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【日刊みの編NEWS】亡くなる前日まで青春、歳を取るのは最後の一日

おはようございます。箕輪編集室運営担当の柴山由香です。4月10日(水)の日刊みの編NEWSをお伝えします。

人生でも数える程であろう出会いに恵まれて、心が震えた経験は、ありますか? 箕輪編集室にいると、もしかしたらそんな経験がざらにできてしまうかもしれません。


箕輪編集室は、やっぱりエキサイティングな場所です。
そう。私にしてみれば、箕輪編集室が「心地よい場所」だったことなんてほとんどありません。

むしろそれは生き物のように動きまわり、成長し続け、変化する場所。通常だったら、私が選ぶことができないような選択肢を選ぶことができる場所。
普通に生きていたら、経験しないであろうことを経験できる場所。

エキサイティングで、スリルがあって、それなのに愛とか優しさも確かにそこにある。ヒリヒリして、ヒヤヒヤして、思い切り笑える場所。
そんな場所で、私はまた一つ、見たことのない景色を見ることができたのです。

(カメラマンとして同行したメディアチームリーダーもーりーにとっても、心震える経験だったようです)

無料メルマガ、「箕輪書店だより」とは

箕輪編集室ライターチームでは、全国の書店員さんに向けて毎月無料のメルマガを発行しています。それが「箕輪書店だより」です。
営利目的でもなんでもありません。箕輪編集室というオンラインサロンに会費を払って所属しているメンバーが、箕輪さんからの投げかけをきっかけに、自らやりたいと手を挙げて運用しているメルマガです

登録はこちらから。後悔はさせません⬇️
https://form.os7.biz/f/5c3a7e18/

私は箕輪編集室の運営担当として、その運営主体である法人を管理する者として、必要な時に取材対象へのオファーを行ったり、取材日程の調整を行ったりしています。ファーストコンタクトを取っているため、取材にはなるべく同行しています。

たまたま自分で会社を経営している身で、私は平日日中でも時間の融通がききます。そのことをこれほどありがたく思ったこともないかもしれません。
それくらい、第一線で活躍されている方にお会いしてお話を伺える時間は得るものの大きい貴重なもので、その幸せを毎回噛み締めています。

会いたい人に会うための方法を知っていますか

昨日、取材させていただいたのは鈴木敏夫さん。言わずと知れた、スタジオジブリのプロデューサーです。
「箕輪書店だより」では、どなたを取材するかもメンバーたちが自ら考え企画をしています。「鈴木さんに会いたい!」その強い思いを諦めずに行動したのは、ライターチームリーダーの大学生、さきちゃん

最近では、よほどのことがないと新規で取材を受けることはないという鈴木さん。それでもなんとかして取材したいということで、彼女はお手紙を書くことにしました。
ある日、何度書いても上手く書けないと泣きついて来た彼女と、六本木の喫茶店で作戦会議をしました。

なんとか大人っぽく、ちゃんと書こうとした手紙を読んで、私はサロンオーナーである箕輪さんの過去の話を思い出していました。長い長いお手紙を書いて、かの天才編集者、見城徹さんを口説いた箕輪さんのことを。

ちゃんと書くのはやめて、大学生の等身大のさきちゃんが、なぜ箕輪編集室のライターチームのリーダーとして鈴木さんに今、会いたいのかをそのまんま書こうとアドバイスしてみました。
結果として、鈴木さんはインタビューを快諾してくださいました。実際にお会いしてみると、引き受けた理由を鈴木さんは「新しかったから」と表現されたのです。

一大学生が鈴木さんに会いたいと思うことは、別にありえないことではないのです。でも、オンラインサロンでライターチームなる謎のチームのリーダーをしている大学生が、書店員さんに向けたメルマガのために取材をしたいという話は、確かにこうして書いていても中々に新しいです。

ジブリの鈴木さんにお会いしてお話したいと思ったとして、果たして、それが叶う確率って人生にどれくらいあるのでしょう?

さきちゃん自身の強い思いはもちろん、そこに箕輪編集室という場の持つ力が加わって、その確率を高めるなんてことがあるのですよね。
こんな方法もあるってこと、こんな風に箕輪編集室を活用することもできるんだってこと、私は今回教えられました。

夢や目標を持つことだけが人生じゃない

お会いしてみたら、鈴木さんは永遠の少年の瞳を持つ人でした。好奇心の塊で、それがむき出しになっている少年です。
人生に面白いことを探しているんじゃなく、ただ生きているだけで面白いことを見つけてしまう人。

「俺、相当ゆるいよ(笑)」

そう言って笑う鈴木さん。強い夢や目標があって今の場所にたどり着いたのではなく、目の前のことを必死でやっていたら「来ちゃった」タイプなのだそう。

鈴木さんのすごさの一つは、「巻き込まれ力」。私はそう感じました。
宮崎駿さんも高畑勲さんも、一般的に言ったらきっと「大変な人たち」だと思うんです。だって、天才ですから。
その人たちにしっかりと巻き込まれ、誰も経験し得ないことを少年の瞳で味わい尽くすのが、鈴木さん。

そうはいっても、鈴木さんが一つ一つを「緻密に考えること」と「俯瞰して見ること」を繰り返してきたのは、ちょっとお話を聞いただけでも明白です。その感性のみずみずしさには、驚かされました。

ほら、満員電車に乗っている内に、次から次へとやることに追われている内に、なんだか感性が鈍ったり、感情を押し殺したりするものじゃないですか。鈴木さんには、ひとかけらもそんなところがないんです。

どうしたら、そのままでいられるんですか。
私の問いかけに対して鈴木さんは、「そういう人に会っちゃったからな」と答えました。その人は「亡くなる前日まで青春で、歳を取ったのは最後の一日だけ」のような人だったそう。

会って感じるものは、頭の理解でなく、身体の理解だから。

メッセージでも、オンライン会議システムでもコミュニケーションが取れる素晴らしい時代。だからこそ「会う」ことの重みや意味を、鈴木さんの言葉から教えてもらったような気がしました。

オンラインサロンには、この「出会い」の可能性が無数にあります。
今の自分の生活の中だけでは出会えない人と出会うことができる。サロン中だけにととどまらず、やり方によってはこうやって会いたくてたまらない人に会いに行く力をくれることもある。

私もその力を借りて、永遠にみずみずしい心で軽やかに生きていこうと思います。ここでなら、実践できそうです。

鈴木さんが執筆されたノンフィクション小説『南の国のカンヤダ』。
鈴木さんは、「売れて欲しいような、売れてタイ語に翻訳されてカンヤダ(タイ人の美しい女性です)が読んだら怒るだろうから困るような」気持ちだそうです。

箕輪さんには箕輪さんの、静かな思いがありました…。

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■昨日4/9(火)のみの編
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中部チームでは「中部寺子屋」が開催。第1回目は税理士のあきひこさんによる「会計学」でした。早くも第2回、岡本さんの「保健学」の開催も決定。皆さんも自分が持っているスキルをシェアしませんか?

九州チームでは毎週火曜日にZoom会を行うと決まり、第1回目を開催しました。イベントが少なかったエリアですが、これからは毎週アツいZoomが行われそうです。盛り上げていきましょう!

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■今後のみの編
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毎週火曜日 The UPDATE 特別観覧*
4/10(水)
ガチゼミ ~みの編でライティングをポートフォリオにする方法~
[中部チーム]箕輪書店だより 三重営業
4/11(木)[デザインチーム]オリエン
4/13(土)[中部チーム]チームの法則イナズマ級!
4/14(日)[関東チーム]狂介うちわを作ろう!
4/16(火)[PRチーム]営業講座(仮)
4/17(水)[関東チーム]狂介リリイベに行こう!
4/19(金)[関西チーム]#はんな〜り京都飲み会
4/20(土)
[中部チーム]天国のような地獄グルメツアーin金沢
[関東チーム]狂介リリイベに行こう!
4/21(日)
[関西チーム] Illustrator講習会!
[関西チーム]『The Team』チームを作る読書会
[関東チーム]狂介リリイベに行こう!
4/23(火)[PRチーム]PRチーム戦略会議
4/27(土)[関東チーム]狂介のリリイベに行こう!
4/28(日)
[関東チーム]狂介のリリイベに行こう!
[関西チーム]Illustrator講習会!その2
4/29(月)[関東チーム]狂介のリリイベに行こう!
4/30(火)[PRチーム]zoom飲み会
5/1(水)[中部チーム] 狂介の歌声を受け取れ…!!
5/2(木)[関西チーム]LDHO企画「がり勉ヤンキー」を撮影せよ!!
5/11(土)かわるフェス*(外部イベント)

*は箕輪さん参加予定のイベントです。

テキスト/柴山 由香
写真/森川亮太
昨日のみの編/荻原 茜

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箕輪編集室 公式Twitter
お問い合わせ:minowa.et@gmail.com


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