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挫折しかけても、最後まで背中を押してくれた人がいた #情熱戦略 【夕刊ミノ】ライターチーム

こんばんは。箕輪編集室ライターチームの橘田佐樹です。7月19日(金)の夕刊ミノをお届けします。


皆さんは何かに挫折した、何かを諦めたという経験はあるでしょうか?

私は、つい最近あることに挫折しかけました。

それは、ひとつの書籍のブックライティングです。

私は、箕輪編集室に入ってからライターとしてさまざまな経験をさせていただきました。

とはいえ、ただの大学生。

そんなド素人があることをきっかけに本のライティングを担当することになったのです。

きっかけは、みの編メンバーでもあり、ダイヤモンド社の編集者・木村さんが、運営のゆかさんに相談したことから。「佐樹が書いてみてはどうか」とお話をいただいたのです。

しかし、私はさすがに経験が浅すぎます。「書籍をつくる」という責任の重さにとても受けられないと考えました。

「私にはさすがにちょっと...」

言いかけたところで、横に座っていたゆかさんから檄が飛んできました。

「やらない、という選択肢なんてあるの!?」

こんなチャンスには「死ぬこと以外かすり傷」の精神をもつべきでしょ、と言うのです。私は強く背中を押されました。


ゆかさんからの強い励ましを受けて、やることを決心。著者・松永さんへの取材を数回重ねて、文字に起こして、仮目次に沿って文章をつくっていく。

しかし、書き始めてみると「書けない...」という壁にぶち当たりました。

まず、記事とはまったく違う文章量の多さ。そして、長いからこそ、読者を惹きつける表現や言葉

それらがまったくうまくいかず、1文字も書けない日もありました。

私には書けない。やっぱり荷が重すぎたんだ。代役を立ててもらった方がいいかもしれない...。

私は、ブックライティングを諦めようとしました。

しかし、ゆかさんに打ち明けると「リライトとか手伝うから、とりあえず最後まで佐樹が書いてみなよ!」と。

ひとつの仕事ですから、代理のライターを立てられてもおかしくはありません。しかし、編集者・木村さんも、著者・松永さんも、何ひとつ言わず私が書き上げるのを待ってくださいました。

そして、抱えていたインタビュー取材や記事の編集・流し込みなど作業のすべてを、サブリーダーのさよさん柳田さん荒木さんにお願いして、私はブックライティングだけに専念させてもらいました。

私ひとりでは絶対にできなかった。最後まで書ききることができなかったと思います。

本に名前が載っている人たちだけでなく、そのほかにも多くの人が協力してくださってみんなで作り上げた本です。

「仕事をつくる」って普通のように聞こえますが、改めて考えると、とてつもないことなんです。

この世にない仕事で生きていこうとするには、誰よりも努力して苦労して、どんな小さなチャンスでも掴み取らなきゃいけない。新しい仕事を、自分だけの生き方をつくった松永さんの言葉はすごく熱いです。

ぜひ一度、読んでみてください。



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テキスト:橘田佐樹

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お問い合わせ:minowa.et@gmail.com

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