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孤高にブランドを図る 田端信太郎著『ブランド人になれ!』#熱狂書評

いよいよ本日より店頭に並び始めた、『ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言』。著者である田端信太郎さんが、宙を舞いながらこちらへ迫ってくるさまに一瞬で目を奪われます。

書店の棚をオレンジに染め上げる本書。文章を読まずとも、他を圧倒する熱量が伝わってきます。

文章も読みやすいようで、手にとった人から、早速「読了」の声が。

箕輪編集室ライターチームのプロジェクト「熱狂書評」からも、一言書評が届いています。

そんな業火のような本書ですが、それ以上に燃え盛っている、箕輪編集室メンバー荒木利彦さんの熱狂書評を紹介します。

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書店を歩くと、一段と目立つ一帯がありました。書籍ではなかなかお目にかかれないオレンジ色を全面に押し出し、見る者を圧倒します。

田端信太郎さん著『ブランド人になれ!』が、本日より書店に並び始めました。

ちなみに、そんな本書のタイトルにもなっている「ブランド」の定義は、以下のとおり。

ブランド(英: brand)とは、ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念。消費者の中で当該財サービスに対して出来上がるイメージ総体。(参照:wikipedia)

つまり、「ブランド人になれ」とは、「他人とは明らかに区別される人物たれ」と言い換えても良いのかもしれません。他者と差別化するために、いかにして行動すべきか。そんな方法論が、田端さん独自の語り口で綴られる本書。ここではその一部を、痛烈な一言とともに紹介します。

ー 大きな波の予兆を察知しろ!
大きな波が来ることがわかれば、近寄って波に乗る。波が終われば、また新しい大きな波を探す。株の銘柄のように波が最大限大きくなると、非常に目立ちやすく羨望の的になります。しかし実際には、そこが売り時、波から降りる時なのです。田端さんは、誰にも気づかれていない大きな波の予兆を、必死に探すべきだと訴えます。

ー 一流からいいねをもらえ!
一流と呼ばれる人やインフルエンサーが一言でも褒めてくれれば、どれだけ無名でもたちまち有名になります。ピンポイントで特別なあの人の目に留まるように努力すると、あらゆるものを一足飛びに越えて、ブランド人に近づけるのです。

ー 勝ち馬に乗るな。勝ち馬になれ。
投資の神様ウォーレン・バフェットが動けば、釣られて業界が動く。彼のように、フォロワーがどうしてもついていきたくなるのが、本物のブランド人です。

ー 理不尽は家庭から学べ!
家族という「究極の他者」とのつきあいに比べれば、ビジネスははるかにシンプル。家族を持つことで、必然的に人生の複雑性や理不尽性を突きつけられることになります。ブランド人たるもの理不尽を飲み込んで突き進むべきであると、強い口調で語ります。

ー SNSのフォロワーは目減りしない資本だ!
1億円の事業で失敗したら一瞬で会社はなくなります。しかしあなたの発信に価値を感じているフォロワーは、どんなに転んでケガをしてもいきなり消えてなくなることはありません。フォロワーを獲得する努力を惜しまないことが重要だと訴えます。

ー ツイッターを名刺がわりにしろ!
万単位のフォロワーは、自分の名を数万倍にする力を持ちます。ネット上ではなく現実のビジネスを進める上でも効果があります。名刺交換をして自己紹介をしなければならない時点で二流なのです。

ー 本書を読み終えたら、さっとゴミ箱に捨てて行動を起こせ!
ブランド人になるためには厳しい大海原で大きな波を捉えなければなりません。ビジネスマン個人がブランド化するには「大きな波の予兆」を敏感に嗅ぎとる嗅覚が必要です。大きな波になってからでは遅すぎる! いますぐ行動を起こせ!

頬に張り手を食らうような、目覚めの一言のオンパレード。ここに載せたのは、本書のほんのごく一部です。田端節により、一つ一つがダイナミックに感じますが、そこに書かれている一例は、僕たちの身近にあるものばかりです。

一流の「ブランド人」になるために、皆さんも実践してみませんか。

荒木 利彦
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「ブランド人」という言葉に、どんな意味があるのか。本書には、「自分をブランド化する」と書かれていますが、それはつまり、荒木さんの書評にもあるとおり、「他者と差別化する」ということなのでしょう。

文中には、「孤独を恐れない」「孤高の存在を目指す」といった言葉が多くでてきますが、それは同時に勇気を要するものです。

だからこそ、「SNSのフォロワーを増やす」「飲み会の誘いを断る」ような小さなことを積み上げていくことが、重要なのではないでしょうか。

そうして気づいた時には、自身の中に眠る「ブランド」が目を覚まし、田端さんのいう「魂の独立」が図られているのかもしれません。

引き続き、このような「熱狂書評」をお待ちしています! 田端さんの名言を引用したものや一言書評でも、構いません。ぜひ、「#熱狂書評」をつけて気軽に呟いてみてください!

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テキスト 清水翔太

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