みの邸

みんなが「ただいま」と言いたくなる場所~みの邸~【夕刊ミノ】関東チーム

こんばんは。箕輪編集室関東チームの神崎です。10月19日(土)の夕刊ミノをお届けします。

箕輪編集室には「みの邸」と呼ばれるシェアハウスが2つあります。足立区の谷在家と大田区の糀谷です。今回は、僕がみの邸糀谷の住人になった経緯と気付いたことをまとめてみました。

1. みの邸に入った理由

僕は群馬県みなかみ町というところに住みながら、週の半分は都内での仕事があるため、東京と「二拠点」の生活をしていました。最初は友人とルームシェアをしていたのですが、友人の結婚を機にルームシェアは解消することになりました。どうしようかな……と思っていた時に新しくできた「みの邸糀谷」の入居者募集を見つけ、「これだ!」と応募しました。

また、箕輪編集室で何をしようかな? と考えてた時だったので、みの邸に入ればそのヒントもたくさんあるかな、なんて思っていました。何しろ、みの邸の住人はみんな箕輪編集室のメンバーですからね(笑)。

2. みの邸の様子

実際、みの邸は安心感が断然違います。暗い家に一人で帰るとか、一般的なシェアハウスみたいに全く見ず知らずの人と過ごすよりも「圧倒的な安心感」がありました。

「おはよう」「いってきます」「ただいま」「おやすみ」……一人暮らしではあまり使わなくなるような挨拶も、自然と出てきます。

「ああ、やはり言う相手や返してくれる人がいるからこそ、気持ち良いんだなぁ」なんて思いました。

個室にはベッド、テレビ、冷蔵庫、タンス代わりになる棚など一通りのものが揃ってますので、本当に自分の身一つで入居できます。あれもこれも買い揃えなくて済むのでとても助かりました。

3.「みんなのもの」という意識

みの邸に住まわせてもらって一番の変化は、「ホスピタリティの精神」が自分の中に芽生えたことです。

たとえば、掃除一つにしても変化がありました。

トイレ、シャワー、キッチン、洗濯機などは共有なので、みんなで使います。みんなで分担し、1週間に最低1回はどこかを掃除するのがルールです。

僕は自称「綺麗好き」ですが、とりあえず見えるところだけ綺麗になっていればいいか……という程度の「なんちゃって綺麗好き」でした(笑)。

しかし共同生活をしてみると、自分だけでなく、一緒に暮らすみんなが気持ちよく使うにはどうしたらいいのか? を考えるようになりました。見えないところまで手を伸ばして掃除したり、使いやすくなるように物の配置を変えてみたり。些細なことですが、少しずつ工夫するようになりました。

これは「自分のもの」じゃなくて「みんなのもの」という意識から生まれてきたんだと思います。

みの邸は、箕輪さんと箕輪編集室メンバーみんなのもの。それを、居住しているメンバーのわがままで好き勝手使ってはいけない。箕輪編集室メンバーがいつでも気軽に来れて、いつでも居心地のいい場所にし続けなくてはと思いました。

そんな思いを持ったメンバーが入居しているので、みの邸はいつも「きれいで居心地がいい」空間が保たれるのだと思うのです。

4.みんなが「ただいま」と言いたくなる場所へ

もう少し長くみの邸に居るつもりでしたが、群馬拠点の仕事量が増え都内に来ることが減ったので、みの邸は退去することになりました。みの邸暮らしにも慣れ、箕輪編集室でやりたいこともたくさん出てきて、みんなと話したいことはいくらでもありとても残念だったのですが。

みの邸は、箕輪編集室メンバーであれば誰でも宿泊できます! 僕は退去してすぐその日に予約入れました(笑)。

実は今、「ビジター」としてみの邸糀谷に来てこの文章を書いています。通い慣れた道を歩いてきて、玄関前に立った時。自然に「ただいま」と口に出るほど、体に馴染んでいたんだなぁと思いました。

入居したことがあるから、ではなく、みの邸は箕輪編集室メンバー誰にとっても「ただいま」と言いたくなるような…そんな安心、安全な場所であってほしいと思っています!


テキスト・撮影/神崎ケンイチ
編集/帆足 和美
バナー/松儀愛侑


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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com

箕輪編集室公式Twitter


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