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恋に焦がれて。校正チーム、40分だけのデート。【夕刊ミノ】『BRUTUS』プロジェクトチーム

こんばんは。箕輪編集室『BRUTUS』プロジェクトチームのタニシタです。9月12日(木)の夕刊ミノをお届けします。

箕輪編集室責任編集BOOK in BOOKが話題の『BRUTUS』900号「真似のできない仕事術」特集。売り切れ店舗が続出しているようです。みなさまは、お読みいただけたでしょうか?

私は今回、校正チームのリーダーを担当させていただきました。

校正とは、本づくりを陰ながら支える仕事。綴られた“文字”と客観的に向き合い、表現や整合性を整える仕事。表舞台に立つことはありません。だからここには「●●に取材した!」「デザインした!」なんて華やかさはない。それでも、控えめに言ってもすごく楽しかったし、スポーツのような爽快感すら味わえた。

今日は、そんな“陰から見た『BRUTUS』プロジェクト”の話をします。


校正チーム編成「渡すものは、最高の原稿にしたい」

私は2人の子育てをしながら、日中は会社で働くワーママです。


プロジェクトリーダーの金藤くんにこのポジションを託されたときは、正直驚きました。というのも、私はこれまでオンラインサロンでいくつかプロジェクトに参加して来たものの、チームでまともに“リーダー”を務めたことなんてなかったからです。校正だって、この1年間サロンでプロ達の後ろ姿を見ながら覚えたもの。自分が引っ張ることになるなんて、思ってもいなかったです。

それに、プロジェクト開始時、箕輪さんが「校正校閲はBRUTUS側でやるから!」とおっしゃっていたことも気になっていました。

それでもあえて「校正チーム」を編成した金藤くん。そこには「編集部に渡すものは、できる限り最高の原稿にしたい。箕輪編集室すごいって思ってもらいたい」との想いがありました。こんな熱い言葉を聞いてしまっては、この若きリーダーのために、ひと肌脱がずにはいられません。

ここは、箕輪編集室の看板で立たせてもらえるメジャーリーグのような球場です。遊びでやってるわけじゃない。出した結果は、その道のプロ達の目にも当然入る。何があっても、妥協はしない。一文字足りとも、こぼさない。

これこそが、オンラインサロンの醍醐味であり、極上の緊張感であり、爆速で成長するための道でもあります。

もともと、短期決戦が多いオンラインサロンのガチプロジェクト。私がこれまで経験した雑誌や本の制作期間は、そうは言っても2ヶ月はありました(業界的には、これでも短すぎるらしいのですが)。

今回、キックオフミーティングから初稿の納期まで、当初の予定は2週間。8ページとはいえ、2週間です。しかも、途中で企画が仕切り直しになったため、使える時間はさらに短くなりました。聞いたことのない超短期納期。客観的に見ると、絶望的な状況なんだと思います。だってここから、企画、取材のアポどりから執筆、デザインの素材集めから完成までこぎつけなくてはいけないんだから。

メンバーは、日中は自分の仕事をしている人がほとんどです。最終的に納期は少し伸びましたが、それでも厳しいスケジュールに変わりありませんでした。

ジェットコースターでも楽しむように、そんな状況の中を走り続けるメンバー達。箕輪編集室ならではの「熱狂の渦」がそこにはありました。


待ちに待った勝負の時間は“40分”

校正チームの出番は、制作過程の一番最後。金藤くんの引いてくれたスケジュールでは、一次校正、二次校正、それぞれ丸々1日は使える認識でした。しかし箕輪編集室内で完結するものならまだしも、取材相手次第の原稿もあります。予定はズレ込むことを前提に構えておいた方がいい。


心構えをしつつ、私は校正が初めての人でも足並みが揃えられるようにと、皆が共同で作業するための校正シートをまとめるなど、黙々と準備を進めました。

一次校正は、22時ごろの依頼だったと記憶しています。スケジュールは後ろ倒しになっていたものの、締め切りまで一晩使えたことや、起きていたメンバーが即座に動いてくれたこともあり、それほど大変ではありませんでした。

できれば校正チーム全員でビデオチャットに集まって相談しながら作業するのが理想でしたが、そうも言ってられません。でも、これは想定の範囲内。

忘れられないのは、二次校正です。

原稿が上がるはずの土日に待機するも、なかなか来ない。プロジェクトスレを覗いてみると何やら大幅な修正が発生しており、対応に追われている様子。「大丈夫かな」と心配しつつ、サザエさんの時間すら過ぎていきます。子ども達を寝かしつけ「念のため、日曜日が終わるまでは待ってみるか…」と時計を眺めていた22時。とうとう、金藤くんから校正チーム宛にメッセージが投稿されました。

「今日の夜中と、明日の午前中から15時ごろまでの間で校正作業をしていただくことになります」「本当に即時対応していただく形になるかと思います」(※この時点で、原稿はまだ来ていません)。

・・・まじか!!!

あまりのワイルドさ(?)に、思わず笑ってしまいました。

会えない時間が恋を育てるとはこのことでしょう。早く原稿とデートがしたい。きっと金藤くんは、優しい顔して女性を焦らし、気づけば夢中にさせる系の男性に違いありません。手練れです。もう、原稿が早く見たくて仕方ない。でも来ない。原稿に恋い焦がれたまま、時間だけが過ぎていきます。

仕事中も、パソコンの右端にずっとプロジェクトページを表示させてドキドキしながら待ちます。15時になったため、時短勤務の私は保育園のお迎えに向かわねばなりません。電車の中でもプロジェクトページを覗いては「もしかして、校正なしでBRUTUSに出すのかな?」「ちょっと寂しいけどしかたないかな…」なんて思い始めていました。


そして16時。原稿が届いたのです。期限は、1時間後の17時。私がそれに気づいたのは、16時20分ごろ。


速攻で子ども達の好きなDVDをセットし、パソコンを開きます。

「なにこのスリル!!カネフジ!!」

想定の上のさらに上を行く短期決戦。準備していた校正シートを開く間も無く、これまで培ってきた知識を総動員して一気に仕上げます。

脳がヒリヒリするような感覚。

このスポーツのような校正を、私は心の底から楽しんでいましたーー

そんなこんなで、校正チームは待ちわびた原稿との短く濃密なデートを終えました。臨機応変に、自身の担当以外のページも見てくれたメンバー達には大大大感謝です。

入稿後も、箕輪編集室の進撃は止まりません。PR動画に、ランディングページ制作。購入者限定のイベントも、すでに申込人数は300人を超えています。

読者の方々に、私たちの熱狂が届いたならば、こんなに嬉しいことはありません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

テキスト/タニシタ
編集/菅井泰樹
バナー/松儀愛侑

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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com

箕輪編集室公式Twitter


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