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ライターズサロンvol.3 編集の着眼点 【夕刊ミノ】ライターチーム

こんばんは。箕輪編集室ライターチームの髙井良健治です。9月29日(日)の夕刊ミノをお届けします。

8月26日(月)に開催された、ライターズサロン vol.3 アラキトシヒコの編集の着眼点の様子をお伝えします!


私は、みの編のライターチームに参加させていただいて2ヶ月半になります。

「編集とは何をやるの?」「文章をどのようにすることが編集なの?」とおぼろげながら抱いてた疑問を解決するという狙いもあり、動かなければ何も始まらないという好奇心と気持ちの赴くままにイベントへ参加。

今回お話しするのは、箕輪編集室2周年記念冊子の作成などに携わったライターチームサブリーダーの荒木利彦さん。過去の経験や失敗談、成功談など、ご自身の考え方を交えながら分かりやすくお話していただきました。

荒木利彦
職業:製造業(システム管理、総務)
みの編歴:
2018年5月 入会
2018年9月 有料note「Monday Minowa」コミュニティ論の編集リーダー
2018年12月 ライターチームサブリーダー
2019年6月 箕輪編集室2周年冊子 編集長

ライターチーム参加2日後に書き起こしを経験。編集をはじめた当初にライター陣の良いことを教えあうという活動企画の中で、同じくサブリーダーのさよさんに「荒木さん、編集の際の着眼点がすごい良いですよね~。得意なんですね!」と言われて己の才能に気づいたのだとか。

そんな荒木さん、活動を始めて間もない頃にコミュニティ論をテーマにした「Monday Minowa」(note有料マガジン)の編集リーダーに就くも、有料記事をボツにしてしまったのが一番の失敗だったと言います。

それがキッカケでツメの甘さを認識。事前の準備などを怠らないように心掛け、今も活動しています。このエピソードに少しだけ荒木さんの編集に対しての考え方の土台を感じることができました。

成功談は、編集長として臨んだ「みの編2周年記念冊子」の作成時、「たった一人の熱狂は制作を進めることができる!」を自らの行動で経験したこと。

この話から、周りを巻き込むことによって熱狂が熱狂を生み、コンセプトを大事にすることで圧倒的な内容のモノが出来上がるということを強く感じました。


編集とは集めて編むことである

「文章を編集するとは集めて編むことだ」

これが編集を要約するところのポイントであり、多くの編集作業もこれの繰り返しで仕上げていく。編集は粘土をコネて、固めたりしながら造形物を作ることと同じだという。

「生きてるだけで編集者」

大きな話になるけど、人間は宇宙にある無限の情報を必要な部分だけ切り取って生活している。生まれながらの編集者です。何を目的に編集しているかというと「生きるため」。すなわち編集するにはコンセプトが大切なのです。

その次に話に上がったのは、この言葉です。

「一次情報をキチンと集める!」
引用:田中泰延氏著『読みたいことを、かけばいい。人生が変わるシンプルな文章術』(ダイヤモンド社)

一次情報をまず集めて、その中身をよく理解することによってその物事の本質がつかめます。二次情報は、人から人の又聞きやネット情報など色々と他者の見解が入ってくるので真実でない場合が多々あるのです。

「編集の仕方」

具体的な編集方法とは、コンセプトを理解して過不足なく書くこと。

肉付けする時も、コンセプトを頭に入れながら一節づつ編集すること。抜けることもあるので注意しながら編集すること、これが大事だそうです。


結局は最後は愛と敬意である

一次資料には「愛するチャンス」が隠れている。お題を与えられたら、調べる過程で「どこかを愛する」という作業をしないといけない。「わたしが愛した部分を、全力で伝える」という気持ちで書く必要があるのだ。愛するポイントさえ見つけられれば、お題は映画でも牛乳でもチクワでも良く、それをそのまま伝えれば記事になる。
引用:田中泰延氏著『読みたいことを、かけばいい。人生が変わるシンプルな文章術』(ダイヤモンド社)

見城徹さん、箕輪厚介さんも愛と敬意に関しては徹底している。見城さんは一緒に仕事をしたいと惚れこんだ石原慎太郎氏の本を2冊も丸暗記して、相手の前で暗唱したというエピソードがあります。

箕輪さんはインタビュー上手で、話を聞いている時も同意せずに相手の立場に立って「こう思うのでこう感じるのでは?」と投げ、相手の考えを引き出します。つまりは、相手に対しての愛がスタートであり、敬意を持つことによりその人を理解していくということです。


今回、荒木さんの話を聞いて、編集する時はコンセプトを常に意識することがとても大事であり、文章を要約したり、情報を加えたりすることも大事であるということに気づかされました。

また、言葉の意味を学んで理解し、編集し、なおかつ他者に響くような文章を提供できるように進めていくことが大事だと学びました。

だからこそ、今回の夕刊の記事を書く際にプレッシャーを強く感じました。まだまだ経験も浅いので、もっと多くの文章に触れ、みの編メンバーのスキルもモノにしながら成長していきたいと思う51歳でした。

このようなことを毎日のように学べる箕輪編集室の良さも再認識する機会となり、とても感謝です!

ありがとうございました!

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テキスト/髙井良健治
編集/山本昂輝
バナー制作/河地真里

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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com

箕輪編集室公式Twitter



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