夕刊ミノ

活発なコミュニティのリーダーは熱量を持続させる【夕刊ミノ】 コミュニティデザインチームレポ

こんばんは。箕輪編集室コミュニティデザインチーム(以下「コミュデザ」)のまつさかです。3月18日(月)の夕刊ミノをお届けします。

「今すぐ会社で使える! コミュニティにおける理想のリーダー論」をテーマに全8回でお届けする予定です。第1回目の今回は「活発なコミュニティにおけるリーダー像」をご紹介します!

今すぐ会社で使える!コミュニティにおける理想のリーダー論とは?

コミュデザでは、コミュニティ運営のエッセンスなど、メンバーで研究する、「コミュデザラボ」という活動があります。

昨年11月には、

①1〜2週間に一度テーマを決めてブレスト&アウトプットする「1話完結型」
②コミュニティ運営における「リーダー論」
③オンラインサロン運営の「教科書」作り

の3チームが活動を開始し、それぞれ研究、議論を進めてきました。

私が所属する②「リーダー論」チームは、「コミュニティにおけるリーダー」について研究を行いました。

リーダー論チーム
研究内容:
・「コミュニティにおける理想のリーダー像」
活動目的:
・コミュニティ運営したい人、リーダーをやっていて困っている人の助けになる知見をアウトプットし、この夕刊ミノで連載すること。
今回の主な研究対象:
・オンライン、オフライン問わず様々なコミュニティで活躍するリーダー
・近年社会的重要性が高まるオンラインのコミュニティ(=オンラインサロン)の中でも、メンバーの熱量が高いことで評判の「箕輪編集室」のリーダー

成功しているコミュニティのリーダーや箕輪編集室の各チームリーダー達はどのように振る舞いながらチームを運営しているのか、何か共通項があるのではないかと考え、文章にまとめることにしました。

また、箕輪編集室の各チームはものすごいスピードで良質のアウトプットを出しているとともに、メンバーが楽しく在籍できる環境でもあります。

なぜこのような素敵なコミュニティができているのかが、私たちの「リーダー論」チーム全員の関心があるところでした。

コミュニティの種類によってリーダーに必要なことは変わる?

コミュニティの規模や状態・目的の違いによって、リーダーには求められるものに大きな差があります。

例えばオンラインサロンでいうと、約2万人が在籍する「西野亮廣エンタメ研究所」と一期100人の「コルクラボ」では求められるリーダー像は違います。もちろん出来立てのコミュニティと成熟したコミュニティ。コミュニティがビジネス活動のように問題解決を目的とするのか、まちづくりなどの合意形成を目的とするのかによっても求められるリーダー像は違います。

箕輪編集室では、活動内容ごとに数十人から数百人程度のチームに分かれており、成果のアウトプットを目的とする「プロジェクト型コミュニティ」、遊びを交えて交流を図る「居場所型コミュニティ」の2つがあります。

今回の研究では箕輪編集室の内部チーム規模(数十人〜数百人)のコミュニティの
 ◯問題解決型(プロジェクト型)コミュニティ
 ◯合意形成型(居場所型)コミュニティ
のリーダーについて議論することにしました。

「安全安心・信頼・余白」こそが大切

チームメンバーで話し合いを重ねる中で、リーダーに求められる共通項は「コミュニティ内の熱量を持続させることだ」という結論が出てきました。

そのためのキーワードとして、
①コミュニティにおけて発言の自由があり、安心感があると思うこと(安全安心の確保)
②メンバーにコミュニティの一員として役に立っていると感じてもらい、リーダーが信頼されていること(信頼)
③参加者に「自分がここにいてもいいと思ってもらうこと(余白)」
が挙げられます。

例えば箕輪編集室では、リアルイベントやプロジェクトを軸にツイッターやオンライン会議ツール「zoom」というツールを使って、メンバー間のコミュニケーションを密にし、「安全安心」「信頼」「余白」を作り出しているのです。
この3つが揃うことでコミュニティの熱量は保たれるのです。

コミュデザ「リーダー論」チームでは研究結果を8回の連載としてアウトプットしていきます。次回以降は、「安全安心・信頼・余白」についてさらに深く堀り下げていきたいと思います。
ぜひ、お楽しみに!

テキスト/まつさか
編集/石川勝紘


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