カリスマ箕輪氏の巻き込み力、熱狂させる3つの方法①
※こちらの記事は、voicyの人気番組『仮想銀座高級クラブ「かほこ」』に箕輪さんがゲスト出演した回の書き起こし(一部加筆修正有り)となっています。
初めのあいさつ
かほこママ(以下、ママ):みなさんこんばんは。仮想銀座高級クラブ「かほこ」のママです。今日は素敵なゲストをお迎えしています。すごく貴重な話がいっぱい聞けると思うので、ぜひみなさん最後まで、心のおしぼり受け取ってくださいね。
ママの愛する著名人 幻冬舎 カリスマ編集者 箕輪さん
ママ:今日のママの愛する著名人は、幻冬舎のカリスマ編集者の箕輪厚介さんです。
見城(徹)さんの『たった一人の熱狂』っていう本を本当にたった一人で作ってたくさん売ったりとか、堀江(貴文)さんの『多動力』とか、最近だったら『お金2.0』とか、イケハヤさんの本とか、たくさんの著名な方の人生の生き方とか考え方を社会に提供されてきた方なんですけど、すっごいチャーミングで、本当に優しいんですよね。
箕輪さんとのエピソードとして一番覚えているのは、実はほとんどの人に言ってないんですけど、1月の頭に突然、私緊急搬送されて緊急入院して、3週間退院できなかったんです。
最初入院したときは明日帰れるかな、くらいの気持ちだったんですけど、検査につぐ検査で、症状も悪化して…。二転三転あって、講演とかイベントとか大臣とのアポとか全部リスケを余儀なくされたんですね。
リスケといってもいつ退院できるかわからない、でも病気で入院してるとか経営者として弱い一面は誰にも見せたくなくて。どうしてもリスケする人だけには苦渋の決断で伝えたんですけど、みんな「次はいつにしますか?」とか「体調はどうですか?」とか「いつ退院するんですか?」と気にかけていってくださるんですけど、自分自身もほんとは死ぬかも、とかいつ退院できるかとか状態が分からなくて。
「大丈夫ですか?」と聞かれてもどう答えていいかわからなくて悩んでいたんです。箕輪さんとの大事なイベントもリスケせざるをえなくて、メッセンジャーで「イベント楽しみにしてたんですけど入院することになって行けません、ごめんなさい」って言ったら、たった一言「お大事に」と言ってくださったんですよね。それがすごい癒されたんです。
普段から優しくて包容力ある方なんですけど、「お大事に」ってそれで完結しますよね。病気のことって言いづらいんですけど、その一言で、箕輪さんにとっても大事なイベントだったと思うんですけど、優しく笑い飛ばしてくれたんです。
後日談としては「そんなのしょうがないじゃん。そんなときに他に言う言葉ないよね」って言ってくださったんですね。
編集者としていつも愛のある適切な言葉をすぐ選べるんだっていうのはすごく素敵な方だと思いました。
今日はですね、箕輪さんがどうやって偉い著名人を口説いてきたかとか、逆に、女性をどうやって口説いているんですかとか。
あとは熱狂コミュニティを作る3つの秘訣の話だとか、デキる男はどんな女性に魅力を感じるのかとか、そういったお話を伺ってみたいと思います。
人を口説く秘訣
ママ:というわけでですね、今日は仮想銀座高級クラブ「かほこ」に、なんと、箕輪さんがいらしてくださいました。
箕輪:イエーイ!
ママ:ありがとうございます。
ママ:箕輪さん今すごいご活躍で。
箕輪:今ね、活躍してまーす(笑)。
ママ:(笑)。私さっき、タクシーの中で、箕輪さんのカバン持ち3人のイケメン男子軍団とご一緒させていただいたんですけど。
箕輪:はいはい。
ママ:すごく印象的だったのは、「本当に朝から晩までめちゃくちゃお忙しいんですよ」って言ってました。
箕輪:あ、でもそれはね、僕、密度が濃いだけで。本当に秒単位くらいでガーッと仕事するんですけど、そんくらいの勢いでやってると、夕方くらいにポカッて穴が空いて。今日も経沢さんに会う前、1時間くらいハイボールを六本木の階段のところで飲んでて。
ママ:(笑)。かばん持ちの皆さんと?
箕輪:そう。なんかね、こう、ポカッと空きますね。
ママ:そっかそっか。
箕輪:「なんの時間だよこれ?」みたいなのが嫌いなんでギューッって詰めるから、学生とかがみたら異常なんですよ。常に遅刻してるし。
ママ:後ろに後ろにっていう。
箕輪:そう。だから(めちゃくちゃ忙しく)見えるのかもしれないけど、ポカッて空く時間はありますよ。
ママ:へぇー。六本木で飲んでたということで、じゃあ二軒目になりますが、今日はありがとうございます。
箕輪:いえいえ。良い高級クラブですね、「かほこ」。
ママ:本当ですか。お店はいかがでしょうか?
箕輪:いい。心のおしぼり、もらっちゃいました。
ママ:あー、心のおしぼり、覚えてくれててすごい嬉しい。
箕輪:さっきね、タクシーで聴きました。
ママ:ありがとうございます。今日はですね、そんな、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの箕輪さんに色々聞いてみたいと思います。
箕輪:はい。
ママ:まず一個目に、「人を口説く秘訣」っていうのをすごく聞きたくて。
箕輪:人を口説く、それは何を。
ママ:男性でも女性でもいいんですけど、まず、箕輪さんって堀江さんを口説いて、見城さんを755で口説いて…。
箕輪:それは本当に相手が何を望むかを考えるってことですね、本に関して言うと。僕も最近、本を依頼されるから分かるんですけど、企画書一個で「こいつ、本当に俺のこと好きだな」って伝わると「じゃあ会ってみようかな」って思うんですよ。
で、その「本当に俺のことが好きだな」っていうのは人によって違って。見城徹でいうと圧倒的に自分のことを知っているってことだし、ホリエモンでいうと圧倒的に自分の行動原理を知っているってこと。
ママ:なるほど。
箕輪:見城さんに「見城さんのそのエピソード、この本の何ページ目に書いてありますよね」とか言うと、「こいつすげー」ってなる。でもホリエモンってそんなこと言われても「うぜえよてめー、気持ち悪いよ」ってなるんだけど。
ママ:確かに(笑)。
箕輪:でもホリエモンは、逆に行動原理を知ってて「堀江さんって稼働するの嫌だと思うんで、こっちで全部やっちゃうんで、最後チェックだけしてください」って言うと「お前わかってんな」ってなるから。
ママ:そっかぁ。
箕輪:要は、想像するとか相手を愛するっていうと、みんな独りよがりになりがちなんだけど、本当に愛するっていうことは、その人が一番望むものは何かまで分析してそれをやるってこと。だから、人によって変わりますよね。
イケハヤさんの場合、僕が最初にメッセンジャーでアプローチしたときは、「本作りたいんですけど」って言って…。
ママ:けっこう前ですよね。
箕輪:すっごい前、幻冬舎入ったばっかりの頃。で、僕、川がすごい好きなので、「イケハヤさんへの取材を口実に、高知の川で泳ぎたいです」って送ったんですよ。そしたらイケハヤさんも「それ最高っすね!」って感じで。僕がもし堅苦しい企画書送ってたらスルーされてたと思う。
ママ:箕輪さんの発想力とか行動力もすごいと思うんですけど、そもそもベースとしてすごい人に好かれるっていうか。今日もうちの会社にコンサルに来てくださったときに「箕輪さんこんにちは」って言ったら「今日もおきれいですね」って言ってくださって。
箕輪:それは酔ってたからでしょ(笑)。
ママ:なんだ、酔ってたからか(笑)。
箕輪:そういう、口から出まかせみたいなとこありますよ。高田純次みたいな(笑)。
ママ:じゃあうまく人を口説けない人にアドバイスするとしたら?
箕輪:うーん、「誰もてめぇのことなんて興味ねぇ」ってことですかね。
ママ:あぁー。
箕輪:要は、相手に踏み込めない人って「どう思われるんだろう」っていうのを気にしすぎている。そんなの、お前のことなんて誰も興味ねえんだから徹底的にサービスしろって感じですよね。
ママ:ちなみに、今回箕輪さんと対談するっていったら、リスナーの皆さんが聞きたかったのは「女性をどうやって口説くんですか」っていう…。
箕輪:それね、俺、ほんとにモテたことないから分かんない。でもね、口説くとことについては前田裕二さんが凄い。
ママ:うんうん。
箕輪:前田さんはほんとに人に好かれる人。ツイッターの一人ひとりにも死ぬほど丁寧に接している。前田さんが一度言ってたのは、一回鬼のように突っ込むんだと。沸騰しちゃうくらいにエンゲーメントを高めると、その後はある程度放置してても大丈夫なんだって。
ママ:一回熱狂させる、みたいな。
箕輪:そう。そうすると、「この人はただただ忙しくて今はこっちに来ないけど、いつかまたあの深さがある」って思うって。で、また急に深くするっていう。それが前田さんの技術。
ママ:なるほど。じゃあ、次のコーナーでは「相手を熱狂させること」について聞いてみたいと思います。
(続きます)
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