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【日刊みの編NEWS】さらけだせ、さすれば道は開かれん

おはようございます、箕輪編集室運営チームの三浦 俊平です。11月25日(日)の日刊みの編NEWSをお伝えします。

先日の日刊コラムで、編集者・佐渡島庸平さんが主宰するコルクラボの「コルクラボ文化祭」について触れました。

昨日24日が開催日でしたので、今日はコルクラボ文化祭を通じて学んだことについて少し書いてみたいと思います。


サディの部屋(佐渡島庸平の人生相談)

今回コルクラボ文化祭に参加した目的のひとつが「サディの部屋」でした。

これは「佐渡島さんに直接悩みを相談できる」というもので、その筋の人にとっては超プレミアムな内容です。

昨年のコルクラボとの合同合宿でも佐渡島さんからはお話をうかがったのですが、あれから1年が経ち、私のコミュニティへのかかわり方もかなり変化しました。

そのため、改めてお話を聞くのにはちょうどいい機会でした。


運営のお手伝いをする中でのもやもや

持ち時間が20分ということなので、相談する内容は厳選する必要があります。

「箕輪編集室の今後の展望」「オンラインコミュニティのこれから」などのマクロな話題から、「コミュニティで活動する上での個人的な悩み」といったミクロな話題まで、何をメインにすえるかでさんざん悩みました。

最終的に3つほど相談内容を用意したのですが、まず最初は「個人的に最近もやもやしていること」について聞いてみました。

箕輪編集室や前田デザイン室に運営の立場として参画している中で、イベントやコンテンツに対してどういうスタンスで向き合えばいいですか。

「運営チームの一員として公園の管理人的な裏方の立場として動く」のか、「メンバーと同じようにアクティブに参加して中身にもコミットする」のか、どのように立ち回るべきか個人的に悩んでいたので、まずはこの質問で口火を切りました。

それに対して、佐渡島さんからは

三浦さんは箕輪編集室で何をしたいんですか?

というそもそもに関する問いかけがありました。


何のために箕輪編集室に入ったのか

私が箕輪編集室に入り、活動してきたメインの理由は「会社の外の世界で信用残高を積むため」です。

いまの仕事環境に不満はないのですが、これから産業の“タテの壁”が溶け、パラレルキャリアが一般的になっていく中で「会社の枠組みの中での評価や役職」が意味のないものになるという危機感がありました。

一個人としての存在価値を高めるために「コミュニティの中で信用を得て、信頼される人物になる」と決め、オフラインのイベントを中心に活動をしてきました。

「地味な作業でも、コツコツ続けていれば誰かが見てくれているはず」という仮説をもとに行動を繰り返してきた結果、いまでは箕輪編集室の運営チームの一員として活動させていただくまでになったわけです。

自走が始まったことによって生まれた「もやもや」

ここ最近、各チームが自走をはじめイベントや各種コンテンツに対して「運営チーム」としてやるべきタスクが減ってきているように思います。(とてもいい傾向です)

そんな中で、

自分は「運営担当」という肩書きに見合う動きができているのか。運営チームとして今の体制を維持する必要があるのか、

と自問自答する日々が続きました。

特に最近は、コミュニティにおける「古参」の取り扱いや、「ポジションに長くとどまること」に対する意見をちらほら見かけるようになり、私を含めリーダー陣の中にもいろいろ悩んでいる人が多いと感じています。

そんなもやもやを抱えるなかで「サディの部屋」の告知を見つけました。いまや「コミュニティといえば佐渡島さん」という感じですから、相談の相手としては最高のお相手でした。

「自分が何者なのか」を相手に伝えようとしているか

ちょっと脱線しましたが冒頭の質問に戻ります。
「なぜ箕輪編集室に入ったのか」という問いに続き、佐渡島さんから私の情報発信スタンスについてご意見をいただきました。

いまって、むっちゃ役割を果たしてるじゃないですか。箕輪さんや前田(高志)さんのリツイートなんかでも、三浦さんのツイートを結構見るわけですよ。箕輪編集室も前田デザイン室も、三浦さんがいて頼もしいなとは思います。でも僕、三浦さんがどんな人かっていうのがわからないんですよ。
役割を果たしたらありがとうって思われるじゃないですか。でもそれは、役割に対して「ありがとう」なんですよ。で、信用とか信頼を積むっていったときに、実は役割に対して詰まれた信頼の量ってそんなに多くないんです。

語り口は穏やかなんですが、実際に告げられる内容はヘビーでずしんと来ます。でも一つ一つに思い当たることが多く、自分が意識的に避けてきた部分をずばり指摘されたのでなんだか恥ずかしくなりました。

それよりも、三浦さんが「これやりたいんだ」って言って、それに一緒に巻き込まれてやったら面白くて「面白いことに誘ってくれてありがとう」みたいなことのほうが、詰まれる信頼って多いと思うんですよ。
今やっていることは機能として果たしているだけだから、もっと発信する中で自分が何を大切にしていて何をしたいのかを明確に打ち出した方がいいですよ。

というアドバイスもいただきました。

これまで避けてきた自己の開示、情報の発信頻度やその内容について、やり方を見直す必要があると実感しました。

また、苦手としている「コンテンツにコミットして、周囲を巻き込んで物事を進める」ことにもチャレンジしていきたいなと考えています。

冒頭5分の間にでこれだけのやり取りをさせていただいたので、「20分」という時間はかなり濃密でした。残りの部分でもたくさんの金言をうかがえたので、Twitterや個人のnoteでも順次発信していきます。

今回のコラムはかなり個人的な内容になってしまいましたが、読んでくださった方にも何らかの気づきがあればいいなと思います。

さらけ出せ、さらば道は開かれん

今回のコルクラボ文化祭ではトークセッションが多数用意されていたのですが、そのなかで「自己を深く理解し、さらけ出す」という文脈が繰り返し出てきました。


楽天大学の仲山さんと佐渡島さんとのトークセッションでも話題に上がったのですが、「コミュニティにうまくなじむ」には、

 ・自己紹介などを通じて自己開示をする。
 ・自己紹介文はネット上のいつでも見られる場所に置く
 ・しつこいくらいに繰り返し行う

ことがポイントとのことでした。

そうすることで、「この人はどんな人なのか、どんな文脈を持っているのか、どんなことに興味があるのか」を知ることができるようになり、滑らかなコミュニケーションが取れるようになります。

昔は芸能人や著名人でないとこういったアプローチは取れませんでしたが、インターネットが発達したことで、個人でも自分自身を知ってもらうための導線を用意することができるようになりました。

今回、「自己開示が足りない」と佐渡島さんからアドバイスをいただいたので、これから年末にかけては「さらけ出す」をキーワードに活動していきます。

「コミュニティにうまくなじめていないなぁ」という感覚をお持ちの方、「さらけ出せ、さすれば道は開かれん」の精神で一緒にチャレンジしていきましょう!

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■昨日 11/24(土)のみの編
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東京大学駒場キャンパスにて箕輪さんの講演「レールに乗るな、波に乗れ」が行われました。4人の現役東大生との対談です。対談相手の中には、箕輪編集室メンバーの伊藤真莉さんの姿も。

Twitterを見ていると東大生は優秀、頭が良いという感想が多く、箕輪さんも東大生はすごいとおっしゃっていたそうですよ。

会場は立ち見が出るほどの超満員!司会進行、対談を務めてくれた伊藤さん、準備を進めてくれた学生チームリーダーの石井さん、学生チームの皆さん、ありがとうございました。

関東チームでは 7人制サッカー の「ソサイチ」を行いました。フットサルより広いコートでボールを長く蹴ることができ、サッカーより人数が少ないのでボールにたくさん触れることができるそうです。参加したい方はぜひ関東チームで参加表明をしてください!

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■今後のみの編
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11/25(日)
[イベプロチーム]イベプロオリエンZOOM
[コミュデザチーム]コミュデザWELCOMEオリエン!
11/26(月)
[神社チーム]11月度チームミーティング
[リリプリチーム]「良いママ」像をブチ壊そう!会議@ZOOM
11/27(火)[イベプロチーム]関東新歓@CAMPFIRE
11/28(水)[アジアチーム]クメール語勉強会
11/30(金)[関東チーム]第二回みの編バスケ部
12/1(土)
[PRチーム]PRチーム説明会ZOOM
[中部チーム]天空の忘年会
12/2(日)
[関西チーム]パーティー?いや!祭りだ!!フェスだ!!~関西チーム大忘年会~
12/6(木)
[リリプリチーム]クラッチバッグを持ってアフタヌーンティーへ
12/12(水)
[リリプリチーム]「人生を変える2時間〜女の運命は髪で変わる〜ヘアライター佐藤友美講演会」

*は箕輪さん参加予定のイベントです。

コラム/三浦 俊平
昨日のみの編/荻原 茜
編集/柴山 由香

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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com

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