メッセージ性のまるでない亀とナメクジと魂の話 「Monday Minowa」8/6(月)を立ち読み♩
おはようございます! ModayMinowa編集長の篠原舞です。
8月は箕輪編集室の大イベント『箕輪大陸』の上映があるので、Monday Minowaでも特集をしていきます。
残念ながら映画を見に行けない! という人も、少しでも特集記事を通して『箕輪大陸』を垣間見てもらえたらなと思っています。
…と言いつつ、早速今日公開の『箕輪大陸お蔵入りインタビュー「亀とナメクジと魂」』は、『箕輪大陸』の本編とは死ぬほど関係ありません。
箕輪さん本人も「別に大したメッセージ性もない」と言ってる亀とナメクジと魂のエピソードなので、休憩時間とかに読んでもらえたらいいんじゃないかなって思います。
でも最高にくだらなくて最高に爆笑なのでぜひ。
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(今週の目次)
【特集】箕輪大陸お蔵入りインタビュー「亀とナメクジと魂」
【編集2.0】プロサラリーマン的働き方
【箕輪の流儀】人はコミュニティなしでは生きていけない
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【特集】箕輪大陸お蔵入りインタビュー「亀とナメクジと魂」
いよいよ今月28日に公開が迫るドキュメンタリー映画『箕輪大陸』。
(映像編集:駒月 麻顕)
Monday Minowaでは、500時間を超える撮影の中、クルーが撮った箕輪厚介ロングインタビューで泣く泣くカットしたエピソードを公開します。
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メッセージ性のない亀エピソードを語る箕輪
そもそも別に大したメッセージ性とかもないんだけど、高校時代に亀を飼ってた話をするわ。
サッカー部のいつも練習してたとこに、亀のフィギュアのガチャガチャがあって。なんかモヤさまみたいに毎回ガチャガチャをやるっていうノリがあったの。だから亀を死ぬほど集めてた。
そうしたら誰かがふざけて、本当の亀を買ってきてそのフィギアのところに置いといたんだよ。で、よく分かんねぇけどせっかくだしもう飼っちゃおうってなったんだよね。
水槽をどうするかってなった時、特進クラスの教室内に貴重品箱っていう体育の時財布とか入れる箱があったの。それがちょうどいいなと思って、勝手にその箱を自分のクラスに持ってきて、砂利入れて、水入れて、亀入れて、自分の机の上に置いた。
そしたら水槽と机のサイズが同じぐらいだったから、もう教科書もノートも鉛筆も置けなくなっちゃったんだよね。だから授業中はずっと手を組みながら亀を見てた。教師としては困ったと思うよね。反抗してるわけじゃなくて、亀飼ってるだけだから。
しかも、亀がかわいそうだから、捨てろとかも言えないしさ。「亀飼ってんのか」って言われて、「うっす」って返して、それ以上は何も言われない。昔からガチで誰かがキレるようなことやるってよりも、ちょっと力が抜けちゃうようなさ、「何それ」っておちょくるような感じのことをやってたよね。
でも長くは続かなくて。亀がすぐ死んじゃったから。ゴールデンウィークかなんかだったと思うんだけど、「連休に入るから亀どうする?」って話になって、日光浴が好きだって図鑑に書いてあったから、外の一番日が当たるとこ置いといたんだよね。陽の光を浴びさせてあげようって思って。超優しいでしょ。
【編集2.0】プロサラリーマン的働き方
幻冬舎の編集者(サラリーマン)として働きながら、会社以外で給料の約20倍を稼いでいる箕輪さん。今月は、箕輪さんの「プロサラリーマンとしての働き方」について、全4回にわたり掲載します。
①プロサラリーマン的働き方
②個人の時代を生き抜く仕事術
③リスク×熱狂でイノベーションが生まれる
④編集1.0から2.0へ―同時進行が最強
箕輪さん自身が体現する、プロサラリーマンとして生き抜く術とは?
“損得”と“感情”の両方を押さえて、自分の働き方を創る
「誰でもどんな会社でも、自分の為の働く環境は作れる」と箕輪さんは語ります。今でこそ自由というイメージがある幻冬舎ですが、自分のペースで働けるように、箕輪さん自身が今の環境を切り開いてきました。
箕輪さんの実体験から語る、自分の働き方の作り方とは?
資本主義の世の中では「感情」と「損得」でしか判断されないんですよね。「こいつだったらいいや」とか、「まぁ可愛いところもあるし」とか「こいつ人間的にもうコントロールできないし」っていう感情の部分と、「箕輪遊ばせておいた方が会社にとって得だな」っていう損得の部分。そこの2つを押さえたら、どの会社でもいけると思うんですよ。
【箕編の流儀】人はコミュニティなしでは生きていけない
2017年6月に箕輪編集室が発足し、2018年7月現在では1,300人を超える巨大なコミュニティとなっています。人によっては「なぜ月額6,000円近くのお金を払ってまでしてコミュニティに所属するのだろうか?」と思われるかもしれません。
今回は、以下の「これからのコミュニティの作り方」イベントの箕輪さんの発言と、
箕輪さんが編集した『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.』(佐渡島庸平著)から文章引用をしながら、その秘密に迫っていきたいと思います。
現代の孤独を癒すヒント
Twitter や Facebook、Instagram などのSNSというオンラインでつながることで、孤独を紛らわせようとしている人は多くいます。箕輪編集室などのオンラインサロンが増えている現実も孤独を感じないようにするための手段の一つだと考えられます。しかし、たくさんの人とつながっているのに孤独を感じることがあるのは確かです。これはなぜでしょうか?
夏目漱石が小説で書いていることを、すごーく雑にまとめてしまうと、「個人としてどう生きるか考えよって言われても、今までコミュニティの中で役割が決められていたのだから困るなぁ。自由度が増えて、苦しみが増えた」ということ。
ちょうど今の僕らと同じ。ネットによって、生き方の幅が広がった。自由になって幸せになると思っていたら、幸せになれない。
(『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.』P.20)
個人の生き方が多様化する時代になったと言えるでしょう。昔は考える必要のなかった「生き方」を考えなくてはならない時代が来てしまったということ。オンラインのおかげで自由になることができたものの、そのおかげで他人と比べて落ち込んだり、「自分には何ができるんだろう」と無力感に襲われてしまったり…。自由が不幸を生み出しています。
そこで、箕輪編集室はオンラインサロンの一つとして、どのような受け皿として機能しているかを箕輪さんの言葉に耳を傾けてみましょう。
箕輪編集室は、例えば、デザインチームが幻冬舎のデザインの仕事をしてるぐらい。会社の代替になりつつあるんだけど、これがもっと大きくなって、本当に会社や地方都市とか国家の代替みたいになるなと思っている。
この「会社の代替」というのはいろんな意味があります。
一つ目は、箕輪さんを中心としたコミュニティに所属できるということ。会社は一種のコミュニティです。社長というと大げさですが、箕輪さんの立てる旗のもとに人が集まっています。オンラインサロンなので、集う人は全国津々浦々です。SNSで気軽につながるよりも濃いつながりができあがります。
Facebook 上のオンラインスレに閉じてたものが、すごいリアルな場に出てきて、世の中に存在感を示すんじゃないかなっていうのがこれからの形のような気がします。
二つ目は、自分がやりがいを持った仕事に携われるということ。一般的な会社は嫌な仕事も引き受けなくてはなりませんが、箕輪編集室は「自主性」が重視されています。やりたければ手を挙げる。やりたくなければ見ているだけでもいい。
三つ目は、会社レベルの仕事に携われるということ。箕輪さんから「協力してほしい」と言われる仕事の取引先は、幻冬舎やZOZOなど一流の会社なのです。今所属している会社では一緒に仕事ができない会社とやり取りができる可能性があります。そのような状況に置かれたら、当然ながらスキルアップも見込めますよね。箕輪さんは次のようにおっしゃっています。
僕のところはクリエイターとか動画とか編集とかライターとか活躍させるような仕組みがあるんで、手に職なくてもここにいればそういうのも学べるみたいな風になってくんじゃないかなと思ってて。
単につながるだけでは自由度が増すだけで、現代なりの孤独を味わうことになります。オンライン上に出現しているコミュニティをどのように活用するかが、現代の孤独を癒すヒントになりそうです。
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それでは今週も仕事に勉強に、頑張りましょうね! 行ってらっしゃい!
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Monday Minowa
編集長 篠原舞
副編集長 世良菜津子
スタッフ
特集 高橋千恵
編集2.0 長根春佳
箕輪の流儀 後藤くりこ 渡邉淳
デザイン 前田高志 やまぐちともみ 早志香音
写真 大竹大也 池田実加
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