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【日刊みの編NEWS】自律神経の働きから考える"気持ち"の整え方。

おはようございます。箕輪編集室運営担当の高橋和矢です。4月13日(火)の日刊みの編NEWSをお伝えします。

前回の記事で、気持ちは内蔵と同じで、自分の意思でコントロールできない。ということを書きました。

サウナランドフェスから1週間経つけどまだ気持ちの整理がついてない。みたいなところからそういうお話になりました。食べたものを早く消化させよう!といくら思っても自分の意思でコントロールできないように、"気持ち"もそうですよねと。

今回は、内臓の働きをコントロールしてる自律神経について考えてみると書いていたようです。内臓の働きをコントロールしている自律神経について理解を深めれば、食べ物を消化しやすい状態にできるし、気持ちの整理がつきやすい状態にもできるのではないか。ということを考えていたんだと思います。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。日中活動している時や緊張、興奮している時は交感神経が優位に働いていて、眠る時、リラックスしている時は副交感神経が優位に働いています。

交感神経が働くと血圧、心拍が上がって食べ物の消化が抑制されて、副交感神経が働くと血圧、心拍が下がって消化は促進されます。交感神経、副交感神経はスイッチのON、OFFのようにパチパチ切り替わる訳じゃなくて、シーソーのようにどちらかが上がった分だけ下がる。みたいなことでもなく、双方の活動量は常に変化しながら各器官に影響を与えているんです。

ダッシュをすると血圧、心拍が上がります。この時は交感神経が活発に働いていて、内臓の消化機能は下がります。深呼吸をすると副交感神経が優位に働き、血圧、心拍が下がって消化機能は高まります。このように、自分の意思で直接コントロールできない内臓も、行動による自律神経の働きを介してなら影響を与えることはできるのです。

また、自律神経は環境による影響も受けます。サウナで言うと、暑いサウナ室から冷たい水風呂へと環境の変化を繰り返すことで自律神経の反応を促します。束になってる書類をトントンして整えたり、バラバラになってる釘を揺らして整えたりするのと似てますね。

気持ちを落ち着かせたい時、整理をつけたい時は、このような身体の反応を意識して過ごしたり、環境を変えてみたりするのがいいのかなと感じました。

今日は全国的に雨っぽいですね。それこそ雨は自然で健全な刺激なので、風邪に気をつけつつ気持ちや身体の変化を楽しむ1日にしていきましょう。

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テキスト / 高橋和矢

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