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肩書きや年収がそんなに大切? あなたが本当に幸せになれる相手の見つけ方 #みのココ

「人生で200回連続で否定され続けたこと、ありますか?」

女優を目指し上京したものの、オーディションを受ければ落ちる毎日。その数なんと200回。本講演でモデレーターを務めた吉乃菜穂さんのこの一言からイベントはスタートしました。

芸能界という世界に飛び込み、綺麗な人や可愛い人の中でどうしたら選ばれるのだろうと悩み続ける日々。そんな彼女の転機となったのは「自分らしさを出そう。」と腹を括った瞬間でした。「これで選ばれなかったらいいや!」と切り替えた瞬間にオーディションの合格通知が届くようになります。

女優としての活動を経て、現在は恋愛コンサルタントとして活躍している彼女がこの講演を企画した理由は、かつての自分と同じような自信を持てない女性が多いと感じたから。「女性達に自分らしく生きていくためのヒントを得てほしい。」そんな想いのもと「箕輪厚介、女性とここだけの話。」の開催に踏み切りました。

*本公演は箕輪厚介氏の著書『死ぬこと以外かすり傷』100冊購入者特典として開催されました。

吉乃:今、圧倒的に自分らしく生きてらっしゃる方といえばこの方、箕輪厚介さんをお迎えします。それでは箕輪さん、よろしくお願いいたします。

箕輪:よろしくお願いします。僕はね、自分らしく生きていると見せかけて「自分らしく生きている」というキャラの奴隷ですよ(笑)。

吉乃:そういうキャラっていうことですか!?(笑)

箕輪:そう。本当に半年前の自分が羨ましいよ。あんな楽しくすべて自由にやっていて。やっぱ人間さ、程よいところがあるのよ。メジャーデビューする前のバンドが一番幸せなんだよ。ていうね、今がんじがらめになってるんで‥(笑)。で、今日はどういう方々がいらっしゃってるんですか?

吉乃:ほとんどが女性です。こういう講演はあまりないですか?

箕輪:ない。なんか心拍数が上がってきた(笑)。僕、女性と職員室が本当に苦手。なんか失礼なこと言っていたら教えてくださいね!


全国各地に赴き箕輪節を届け続けている箕輪厚介が、珍しく弱気な発言から始まった本講演。「ここだけの話」というタイトル通り、Twitterへの制限もかけられた気になる内容を、箕輪編集室公式noteだけで全2回にて限定公開。仕事・恋愛・結婚・‥多くの女性が抱える悩みに、箕輪厚介が答えます。

モデレーター紹介

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吉乃菜穂
芸能界を目指し上京するも、200回ものオーディションに落ち続けた元女優という経歴を持つ。箕輪編集室所属・女性チーム「Lily Prima」のリーダーも務める。現在はこじらせ女性の為の恋愛学校『自分恋愛塾』を主催。箕輪厚介氏の初の著書「死ぬこと以外かすり傷」の100冊購入特典として本講演を開催する。

吉乃:今回の講演会では、3つのゴールを掲げています。

1 , 恋や仕事のアドバイスをもらう
2 , 自己肯定感の秘訣を探る
3 , 悩みへのアドバイス・答えをもらう

今日は8割が女性の方で、私の塾の生徒さんもたくさん来てくれています。

箕輪:あ、そうなんですね! 頑張ろう。印象良くしよう!

会場:(笑)。

吉乃:それでは、参加者の皆さまから箕輪さんに聞いてみたいことをご質問いただいているので、早速始めていきしょう!

起業家と結婚する方法? それがあなたの幸せなの?

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箕輪:今日ってどういう属性の方が多いんですか?

吉乃:女性がほとんどですね。「自分恋愛塾」の生徒さんは、婚活している方も多いです。

箕輪:なるほど。いい男とどう出会うかという質問なら、僕結構自信あるよ! 起業家とかクリエイターとか、今一番勢いがあって第一線で活躍してて、しかも性格がいい男としか僕は仕事しないから。いい男フォルダはいっぱい持ってます!

吉乃:それ聞きたいですよね! 見分けるコツというか、成功する男性を見分けるポイントってありますか?

箕輪:編集者の着眼点と一緒で、こいつはすげぇってポイントだよね。例えば前田裕二でも誰でも、ちょっとブレイクする前の時から会っているけれども、彼らは何も変わっていない。

一個は、自分のルールで生きているということですよね。変わってるとか個性的って言われがちだけど、自分の目標があって自分の仕事のスタイルがあって、自分はこうっていうのがハッキリしてることかな。でもそういう人って結婚に向いていないことが多いから、そこらへんは難しいですけどね。

結婚っていう制度に向いているのは、会社や結婚の仕組みに合わせることができる人だけど、やっぱ成功する男って世の中の仕組みが関係ない人ですからね。そういう人と結婚したら幸せになるかっていうと別でしょう?

吉乃:うーん、なるほど。女性も自分がどういうことを求めているかっていうのをハッキリすることがすごく大切ですよね。

箕輪:本当そうだと思う。この人はちょっとキチガイだけど、仕事ができるところが好きとか。年収800万でバランスよくしてくれるから好きとか。そこをしっかり規定しないと始まんないよね。

質問に戻ると、見分けるポイントは「仕事ができる」なんですよね。それって大体分かるよね?

吉乃:どういったポイントですか? 大体というのは。

箕輪:「今何やってるの? その仕事で何やりたいの? 何やってきたの?」を聞けば、それがその人の力で成り立ってるのか、単なる組織の駒かは分かる気がする。

吉乃:なるほど、確かに。どういうビジョンがあって、どういう苦労をしてきたのかっていうことですよね。そういった方が結婚されている女性やパートナーには共通点はありますか?

箕輪:まあ、一個は本当に美人っていうことだと思う。あとは、すごく支えてくれるとか。露出が多い人や一流の経営者の奥さんは、外に出るタレント的な部分においては諦めるというか、それはそれって思考を区切る部分があるとうまくいきやすいよね。

それが幸せじゃないのにやってたら辛いと思うけど「いいよ! 勝手にして!」みたいな部分がある人が強い。てか、うまくいきやすいよね。

ビジネスで成功する人の強さって、現時点でどれだけの人間が「キチガイだ」と感じることでも淡々と「え、こっちの方がよくない?」って言える人かどうか。

年収2,000万の人が仕事できる男だって考えて結婚すればそこそこバランス良くいけるかもしれないけど、僕が仕事しているような本当に突き抜けてる起業家ってそういう人たちだから、中々大変っていうそのバランスがありますよね。

吉乃:確かに。ものすごくピュアってことですよね? 自分の世界観を持っている人。

箕輪:超フラットに世の中を見て、常識を常識っていう枠から外せる人が成功する人だからね。成功と常識的なことって相反するものだから、いわゆる今の幸せなロールモデルみたいなのを歩もうとした時に、起業家みたいな人とはうまくいかない可能性が強いよね。それを許容できる人ならいいけど。

性格が好きですとか言うやつって、ある意味内面を見ていない

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吉乃:箕輪さんは、女性のどういう部分を見て好きになるんですか?

箕輪:うーん‥.単純にいいなって感じる人かな。分かんないですけど、なんかそういう人いるじゃないですか。

吉乃:出会った印象ということですか? こんな性格の子がいいとか、そういったものは?

箕輪:いい性格とか悪い性格とかってないと思う。今すごいイラついてるとかこういう環境で育ったからこういう性格とかカラーはあるけど、それは個性な気がするから。

僕、性格は本当に悪くても全然いい。例えばデートの待ち合わせしてて、先に着いていた相手の子が花壇の花とか抜いてバーンって叩きつけてても、僕はなんとも思わないよ。

吉乃:えっ!?

箕輪:何かあったんだなってそれしか思わない。それがなんかすごい犯罪的な行為だったら「やめた方がいいんじゃない?」って言うけど、人ってやっぱいろいろあるから。表面的に過剰な行動とか、突発的なものをそういう性格だって判断しない。

相手の性格が好きですとか言うやつって、ある意味内面を見ていない気がして。性格なんていっぱいあるじゃん。だから一緒にいて楽しいとか、そういうのでいいんじゃない?

吉乃:それが「いいなぁ」っていう感覚、ということですか?

箕輪:そう。性格がいいとかって失礼な話だよ。性格なんて1人の人間でもいっぱいある。良いも悪いもないじゃん。性格は横並びでカラーがいっぱいあるだけですから。

結婚という制度に物申す!

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婚活中の女性が多く集まったということで、恋愛の話から結婚の制度についての話へと続きます。会場のお客さんからの「結婚とは?」という質問に、このように答えます。

箕輪:そもそもここ数年さ、農耕から始まった地場に繋ぎ止めておくために幕府がやった結婚制度っていうものに縛られてるんじゃないの?

質問者:結婚しなきゃいけないと思っている女性は多いかもしれないですね。

箕輪:なんで?

質問者:私も以前は思ってました。だから結婚できてない私はダメなんじゃないかとか。

箕輪: なんか不自然じゃない。だって旦那が、急にやる気なくなって仕事やめちゃったとするじゃん。結婚したからって、なんで一緒に貧乏になんなきゃいけないの? って話だよ。それは、おかしいでしょ? 結婚って命の契約みたいになりすぎでしょ。

吉乃:箕輪さんもご結婚されていますが、結婚して良かったなと実感するのはどんな時ですか?

箕輪:何だろうなぁ...子供と奥さんが楽しそうにしてるの見る時かな。結婚して良かったなっていうか、こういうのって良いもんだなぁって感じるのも事実だよね。

司会:Twitterから「箕輪さんにとっての愛とは何ですか?」という質問が来ています。

箕輪:愛とは何かは分からないけど、やっぱりその相手が友達であれ家族であれ彼女であれ、どんな人間でも受け入れてあげるっていうことじゃない? 例えば吉乃さんが「実は昨日、人殺しちゃった」って言っても、僕はその時点で警察に通報しないよ。ちょっと飲みに行こうかって言うぐらいのもんだよ。

友達とかだともっとそうだと思う。その人が世間的に罪を犯して罰を受けることはあっても、やっぱり僕は、その人がどういう人だったかっていうので変わらず付き合い続けるよね。いいことも悪いことも、悪い事って言っても常識の今の法制度の範囲内ではあるけど、目の前の人を嫌いにはならない。「色々あったんだね」「そこまでやらなきゃならない何かがあったんでしょ」って。


「仕事以外の話は苦手なんで...」冒頭でそう話していた箕輪さんですが、恋愛面の相談でも箕輪節を炸裂させてくれました。次回は、女性のみならず気になる仕事についてのお悩みや、箕輪の自己肯定感の秘訣について、会場からの質問に答えます。お楽しみに。

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テキスト:氷上太郎  平部弓 湯田美穂 谷さゆり 山内富美子
編集:山内富美子 柴田佐世子
写真:森川亮太

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