【夕刊ミノ】コミュデザチーム「読書会で、地域コミュニティづくりを考えた」
こんにちは! コミュ二ティデザインチームのあまこすこと天野です! 11月4日(日)の夕刊ミノをお届けします!
今回は、10月26日に開催された読書会の模様をお伝えします!
その前に「コミュ二ティデザインチームって何?」という方は、まずはリーダーのこっとんさんが書いたこちらの記事をご覧ください!
読書を通した自分事としての意見交換
今回の読書会は、地方でリハビリ関係の仕事をしている山崎さんが
「病気や障害の予防のためには社会や地域がますます重要になる。しかし、少子高齢化社会や人口減少で地域コミュニティが失われる恐れがある。そこで地域コミュニティづくりに興味がある人、実際に手を動かしている人の知見を聞いてみたい」ということで、地域コミュニティについて考察することになりました。
手を挙げたメンバーで話し合った結果、今回は本田さんが提案した『コミュニティデザイン 人がつながるしくみをつくる』で読書会を開催しました。
参加したメンバーは、読んでみて生まれた様々な発見や意見を共有しました。
山崎さんは「子どもに地域の将来を考えてもらうという部分。そこで生まれた子どもたちが帰ってきたいと思う街づくりという視点はなかった」と地域コミュニティづくりについて新しい視点を発見した模様。
あつみさんは「コミュニティや活動に名前を付けることで参加者の自分事化を促す点が身近なことに応用できそう」と問題を自分事化してました。
また、あざみっくすからは「ネーミングセンスや子どもと一緒に遊んで答えを出すこと等のエッセンスは非常に参考になる」と地域コミュニティ活性化を実践しているからこその意見が。
本の内容を自分事化して「自分ならどうするのか」「これから自分は何をするのか」を考えるという読書のお手本のような感想が飛び交っていました。
目の前の課題をできることから積み重ねていく
仕事柄、山崎さんは「介護の視点からいかに地域コミュニティを作り、活性化できるのか」と考えていましたが、問題が大きすぎてなかなか具体案出ず詰ってるところに、あざみっくすが一言。
「予算を考えると難しいが、予算が必要ないソフト(サービス)の部分であればできることは多い。逆説的であるが、できることをやっていくことでそこに自治体の予算が付くことはある。今できる行動を積み重ねる方が建設的でやっている方も楽しい。」
その例として「注文をまちがえる料理店」。
なんと認知症の方がホールスタッフをしており、注文を間違えることが頻発するのだとか! しかし、お客様はそのことを楽しんでいるのです。 認知症そのものの解決ではないですが、認知症を受け入れるという点でこの発想は目から鱗でした。
大きな問題を解決することはとても難しいです。しかし、目の前に起きていることを解決することはできる。それを積み重ねることで大きな成果となる。
大きなところを見がちですが、もっと身近なところに解決の糸口はあるかもしれません。
地方創生プロジェクト『コミュちほ』始動!
さらに、具体的な地域コミュニティの活性化の進め方でも、あざみっくすから「重たい話より、誰かが身近な問題を提起して、問題の解決策を面白可笑しく提案し合おう!」と。楽しい話の方が盛り上がりますからね!(笑)
みの編の地方チームとの連携や合宿として地方に行き、活性化の案を考えるなど話がどんどん広がりました。
そして、コミュデザ地方創生プロジェクト 「コミュちほ」として動き始めます!
オンラインだけでなく、オフラインのコミュニティの活性化という新たな挑戦が始まりました。新たな挑戦をするコミュニティデザインチームにご注目ください!
***
お問い合わせ:minowa.et@gmail.com