、何かの形で必ず評価されて自分に返ってきます。

改めて、企画運営に携わってくださった皆さん、そして参加して下さったみなさん、本当にありがとうございました! 


テキスト/吉田 百合菜
編集/氷上 太郎中島 浩希帆足 和美
バナー/矢川 琳翔


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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com
箕輪編集室公式Twitter


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