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【日刊みの編NEWS】ひとりでできること、1000人でできること

おはようございます。箕輪編集室の三浦 俊平です。9月17日(月)の日刊みの編NEWSをお届けします。

箕輪編集室・前田デザイン室の運営のお手伝いをさせていただいているということもあり、日ごろからコミュニティ運営やコミュニティデザインについての文献・ネット記事を読む機会が多くあります。

今日はそこで学んだことをひとつ、ご紹介したいと思います。

地域コミュニティからコミュニティ運営を学ぶ

島根県の隠岐諸島に中ノ島という人口2,400人弱の島があります。中ノ島は1島1町の島で、島全域が「海士町(あまちょう)」という町になっています。

地方自治やコミュニティデザインに詳しい方は名前でピンと来るかと思いますが、この海士町は「自治体と地域住民におけるさまざまな取り組み」がメディアで取り上げられることの多い町です。

この町には、役場の職員と町民の代表で作りあげた「総合振興計画」という計画書があります。

中身がとっても面白いので、コミュニティデザインに興味がある方にはぜひ読んでいただきたいのですが、今日はここに書かれていることを少しご紹介してみたいと思います。

海士町の第四次総合振興計画

海士町の総合計画書(別冊)はこんな章だてになっています。

ちょっと面白いですよね。

・1人でできること
・10人でできること
・100人でできること
・1000人でできること

という感じで、「町民それぞれが地域のためにできること」がプライベートな活動からパブリックな活動まで、活動する人数の規模ごとに書かれています。

海士町は人口約2,400人の町なので、箕輪編集室の約二倍の人数なのですが、みの編をひとつのコミュニティと捉えて同じように考えてみると、「1人でできることから1000人でできること」まで、いろいろあるんじゃないかなと思うんです。

ひとりでできること、1000人でできること

1人でできることであれば、今日からでもはじめればいい。
10人でできることであれば、チームですぐはじめればいい。
100人、1000人でできることであれば、みの編全体で協働して進めればいい。

規模に応じて、いろいろなことが出来るのがコミュニティの面白いところ。

みの編は1,000人を超える大所帯ですから、できることのスケールはかなりのものです。実際いまですと、CAMPFIRE COMMUNITY FESTIVAL 2018の開催に向けた準備が始まっているところです。

このイベントには箕輪編集室も「共催」というかたちで加わっていますので、開催に向けてこれからいろいろ面白いことが起こりそうです。
サロンメンバーは無料で参加できますので、ぜひ申し込みしてくださいね。一般の方は、上のリンクよりお申し込みください。

さて、この総合計画書には「xx人でできること」の章に続き、「提案をかたちにするために」「アイデアをかたちにする5つのステップ」という2つの章があります。

ここもとても参考になるので、みの編風にアレンジしてご紹介します。

↓原文はこちら
http://www.town.ama.shimane.jp/gyosei/pdf/4soushin_betsu_ending.pdf

■提案をかたちにするために

海士町の総合振興計画の「提案を実際にかたちにしていくためのステップ」の章を、みの編風に書き直してみるとこんな感じでしょうか。

箕輪さんや各チームリーダーが出した方針をもとに、個人が「ひとりでできること」や「チームでできること」を考え、10人、100人での活動に広げていくイメージです。

大規模なものであれば、箕輪さんが大号令をかけてみの編全体で動きます。みの編って、いま現在もなんとなくこんなかたちのステップを踏んで動いてますよね。

■アイデアをかたちにする5つのステップ

続いては「アイデアをかたちにする5つのステップ」です。

こちらも海士町の文書を参考にして、大項目はそのままに、詳細をみの編風に書きなおしてみました。

1.できない理由探しをせず、できるための条件探しをしましょう。
2.「できることからはじめよう」から「できることを広げよう」へ。
3.「~しなければならない」ではなく「~しよう」型の活動をしましょう。
4.白黒つけることが目的ではない。
5.みんなに喜ばれる活動を作り出そう。

こちらも箕輪さんやみの編の行動指針と一致している気がしませんか?

このように、コミュニティやオンラインサロンの運営に必要な知識やノウハウって、地域コミュニティで実践されているいろいろな事例や、文献に書かれていることと近いんですよね。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ(ビスマルク)
→愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む。(直訳)

なんて格言もありますし、歴史や文献などから学べる部分はしっかり学んで、快適なコミュニティ生活を送れるような環境をみんなで作っていきたいですね。

最後に宣伝

今回の記事がおもしろい!と思った方は、みの編のコミュニティデザインチームに入るとめっちゃ楽しめると思います。ご興味のある方はぜひジョインしてみてください!

さらに最後にもひとつ

海士町って、箕輪さんがプロデュースしている小野照崎神社が祀っている「小野 篁(おののたかむら)」が流された島みたいですね。面白いところで関連があるものです。

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■昨日 9/16(日)のみの編
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関西チームなら古民家合宿二日目。奈良修学旅行!夜には大阪で飲み会も行われたようです。
みの編エリアチームのコミュニティとしての活性化っぷりたるや!

そんな関西チームが現在みんなで全力コミットしているのが「『死ぬかす』出版記念講演会&箕輪大陸大阪上映会」です!!
クラファンもあと少し…!絶対達成したい、という思いでみんな行動しています。

『死ぬかす』販促のための書店まわりは続いています。「販促物があれば掲示するよ」とおっしゃってくださる書店さんのために、ついにはみの編メンバー手作りのPOPも登場!
関東チームで印刷して配っていたものですが、データを他エリアにも共有し、使用できるようにしてくれました。

謎進化を遂げるみの編の販促活動…!

新人も、新人じゃない人も、9月のみの編新歓に参加しましょう!コミュニティの活性化のために箕輪さんからもいくつかプロジェクトが投下されましたが、「みの編入ったらまず新歓」というくらい各地で新歓がもたらす役割は大きいのです。

チームの活性化に悩む人も、新人さんがたくさん集まる現場に足を運び、実際に話を聞くことで大きなヒントが得られるかもしれません。
単に友だち作りに行くのもよし!みんなで新歓、行こう!

CAMPFIRE COMMUNITY FESTIVAL 2018の公式動画が公開されました!制作は、メディアチームのサブリーダーであり、タカオミ動画編集室のオーナーであるタカオミです。

さぁ、みんなでフェスに行こう…!

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■今後のみの編
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9/17(月)
[関東チーム]初心者歓迎!新生野球部室内練習
[関西チーム]関西チーム戦略MTG
[PRチーム]コピーライティング勉強会二回目#平部ゼミ
9/19(水)*9月定例会 ゲスト:イケダハヤトさん 
9/20(木)
[ライターチーム]飲み会!
[PRチーム]ZOOMゆる飲み会
9/21(金)[イベプロ]関東新歓@CAMPFIRE
9/23(日)
[関東チーム]フットサル部
[ コミュデザチーム]WELCOME!オリエン
9/25(水)[ コミュデザチーム]コミュデザ懇親会
9/25・26(水木)[九州チーム]糸島動画勉強合宿
9/29(土)*CAMPFIRE COMMUNITY FESTIVAL2018
9/30(日)[神社チーム]ポートレート撮影
10/6(土)[女性チーム]新生"Prima"神社でミートアップ♡
*は箕輪さん参加予定のイベントです。

テキスト/三浦 俊平
編集/柴山 由香


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