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少年漫画の主人公が応援される理由-“多動力”会社員・前田塁②

箕輪編集室所属メンバーのインタビュー企画。今回取材したのは、箕輪編集室・オンラインプロデュースチームで鈴木おさむさんオンラインサロン「オフィスおさむ」のリーダーを担当している前田塁さんです。

*前回の記事はこちら

自分の武器で挑戦し始めて世界が変わった


服部:料理とかpolcaの活動は、いつ頃からどんな風になさっているんですか?

前田:polcaはリリース1時間後くらいに始めたんです。2017年8月リリースだったから、それ以来ですね。その後は、「polcaおじさん」と名乗ってたら、取材が3回かな、そこでキャンプファイヤーでも認められている公式おじさんみたいになって。

料理は、ドライブがかかったのが4、5年くらい前ですかね。でもただ料理するだけじゃ面白くない。1番とか優勝とかそういう競うのって、面白いじゃないですか。だからとりあえず料理のコンテストに出してみたら、半年で8回入賞したんです。それをアピールしてたら社内でも有名になって。

服部:出張シェフ的なこともされてますよね?

前田:通称「おでかけRUI’s KITCHEN」でやってます(笑)。今までは断ってたんですけど、行くよ行くよって。それも全部、基本頼まれたら断らない。とりあえずやっとくべきかなって。将来なんか繋がるかもしれないし。

服部:格闘技もなさっている。

前田:学生時代からやっていましたが、社会人になってからは仕事が忙しくてずっとやっていなかったんです。

再開したきっかけは、7月に「亀田興毅に勝ったら1000万円」で戦ったYou Tuberのジョーさんがプロボクサーを目指す番組内の「Youtuberジョーに勝ったら1万円」という企画。

対決が決まったのが試合の10日前。うわっ15年ぶりに試合だ、しかも体重も落とさないといけないみたいなバタバタでしたけどやるしかねぇなって、生放送の本番に挑みました。ボコボコに負けましたけど(笑)。

でも、その時に周りのみんなが「すごい感動した!」って言ってくれて。これをきっかけに、昔夢だった大会優勝をもう1回目指すことにしたんです。

会社がないと俺価値ないじゃん

服部:もう、すごいですよね。個人名でいろいろされていて。

前田:でも、ふと考えたときに、会社の名前で仕事してるというか、会社あってこその前田塁だったなって思ったんです。会社がないと俺価値ないじゃんって。これやべぇなと。

で、改めて自分のできることとどうしたいかを、時間が出来たときに考えて、色々挑戦し始めました。

服部:最初から割と大胆に。

前田:最初はゆっくり始めました。オフラインでやり続けても仕方ないからソーシャルにアップは必要だと思ってたんですけど、周りの目が多少なりとも気になってました。仕事以外のアップってあんまりいい印象じゃないんじゃないかと。

ただ、先ほどのボクシングの試合をきっかけに色々な人が僕のチャレンジを応援してくれる人が増えました。少年漫画の主人公はいつも本気でチャレンジしてるから応援される。そんな感じです(笑)

服部:そうなんですね。応援してくれるのはどんな方が多いですか。

前田:特に30代前半、同年代の男性ですね。会社の後輩とかもです。多分本当は彼らも色々やりたいんだけども、いろいろな理由があってチャレンジができないと思うんですね。周りの目というのもあるのかもしれないですし、環境の影響かもしれないですし。

塁がやれてるんだし、俺も少しチャレンジしてみようっと思ってもらえるきっかけを与えていければいいなと思ってます。

(次回に続きます)

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テキスト・編集 服部祥子

写真 大竹大也

デザイン 前田高志

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